コスパよくゲームを高画質で動かしたいという人におすすめなのが、15万円クラスのゲーミングPCです。
どのメーカーも魅力的な価格でゲーミングPCを販売しています。
さまざまなスペック・デザインのモデルがあるため、商品選びに悩んでしまうことも。そこで当記事では、予算15万円以下で買えるゲーミングPCのおすすめモデルを紹介します。
なお、2023年最新のゲーミングPCおすすめモデルを紹介している記事もあるので、あわせてどうぞ。

予算15万円以下のゲーミングPCってどうなの?
10万円~15万円台の価格帯は、ゲーミングPCの予算としては安く、性能に不安を覚える方もいるのではないでしょうか。
本見出しでは、そんな方向けに下記のような点について解説しています。
PS5の代わりに買うか悩んでいる人へ
品薄な状況が続いているため、PS5の代わりにゲーミングPCの購入を検討している人が増えてきました。
結論からいえば、予算に余裕があるのであればPS5ではなくゲーミングPCの購入がおすすめです。
PS5は60fps/120fpsの制限があり、負荷の高い4K画質になるとフレームレートがどうしても落ちてしまいます。
15万円で買えるゲーミングPCは、ゲーム側に制限がなければ200fpsを超えるフレームレートを狙うことも可能です。
ただし、PS5には「価格が安い」、「PS5独占タイトルがある」という最大のメリットがあります。
モンハンを始めとして、最近はSteamでできるゲームが増えてきてはいるものの、ほしいゲームが独占になる可能性は考慮しておきましょう。

FPSゲームをプレイするなら高fpsが狙えるゲーミングPCがおすすめ!
ゲームではどれぐらいのfpsが出せる?
15万円クラスのゲーミングPCで人気ゲームを快適にプレイできるのか、どれくらいのfpsが出るのか。
15万円で購入できるゲーミングPCの平均的なスペックである、Core i5-12400とRTX 3060のスペックで調査しました。
ゲーム名 | フレームレート目安(フルHD/低画質) |
---|---|
Apex Legends | 160~180fps |
フォートナイト | 270~300fps |
VALORANT | 270~300fps |
RUST | 100fps |
モンハンライズ | 140~160fps |
動画編集や配信はできる?


15万円で買えるゲーミングPCになると、ゲームのほか動画編集や配信などの負荷がかなり高い作業も快適にできるようになります。
動画編集は重いエフェクトを何個もかけたり、4Kで非常に長い動画を編集しない限り、最新の15万円クラスのゲーミングPCでも十分作業可能です。基本的な操作であれば快適にできるようになっています。
配信は、重たいゲームをプレイすることがなければ可能です。RUSTやタルコフなどのスペックを必要とするゲームを配信すると少し重たく感じるかもしれません。
そのため、よりスペックを重視するのであれば、予算20万~25万円以下のゲーミングPCがおすすめです。


予算15万円以下で買えるゲーミングPCのおすすめ|デスクトップPC
パソコン工房 レベルインフィニティ ILeDXs-M7P5-AR57X-SASXB
RTX 3060 Tiを搭載!15万円以下で買えるミドルハイモデル
おすすめ度:4.5
タイプ | ミニタワー |
---|---|
CPUメーカー | AMD |
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 3060 Ti |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 500GB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 700W |
OS | Windows |
- フルHDならほとんどのゲームをプレイできる
- 配信も十分出来る性能
- セール中なら14万円以下の時も
- Intel有利のゲームをプレイする人
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AMDのCPU「Ryzen 7 5700X」を搭載したパソコン工房のゲーミングPCです。
Ryzen 7 5700Xは8コア16スレッドと配信も可能なマルチスレッド性能を持つ非常にコスパのよいCPU。
Ryzen 7 5700XのTDPは65Wとコア数に対して低いのもポイント。実際の消費電力も75W程度で収まる省電力なモデルです。
また、グラボにはRTX 3060 Tiを採用しているので、フルHD環境ならほとんどのゲームを快適にプレイすることが出来ます。
セールのタイミングであれば14万円以下で買える可能性もある、非常にコスパのいいゲーミングPCです。
【RTX3060搭載】パソコン工房 レベルインフィニティ ILeDEs-M7P5-AR45-RBSXB
RTX 3060をRyzen 5 4500と組み合わせたコスパのいいゲーミングPC
おすすめ度:3.5
タイプ | ミニタワー |
