「フルHDで高フレームレートのゲーミングモニターを使いたい」
このような希望に合うゲーミングPCを探している人には、予算15万~20万円以下のゲーミングPCがおすすめです。
フルHDで100fps以上の高フレームレートを目指すなら、RTX 3060以上のGPUを搭載したモデルを選びましょう。
本記事では、15万~20万円以下で買えるおすすめゲーミングPCを紹介します。
なお、2023年最新のゲーミングPCのおすすめ記事もあるので、気になる方はあわせてどうぞ。

予算15万~20万円以下で買えるゲーミングPCの選び方
この見出しでは、予算15万~20万円以下で買えるゲーミングPCの選び方を解説していきます。
価格が一緒でもスペックが異なることが多々あるので、コスパが高いゲーミングPCを買いたい場合はぜひチェックしてみてください。
CPUは目的と予算にあわせて選択
CPUは、ゲーミングPCの性能を決める最も重要なパーツです。ほかのパーツの性能が良くても、CPUの性能が低ければゲームを快適にプレイすることはできません。
スペックによって価格も変わるため、求める性能と予算でCPUを決めましょう。
予算を抑えたい場合は、「Core i5-13400(F)」を搭載したモデルがおすすめ。安い価格帯のゲーミングPCですが、画質設定を落とせば重たいゲームも滑らかな映像で遊べます。
性能を重視したい場合は、「Core i7-13700」を搭載したゲーミングPCを選びましょう。グラボの組み合わせにもよりますが、180~240fpsを超えるフレームレートで人気ゲームを遊べます。
グラフィックボードを重視して選ぶ
ゲーミングPCにとって欠かせないパーツであるグラフィックボード。主に映像関連の処理を行っている、CPUに次いで重要なPCパーツです。
ゲーミングPCが搭載しているパーツのなかでもっとも高価で、グラボの性能によってゲーミングPC本体の価格が決まるといっても過言ではありません。
予算を15万円程度に抑えたい場合は、「GTX 1660 SUPER」や「RTX 3060」を搭載したモデルがおすすめ。この2つのグラボは、低価格ながらゲームをプレイするには十分な性能を備えています。
予算20万円までなら出せるという場合は、ワンランク上のグラボである「RTX 3060 Ti」や「RTX 4060 Ti」を搭載したゲーミングPCを選びましょう。
ゲームにもよりますが、フルHDなら高画質設定でもカクつきがない状態で遊べます。
セールなどのタイミングを狙えば最新のRTX 4070搭載モデルを20万円以下で入手することも可能です。
メモリは16GB以上がおすすめ
メモリはCPUが処理するデータを一時的に保存するためのパーツ。メモリ容量が小さいと、ゲームがカクついたり、重くなったりします。
一方で、メモリ容量が大きくても動作が早くなるということはありません。映像の滑らかさなどについては、CPU・GPUの性能に左右されます。
あくまでメモリ容量に余裕があれば重くならないだけと認識していれば問題ありません。
基本的に、ゲームをするなら16GBあれば十分です。配信や本格的に動画編集などのクリエイティブな作業をしたい場合は、32GBあると安心。

32GBほしい場合はカスタマイズ画面でメモリ容量を増やしましょう!
