PS4やSwitchなどでゲームをするよりも高いfpsで遊べるゲーミングPC。
できれば144fpsや240fps出せる安いゲーミングPCがほしいところですが、プレイしたいゲームに合わないスペックを選んでしまうと、思うようにfpsが出せず後悔することが多々あります。
本記事では、安くても高性能なゲーミングPCのおすすめモデルを各BTOメーカーから厳選して紹介。お得にゲーミングPCセットを揃える方法なども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、2022年最新のゲーミングPCおすすめモデルを探している方は、下記記事を参考にしてみてください。

安いゲーミングPCの選び方
ゲーミングPCはどれくらいの値段?価格相場をチェック

ゲーミングPCの値段はピンキリですが、2022年8月時点の各BTOメーカーの最安値を調査したところ、最低12万円以上はかかることが分かりました。もっとも安いのはパソコン工房のゲーミングPCで、98,800円でした。CPUの性能が低いものの、低画質設定で80~100fps程度出せればよいという方ならおすすめです。
144fpsや240fps出せるスペックを把握しよう
- FPSゲームで240fps出せるゲーミングPCがほしい
- 普通に動けばいいから安いゲーミングPCがほしい
人によって希望するスペックはさまざまです。
そこで、安さを重視したスペックと高fpsが出せる性能を重視したスペックの2通りをここでは解説します。
気になるゲームがあれば、下記のリンクから読み飛ばせます。もしここになければ、コメント欄からお気軽に質問してみてください!
Apex Legends

平均144fps狙うなら
CPU | Core i5-12400 |
グラボ(GPU) | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
比較的軽めではあるものの、144fps以上を狙うのであればパワーのあるGPUが必要なApex Legends。
この構成だと、144~200fpsを行ったり来たり、ジブウルトなど処理が重くなるウルトやマップの場所によっては110~130fpsまで下がります。平均144fps付近は出せますが、200fps以上を安定して出すことはまず無理です。
が!!コスパは最強レベルでいい(鉄板構成です)ので、価格を重視するならめちゃくちゃおすすめできます。
平均180~200fps狙うなら
CPU | Core i5-12400 |
グラボ(GPU) | RTX 3060 Ti |
メモリ | 16GB |
一方こちらの構成は、安定して180fps以上を出せるスペック。シーンによって振れ幅が大きく、160fpsに下がることもあれば240fpsに到達することもあります。
平均240fps目指すなら正直RTX 3070とCore i5-12400以上の性能がほしいですが、ここらへんはほぼ25万円を超える価格になってしまうのでRTX 3060 Tiとしました。
ハイスペックモデルと比べたらだいぶ安いですが、表の構成は10万円ギリギリを攻めたい方にとってはちょっと迷うぐらい。まさに、性能を取るか価格を取るかで判断すべきポイントです。
個人的には、後々スペック不足で困らないよう下の構成をおすすめしますが、予算が厳しいなら上の構成でも十分です。

マインクラフト

MODを入れないなら
CPU | Core i5-12400 |
グラボ(GPU) | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
MODを入れるか入れないかで、求められるスペックが変わるマインクラフト。
FPSゲームとは違い高フレームレート(fps)である必要はないので、MODを入れていない状態のバニラであれば「GTX 1660 SUPER」でも快適です。
軽量化MODを入れればさらにヌルヌルの映像を表示できます。
影MODを入れたいなら
CPU | Core i5-12400 |
グラボ(GPU) | RTX 3060 Ti |
メモリ | 16GB |
影MODを導入したい場合やレイトレをONにしたい場合は、「RTX 3060 Ti」以上のグラボがないとfpsがガタ落ちするので注意。
また、PvPを楽しみたい人も予算が許すならこちらの構成を選ぶようにしましょう。
マイクラは低画質であれば安いゲーミングPCでも遊べますが、高画質・映像美を求めるとかなりスペックを必要とするので、どちらを優先させたいかで判断しましょう。
レインボーシックスシージ

低画質・144pfs張り付き
CPU | Core i5-12400 |
グラボ(GPU) | GTX 1650 |
メモリ | 16GB |
Rainbow Six Siegeは比較的フレームレートを稼ぎやすいゲームです。
控えめなスペックの「GTX 1650」でも安定して低画質時144fps張り付きを狙えるので、虹6をメインにプレイするならこの構成で問題ありません。
価格もほぼ10万円と安く、高校生でも手が出しやすい値段。極限まで予算を抑えたいならこの構成で買うことをおすすめします。
BF2042

最低限必要なスペック
CPU | Core i5-12400 |
グラボ(GPU) | RM5C-R36T |
メモリ | 16GB |
数あるFPSゲームのなかでもトップクラスに重たいBF2042。
「Core i5-12400」と「RM5C-R36T」の構成でも低画質設定で120fpsを行ったり来たりするぐらいしか出せないので、144fps張り付きを求めている場合は相当スペックの高いゲーミングPCが必要です。
快適さを選んでよりスペックの高いゲーミングPCを購入するか、割り切って120fps付近で我慢するかの2択。
ぶっちゃけ120fpsと144fpsならそこまで変わらないので、予算に余裕がないのであれば妥協するのも手かなというのが個人的な意見です。