---|---|
CPUメーカー | AMD |
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 3060 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 500GB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 700W |
OS | Windows |
- 15万円以下で購入可能
- 144fps張り付きも狙える
- シンプルなデザイン
- 240fpsを狙いたい人
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パソコン工房から発売されている、15万円以下で買えるデスクトップゲーミングPCです。
6コア12スレッドと高いマルチスレッド性能を持ちながら安価になっているRyzen 5 4500を搭載。
グラボにはRTX 3060を採用しているので、Apex LegendsのフルHD・低設定なら144fps以上の高いフレームレートでプレイが可能です。
また、Officeなどの有料アプリケーションが標準よりも安く購入できるのがポイント。
仕事や普段使いもする方は後でOfficeを買うよりも、カスタマイズで追加するのがおすすめです。
セールのタイミングであれば13万円以下で買える可能性もある、コスパのいいゲーミングPCになっています。
【コスパ重視】ドスパラ ガレリア RM5C-G60S
格安モデル!15万円以下で買うならコレがベスト
おすすめ度:3.5
タイプ | ミニタワー |
---|---|
CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i5-13400F |
グラフィックチップ | Nvidia GTX 1660 SUPER |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 1TB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 550W |
OS | Windows |
- 15万円以下で買えるゲーミングPC
- 低画質設定であればほとんどのゲームを遊べる
- SSDが1TBに増量された
- 高画質設定でゲームをプレイしたい人
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ドスパラのガレリアブランドから発売されている15万円以下で買えるゲーミングPC「RM5C-G60S」です。
本ゲーミングPCがおすすめな点は手厚いサポートと操作がしやすく冷却性能の高い、LEDライト標準搭載のケースです。
信頼と安心のガレリアブランドで、サポートが充実しています。もし初期不良などの場合も、すぐに対応してもらえて安心感が段違いです。
140mmサイズの大型冷却ファンを搭載しているのもポイント。低速でも風量が大きい大型のファンなので、静音性と冷却性の両立を可能としています。
Core i5-13400F搭載のハイスペックなゲーミングPCながら、利便性と見た目が両立しているのがガレリアRM5C-G60S。多くの人におすすめです。
予算15万円以下で買えるゲーミングPCのおすすめ|ゲーミングノートPC
ASUS Vivobook Pro 15 K6502HC
軽量ながら高性能!Core i9を搭載したコスパ良好のゲーミングノートPC
おすすめ度:4
タイプ | ノート |
---|---|
CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i9-11900H |
GPU | Nvidia RTX 3050 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 512GB |
画面サイズとHz | 15.6インチ/144Hz |
本体サイズ | 幅356.3×奥行き235.3×高さ19.95~20.5mm |
重量 | 約1.82kg |
OS | Windows |
- 約1.82kgと非常に軽量
- 第11世代Core i9搭載
- 144hzの高速ディスプレイ
- 4K解像度でゲームをプレイしたい人
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Vivobook Pro 15は、CPUにCore i9 -11900Hを搭載したASUSのコスパのいいゲーミングノートPCです。
GPUにはエントリークラスの「RTX 3050」を採用。ディスプレイは144Hzに対応しているので、なめらかな映像を楽しめます。
ゲーミングPCと呼んで差し支えない性能を持っていますが、約1.82kgと非常に軽量なのがポイント。デザインはROGシリーズのように派手ではないため、普段使いもしやすいです。
キングソフトのWPS Office 2も付属するので、ゲームをカジュアルに遊べて、仕事にも使えるノートPCが欲しい方におすすめします。