ストレージはデュアルストレージがおすすめ
ストレージは、大きく分けてSSDとHDDの2種類があります。
15万~20万円で販売されているゲーミングPCは、500GBのSSDのみ搭載しているのが一般的。ゲームを3~5個程度インストールする分には問題ありませんが、それ以上となると容量不足になりがちです。
また、画像や動画ファイルなど、ストレージに保存するデータがゲームだけではないことを考えると、より大きい容量にカスタマイズすることをおすすめします。
標準搭載されている500GBのSSDに、カスタマイズ画面で1TBのHDDを追加する「デュアルストレージ構成」がおすすめ。予算に余裕があれば、SSDも1TBに増やしておきましょう。
予算15万~20万円以下で買えるゲーミングPCのおすすめ|デスクトップPC
パソコン工房 レベルインフィニティ ILeDXs-M77M-A134F-SASXB
予算20万円の最適解!ゲームを快適にプレイしたいならコレ
おすすめ度:5
タイプ | ミニタワー |
---|---|
CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i5-13400F |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 3060 Ti |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 500GB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 700W |
OS | Windows |
- RTX 3060 Tiを搭載したコスパモデル
- コンパクトなミニタワー
- 200fps以上も狙える性能
- 特になし
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ILeDXs-M77M-A134F-SASXBは、Intelの第13世代CPU「Core i5-13400F」を搭載したゲーミングPC。
GPUにミドルハイクラスの「RTX 3060 Ti」を搭載しているのでほとんどのゲームを快適にプレイできます。
Apex Legendsではシーンにもよりますが、フルHDの低画質設定なら200fps以上の高いフレームレートを出すことも可能です。
コンパクトなミニタワーモデルながら、最長で300mmのGPUを搭載可能など拡張性が高いのもポイント。
SSDは500GBとやや少ないので、予算に余裕があればストレージを増設するのがおすすめです。
ドスパラ ガレリア RM5C-R46
コスパ重視モデル!気持ち性能寄りならコレ
おすすめ度:4.5
タイプ | ミニタワー |
---|---|
CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i5-13400F |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 4060 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 1TB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
- ゲームによっては200fps以上を狙える性能
- 使いやすさを重視したPCケース
- SSDが標準で1TB
- 4K画質を楽しみたい人
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RM5C-R46はIntelの第13世代CPU「Core i5-13400F」を搭載したドスパラのゲーミングPCです。
GPUにはミドルクラスの「RTX 4060」を採用しており、VALORANTなら最高設定でも300fps以上の高いフレームレートを出せる性能があります。
また、最新タイトルのアーマードコア6でも、フルHDなら100fps以上でプレイ可能です。
USB端子などのコンソ―ルパネルがアクセスしやすいようにななめ45度になっているのもポイント。
SSDも1TBを標準搭載しているので、フルHDでゲームを遊ぶ方におすすめのコスパのいいモデルになっています。
ドスパラ ガレリア RM5C-R46T
20万円以内で買えるRTX 4060 Tiを搭載したフルHD向けコスパモデル
おすすめ度:4.5
タイプ | ミニタワー |
---|---|
CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i5-13400F |
グラフィックチップ | RTX 4060 Ti |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 1TB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
- 最新のRTX 4060 Ti搭載
- フルHDならゲームを高画質でプレイできる
- DLSS3が使用可能
- VRAMを多く使う作業をする人
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RM5C-R46TはIntelの第13世代CPU「Core i7-13400F」を搭載したドスパラのゲーミングPC。
GPUにはフルHD向けの「RTX 4060 Ti」を採用しており、重いFF15ベンチマークの最高品質で11000以上のスコアを出せる性能があります。
また、DLSS3が使用できるタイトルではRTX 3000シリーズよりも大きくフレームレートが伸びるのもポイント。
フルHD環境でゲームをプレイするなら高いパフォーマンスを発揮するゲーミングPCなので、144Hz以上のゲーミングモニターと組み合わせるのがおすすめです。
予算15万~20万円以下で買えるゲーミングPCのおすすめ|ゲーミングノートPC
ドスパラ ガレリア RM7C-R35T
カジュアルにゲームをプレイするのに最適な軽量モデル
おすすめ度:3.5
タイプ | ノート |
---|---|
CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i7-12700H |