ほかのゲームであれば144fpsや240fpsで遊べるスペックはありますしね~
BTOメーカーのセールの値段を確認しよう
新春や夏休み、オータムセールやクリスマスセールなどのイベントに合わせ、各BTOメーカーはセール・キャンペーンを開催します。
ゲーミングPCが格安で買えたり、サイト内で使えるポイントが抽選でもらえたりと、お得に購入できるチャンス。
ほしいスペックが決まったら、購入ボタンを押す前にまずは安くなっていないかチェックしましょう。
ポイントを活用して格安でゲーミングPCセットを揃えよう


ドスパラやパソコン工房は、サイト内で使えるポイント制度(1ポイント=1円)を設けています。
付与されるタイミングに少々ラグがあるものの、ゲーミングPCを買ったときに付与されたポイントでゲーミングモニターなどのデバイスを安く購入できるため、ゲーミングPCセットを揃えたい方は確認しておくことをおすすめします。
しかも、ドスパラはポイントをSteamウォレットに変えられるので、新作ゲームを買うときの足しにしたりゲーム内で課金したりすることが可能。



これたぶん全然知られてないと思うので、もっとポイント活用しましょう!
コスパ最強|安いゲーミングPCのおすすめ
初心者向け高コスパモデル!安くても高性能なゲーミングPC
4.5
CPU | Core i5-12400 |
---|---|
グラボ | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 500GB |
HDD | – – – |
電源 | 550W |
- 価格が安い
- Apexで100~144fps、軽いゲームで200~240fps狙える
- 高画質設定で遊びたい人
コスパのよいゲーミングPCを求めているなら「RM5C-G60S」がおすすめ。
ゲームにもよりますが、低画質設定であれば144fps張り付きや平均240fpsを狙えるスペックがあります。
高画質設定でもよほど重くないかぎりは60fpsを下回ることはほぼ無く、快適にプレイ可能。
価格を重視するなら本記事で一番おすすめできるゲーミングPCです。
- 500GBのSSDを1TBに変更
- 1TBのHDDを追加
※ゲームや動画をたくさんインストール・保存したい人向け。どちらか片方でOK
200fps超えを狙えるスペック!価格を抑えた万能モデル
5
CPU | Core i5-12400 |
---|---|
グラボ | RTX 3060 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 500GB |
HDD | – – – |
電源 | 650W |
- Apexを平均180~200fpsでプレイできる
- ゲームによっては高画質設定でも快適
- 初心者~ミドルゲーマーに最適
- 10万円で買えるゲーミングPCがほしい人
高フレームレートでのゲームプレイが可能な安いゲーミングPC。
本記事で紹介しているモデルのなかで、もっともおすすめできる製品です。
人気FPSを快適にプレイしたい方、配信中に重くなってしまうのを防ぎたい方にぴったりな性能。
重ためなFF14などのMMORPGも高画質設定で遊べます。性能を重視する場合はチェックしてみてください。
- SSDを500GBから1TBへ変更
- 1TBのHDDを追加
※ゲームを複数インストール、1マッチ分の動画を丸々保存したい人向け。片方でもOK
10万円で買える激安ゲーミングPC
3
CPU | Core i5-12400 |
---|---|
グラボ | GTX 1650 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 500GB |
HDD | – – – |
電源 | 500W |
- 安い
- ストレージ・メモリともに十分な容量がある
- 低画質であればそこそこ遊べる
- 高画質でゲームをプレイしたい人
低画質でもいいから安くてゲームができるPCがほしいという人におすすめな「ILeDEs-M066-A124-RFSXB」
13万円で買える安さながら、マイクラ(バニラ)など重くないゲームであれば240fps普通に出るというコスパの良さ。
高画質設定で高フレームレートを維持したりマイクラのようにMODなどを導入するとなると厳しいですが、そうでなければゲーミングPC入門モデルとして購入するのはアリです。
- SSDを500GBから1TBへ変更
- 1TBのHDDを追加
※ゲームを複数インストール、1マッチ分の動画を丸々保存したい人向け。片方でもOK
ゲームもクリエイティブな作業も快適!マルチな用途に対応した激安ゲーミングノートPC
4
CPU | Core i5-11400H |
---|---|
GPU | GTX 1650 |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
画面サイズと対応Hz | 15.6インチ/120Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約2kg |
- 軽量・コンパクトで持ち運べる
- 平均144fpsを狙える
- 価格が安い
- 家でしかゲームをしない人
「とにかく安いゲーミングノートPCがほしい」という人におすすめなのが「RL5C-G50」
上で紹介した「RM5C-G60S」よりもさらに安いものの、Apexであれば平均100fps~、より軽めのゲームであれば180fps~程度で遊べます。