ドスパラ ガレリア RL5C-R35
コスパ良好!144Hzの液晶を採用したゲーミングノートPC
4
タイプ | ノート |
---|---|
CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i5-13500H |
GPU | RTX 3050 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 500GB |
画面サイズとHz | 15.6インチ/144Hz |
本体サイズ | 幅360×奥行き244×高さ22mm |
重量 | 約2.1kg |
OS | Windows |
- 144Hzの高速な液晶を採用
- シンプルなデザインで普段使いもできる
- 価格が非常に安い
- 240fps張り付きを狙いたい人
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RL5C-35Hは、Intelの第13世代CPU「Core i5-13500H」を搭載した15万円以下のゲーミングノートPC。
ディスプレイは144Hzのリフレッシュレートに対応しており、GPUには「RTX 3050」を採用。フルHDの低画質設定であれば100fps以上のフレームレートでゲームを楽しめます。
また、Wi-Fi6Eの高速通信にも対応しているので遅延が少なくなっているのもポイント。デザインもシンプルで普段使いしやすいです。
RL5C-R35はカスタマイズがほぼ出来ない代わりに、価格が非常に安く12万円以下で買える時もあります。
コスパの高いモデルなので、ゲーミングノートPCに触れてみたいという方にもおすすめのモデルです。
ASUS Vivobook 16X K3605VC
軽量ながら120Hzに対応!ASUSの15万円以下で買えるゲーミングノートPC
おすすめ度:4
タイプ | ノート |
---|---|
CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i5-13500H |
GPU | RTX 3050 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 512GB |
画面サイズとHz | 16インチ/120Hz |
本体サイズ | 幅358×奥行き249.1×高さ18.9~20.35mm |
重量 | 約1.92kg |
OS | Windows |
- 約1.92Kgと軽量
- バッテリー駆動時間が約9時間
- 高画質でゲームをプレイしたい人
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PCパーツの老舗でもあるASUSが販売している15万円以下で買えるゲーミングノートPCです。
GPUにはRTX 3050を採用。Apex Legendsなら、設定の調整次第で約120fpsのフレームレートを出せる性能があります。
ディスプレイはフルHDより縦に広いWUXGAに対応しており、リフレッシュレートは120Hzと15万円以下のモデルなら十分なスペックです。
また、約1.92Kgと軽量ながら、米国の軍用規格に準拠したテストをクリアしているので、持ち運びにも適しています。
バッテリー駆動時間も最大で約9時間と長いので、旅行先でもゲームをプレイしたい方におすすめです。
予算15万円以下で買えるゲーミングPCの比較表
モデル | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
メーカー | ドスパラ | パソコン工房 | パソコン工房 | ASUS | ドスパラ | ASUS |
タイプ | デスクトップ | デスクトップ | デスクトップ | ノートパソコン | ノートパソコン | ノートパソコン |
価格 | 139,980円(税込) | 119,700円(税込) | 145,800円(税込) | 149,800円(税込) | 119,980円(税込) | 149,800円(税込) |
CPU | Core i5-13400F | Ryzen 5 4500 | Ryzen 7 5700X | Core i5-13500H | Core i5-13500H | Core i9-11900H |
GPU | GTX 1660 SUPER | RTX 3060 | RTX 3060 Ti | RTX 3050 | RTX 3050 | RTX 3050 |
メモリ容量 | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ容量(SSD / HDD) | 1TB | 500GB | 500GB | 512GB | 500GB | 512GB |
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【2023年9月】自作PCの場合は予算15万円だとどんな構成になる?