GPU | Nvidia RTX 3050 Ti |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 512GB |
画面サイズとHz | 14インチ/60Hz |
本体サイズ | 幅313.8×奥行き219.7×高さ19.9mm |
重量 | 約1.43kg |
OS | Windows |
- 約1.43Kgと超軽量
- スタイリッシュなデザインで外でも使える
- ゲーミングモニターを持っていない人
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ガレリアのRM7C-R35Tは第12世代CPU「Core i7-12700H」を搭載したエントリークラスのゲーミングノートPC。
GPUには「RTX 3050 Ti」を採用しており、フォートナイトの競技設定ならシーンにもよりますが約120fpsのフレームレートでプレイが可能です。
ただ、ディスプレイは60Hzなので本格的にFPSゲームを遊ぶ場合は、別途ゲーミングモニターに繋げるのがおすすめ。
約1.43kgと非常に軽く、普段使いもできるデザインなのもポイント。原神のように60fps制限のあるゲームを外出先でも楽しみたい方にもおすすめのモデルです。
ASUS TUF Gaming A16 FA617XS Advantage Edition
AMDのCPUとGPUを採用したASUSの耐久性の高いゲーミングノートPC
おすすめ度:4.5
タイプ | ノート |
---|---|
CPUメーカー | AMD |
CPU | Ryzen 9 7940HS |
GPU | AMD Radeon RX 7600S |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 512GB |
画面サイズとHz | 16インチ/165Hz |
本体サイズ | 幅355×奥行き252×高さ22.1~26.8mm |
重量 | 約2.2kg |
OS | Windows |
- 165Hzに対応したディスプレイ
- AMDのCPUとGPUが組み込まれている
- 十分なゲーム性能
- IntelのCPUやGeForce搭載モデルが欲しい人
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AMDの高性能CPU「Ryzen 9 7940HS」を搭載したASUSのゲーミングノートPC。
GPUにもAMD製の「Radeon RX 7600S」を採用しており、Apex Legendsの最低画質設定では平均200fps、最高299fpsと高いフレームレートを出せる性能があります。
ディスプレイは165Hzのリフレッシュレートまでなので、FPSゲームを200fps以上でプレイしたい場合はゲーミングモニターと組み合わせましょう。
また、米軍軍用規格のMIL規格に準拠したテストに適合しているのもポイント。
旅行先などにも持っていける頑丈なゲーミングノートPCが欲しい方におすすめのモデルです。


MSI Thin GF63 12V
200fpsも狙える軽量ながら高性能な最新のゲーミングノートPC
おすすめ度:4
タイプ | ノート |
---|---|
CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i7-12650H |
GPU | Nvidia RTX 4050 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 512GB |
画面サイズとHz | 15.6インチ/144Hz |
本体サイズ | 幅359.36×奥行き254×高さ21.7mm |
重量 | 約1.86kg |
OS | Windows |
- 低設定な144fps以上も狙える性能
- 無線・Bluetoothに対応
- 最新のRTX 4050を搭載
- 静音性の高いモデルが欲しい人
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MSI Thin GF63 12Vは、CPUに「Core i7-12650H」を搭載したMSIのライトゲーマー向けゲーミングノートPC。
GPUには最新の「RTX 4050」を採用。Apex Legendsでは、フルHD・低設定なら144fps以上の高いフレームレートを狙えます。
また、消費電力は前世代のRTX 3050とほとんど変わらないのもポイント。ワットパフォーマンスがより向上しています。
MSIのゲーミングノートPCはarkならカスタマイズできるのでSSDの容量を増やすか、サブストレージを追加するのもおすすめです。
予算15万~20万円以下で買えるゲーミングPCの比較表
モデル | ![]() ![]() RM5C-R46T | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
メーカー | ドスパラ | ドスパラ | パソコン工房 | ドスパラ | ASUS | MSI |
タイプ | デスクトップ | デスクトップ | デスクトップ | ノートパソコン | ノートパソコン | ノートパソコン |
価格 | 169,980円(税込) | 159,980円(税込) | 152,700円(税込) | 174,980円(税込) | 161,820円(税込) | 152,800円(税込) |
CPU | Core i5-13400F | Core i5-13400F | Core i5-13400F | Core i7-12700H | Ryzen 9 7940HS | Core i7 12650H |
GPU | RTX 4060 Ti | RTX 4060 | RTX 3060 Ti | RTX 3050 Ti | RX 7600S | RTX 4050 |
メモリ容量 | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ容量(SSD / HDD) | 1TB | 1TB | 500GB | 512GB | 512GB | 512GB |
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予算15万~20万円以下のゲーミングPCはどんな人に向いている?