ただし、搭載されているディスプレイは最大120Hz対応なので、120fps以上の映像で遊びたい場合は希望するfps以上のリフレッシュレートに対応したゲーミングモニターを用意しましょう。
ディスプレイの性能に合わせて画質設定を上げ、中程度のフレームレートと高画質な映像で遊ぶのもおすすめです。
なし
普段使いにぴったりなデザイン!見た目にもこだわりたいならコレ
2.5
CPU | Ryzen 5 5600H |
---|---|
GPU | GTX 1650 |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
画面サイズと対応Hz | 15.6インチ/120Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約2.4kg(バッテリー・パック含む) |
- 非常に安い
- Officeソフト(Word・Excelなど)が付属している
- 低画質であれば快適に遊べる
- 高性能なゲーミングPCがほしい人
とにかく安いゲーミングノートPCがほしい人におすすめな「Legion 560」
スペックは控えめですが、標準で「Microsoft Office Home & Business 2021」が付属しているので、大学生やビジネス用途でも使いたいならお得。
レポートなどが作れてゲームもできるノートPCと考えてOKです。ただし、画質設定は落とす必要があります。
なし
ゲーミングPCの基礎知識
Core i5とCore i7ゲームをするならどっち?
コスパを重視するならCore i5、性能を重視するならCore i7を選びましょう。なかでも、Intel最新世代であるCore i5-12400、もしくはCore i7-12700を搭載したモデルは高性能でゲームを快適にプレイできるためおすすめです。
ゲーミングPCとは
ゲーミングPCとは、ゲームの必要・推奨スペックを満たすべく高性能なPCパーツが搭載されたパソコンのこと。
10万円台で買える安いモデルから、50万円以上するようなモデルまで種類はさまざま。
基本的に、安いモデルが欲しい場合はCore i5-12400×GTX 1660 SUPER or RTX 3060を搭載したゲーミングPCを買っておけばハズレません。
- 高画質なゲーム映像で配信をしたい
- 240fpsを維持できるような性能のゲーミングPCがほしい
- 4K画質でゲームをプレイする
といった場合は、Core i9-12900×RTX 3090などを搭載したモデルがおすすめです。
BTOパソコンとは
BTOパソコンとは、ユーザがネットで注文してから、その要望に沿った構成で受注生産されるパソコンのこと。
予め組み込み済みのパソコンとは異なり、用途に合わせてパソコンパーツを変えられるため、安い構成で注文したりハイスペックな構成で注文したりできるのが魅力です。
ゲームはしないからGPUは低スペックで、動画編集を行うからCPUとメモリは高スペックで。といった注文もできます。
ゲーミングPCの性能を自分で決めたい方にBTOパソコンはおすすめです。
パソコンパーツの基礎知識
安いゲーミングPCにおいて重要なパソコンパーツは、以下5つ
- CPU
- GPU
- メモリ
- SSD
- HDD
CPUは、パソコンの性能を左右するもっとも大事なパソコンパーツ。CPUが低スペックだと、ほかのパーツがどれだけ高スペックでもそのゲーミングPCでは快適にゲームをプレイすることができません。
安いモデルがほしい、しかし性能も気にしたいという方は、Core i5シリーズを搭載したモデルがおすすめ。
一方、性能を重視したモデルがほしい場合はCore i7シリーズやCore i9シリーズを搭載したゲーミングPCが適しています。
GPUは、映像関連の処理を行うパソコンパーツ。GPUがなければ、ゲームを快適にプレイすることはできません。
安いモデルよく搭載されているのはGTX 1660 SUPER。コスパがよく、多くのゲーマーから人気を集めているGPUです。
メモリは、複数の処理を行う際に活躍するパソコンパーツ。容量が小さいとゲームがカクついたり落ちたりします。
16GBあれば問題ないですが、複数のアプリを起動する動画編集・配信などの作業を行う場合は32GBを搭載したモデルも検討しましょう。
SSDとHDDは、別名ストレージとも呼ばれるパソコンパーツです。
安いモデルだと500GBのSSDのみを搭載したゲーミングPCが多いですが、ミドル~ハイスペックになると1TB以上のHDDを搭載したデュアルストレージ構成が採用されることも。
最新のゲームは100GBを超えるタイトルも珍しくないため、可能であれば1TBのSSDにカスタマイズしておきましょう。
安いゲーミングPCのおすすめ総評
安いゲーミングPCで1番おすすめできるのは、ドスパラの「ガレリア RM5C-G60S」です。
最大で平均240fps出せるスペックがありながら、価格は10万円付近と安く購入できます。
レイトレーシングに対応していない、ゲームによっては高画質だとパワー不足といったデメリットがありますが、低画質であればどのゲームもほぼ快適にプレイできるので、予算を抑えたい人向け。
どれぐらいfps出るかの比較表を確認しつつ、自分に合うモデルを選びましょう。
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