ゲーミングPCを自作する場合、予算15万円だと以下のような構成となります。
パーツ | パーツ名 | 価格 |
---|---|---|
CPU | Core i5-13400F | 32,255円 |
CPUクーラー | Deepcool AK400 | 3,177円 |
マザーボード | MSI PRO B760M-G DDR4【Amazon限定】 | 13,980円 |
グラボ | GTX 1660 SUPER | 28,980円 |
メモリ | CORSAIR VENGEANCE CMK16GX4M2E3200C16 | 6,169円 |
SSD | Samsung 980 | 6,747円 |
電源 | Corsair RM650x | 15,980円 |
PCケース | Thermaltake Versa H26 | 6,747円 |
– – – | – – – | 114,035円 |
Core i5-13400FとGTX 1660 SUPERを採用して12万円以下と、コスパの高い構成です。
予算が15万円ならまだ余裕があるので、グラボを上位モデルのRTX 3060に変更すれば、より快適にゲームをプレイできます。
また、動画編集や配信をするならメモリを32GBに増やす、ゲームを多くインストールするならSSDの容量を1TB以上にするなど、用途や好みでパーツを選べるのも自作の魅力です。
特に現在はメモリとSSDの価格が値下がっています。SSDは500GBから1TBに変更しても3,000~3,500円程度の違いしかないので容量を増やしたほうが、コスパがいいです。
予算15万円でゲーミングPCを自作するなら、IntelならCore i5-13400FやCore i5-12400F。AMDならRyzen 7 5700Xを基準にカスマイズしてみてください。
15万円以下で買えるゲーミングPCでよくある質問
15万円以下のゲーミングPCでApexはプレイできる?
Apex LegendsはPCゲームの中では中程度の負荷に分類されるタイトルです。
予算15万円以下のゲーミングPCでもフルHD環境の低画質設定であれば、ほとんどのモデルで問題なくプレイできます。
PCゲームをするにはなにが必要?
ゲーミングPCでゲームをプレイする場合、必須と言えるのは144Hzなどの高いリフレッシュレートに対応したゲーミングモニターです。
一般的な液晶テレビをはじめ、多くのモニターのリフレッシュレートは60Hz。高いフレームレートをゲーミングPCが描画しても、モニターが対応していなければ意味がありません。
原神やドラゴンクエスト10のようにフレームレートが60fpsに制限されているタイトルならともかく、FPSゲームを快適にプレイするにはゲーミングモニターが必要になります。
ほかにもゲーミングマウスなどのゲーミングデバイスはありますが、優先度はゲーミングモニターのほうが高いです。
ゲーミングPCを買ったら、ゲーミングモニターも用意しましょう。視線移動が少なく、扱いやすい24インチのモデルがおすすめです。
10万円以下のゲーミングPCはある?
8月現在、10万円以下で買えるゲーミングPCはドスパラのRM5R-G50があります。グラボを搭載したゲーミングPCのなかでは、非常に安価なモデルです。
ただ、Ryzen 5 4500とGTX 1650を組み合わせたエントリークラスのゲーミングPCなので、ゲームの画質を下げてプレイするのが前提になります。
また、ドスパラにはGTX 1660 SUPERを搭載したLightning AT5もあるので、ガレリアのケースやゲーミングPCの冷却性能にこだわらないのであれば一般向けモデルを選ぶのも手です。
ゲーミングPCは何年で買い替えになる?
ゲーミングPCの買い替え時期は3~5年ていど。15万円以下のミドルレンジであれば長くて3年ほどが目安とされています。
パーツの経年劣化もありますが、CPUやグラボのモデルチェンジが行われる周期が約2年で、新モデルの価格が落ち着くまでにもう少し時間がかかるのも理由の一つです。
また、高性能なゲーミングPCでも5年使えば新モデルとの差が出てくるため、性能的な寿命が見えてきます。
最新タイトルの要求スペックも時代によって上がるので、ストレスを感じるようになったら買い替えを検討しましょう。
ゲーミングPCの寿命やCPUやグラボなど各パーツの買い替え時期について解説した記事もあるので、参考にしてみてください。


予算15万円以下で買えるゲーミングPCまとめ
今回は予算15万円以下で買えるゲーミングPCを紹介しました。
予算15万円以下のゲーミングPCでもスペックは十分で、ある程度重たいゲームでも快適に動作させることが可能です。
デスクトップでおすすめなゲーミングPCはパソコン工房の「ILeDXs-M7P5-AR57X-SASXB」。コスパのいいゲーミングノートPCならドスパラの「RL5C-R35」がおすすめです。
また、自作ゲーミングPCの場合はCore i5-13400FとGTX 1660 SUPERの組み合わせをベースにして構成を考えていきましょう。
予算が15万円あればフルHD・低画質なら、ほとんどのゲームを快適に遊ぶことができます。
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