予算15万~20万円以下といえば、そこそこ高い価格なので失敗したくないと考えている人もいるのではないでしょうか。
実際にどれぐらいの性能があるのか、どんな人に向いているのかを本見出しで解説していきます。
なお、より安いモデルに限定した15万円以下で買えるゲーミングPCのおすすめも紹介しているので、予算を抑えたい場合は参考にしてみてください。


フルHDで144fps張り付きを狙いたい人
15万円以上20万円以下のゲーミングPCは、フルHDで144fps張り付きを狙いたい人におすすめ。
RTX 3060 Tiを搭載したモデルを選べば、高フレームレート・高画質な映像でゲームをプレイすることが可能です。
下記の表の通り、人気のFPSゲームで144fpsを超える結果となっています。
ゲームタイトル | フルHD/低画質/fps目安 |
---|---|
Apex Legends | 160~180fps |
フォートナイト | 240~250fps |
VALORANT | 280~300fps |
フレームレートがやや出しにくいApex Legendsでは、高いときで200fpsを超えるシーンも。
ほぼ144fpsに張り付くので、予算15万円以上20万円以下のゲーミングPCはコスパを重視する人におすすめできます。
また、予算ギリギリにはなりますが、Core i7-13700(F)とRTX 3060 Tiを組み合わせたモデルでも20万円以下で購入可能です。
カクつかずにゲーム配信をしたい人
カクつかずにゲーム配信をしたい人にも、予算15万円以上20万円以下のゲーミングPCをおすすめします。
ゲームをしながら、配信をするには非常にハイスペックなゲーミングPCが必要です。ゲーミングPCの動作が不安定な状態で、ゲーム配信をするとカクつきの原因になります。
ゲームの配信に最低限必要なゲーミングPCのスペックは以下の通りです。
- CPU:Core i5以上
- GPU:GTX 1650以上
- メモリ:16GB以上
予算15万円以上20万円以下のゲーミングPCは、上記の条件を満たすモデルが選べるのでおすすめです。
【2023年9月】自作PCの場合は予算20万円だとどんな構成になる?
自作PCで予算を20万円の価格帯に設定した場合、下記のような構成になります。
パーツ | パーツ名 | 価格 |
---|---|---|
CPU | Core i7-12700F | 45,780円 |
CPUクーラー | Deepcool AK400 | 3,177円 |
マザーボード | ASUS TUF GAMING B660M-PLUS D4 | 15,127円 |
グラボ | RTX 3060 Ti | 56,061円 |
メモリ | CORSAIR VENGEANCE CMK16GX4M2E3200C16 | 6,169円 |
SSD | WD Black SN770 | 10,010円 |
電源 | ANTEC NeoECO Gold NE750G | 14,122円 |
PCケース | CORSAIR 4000D | 10,464円 |
– – – | – – – | 160,910円 |
Core i7-12700Fは、Core i7-12700の内蔵グラフィック機能を省いたモデルです。
グラボが必須となりますが、その分価格が安く抑えられ、グラフィック性能に優れた「RTX 3060 Ti」を選択できます。
予算に余裕があるなら、グラボをRTX 4060 Ti以上にするのもおすすめです。CPUをCore i7-13700にする場合は、合わせてCPUクーラーをより冷却性能の高いモデルに変更しましょう。
また、最新のゲームは容量が大きくなる傾向にあるため、SSDは1TB搭載すると安心です。電源ユニットやケースなどの価格を抑えて、2TB程度のSSDやHDDを追加するのもおすすめ。
予算15万~20万円以下で買えるゲーミングPCまとめ
ゲームを快適にプレイするためのゲーミングPC選択は、CPUとGPUの選択にかかっています。
予算20万円で快適なゲーミングPCを選択する基準は以下の通りです。
- CPU:Core i5-12400以上
- GPU:RTX 3060以上
上記を参考にして、ゲーミングPCを選んで快適なゲームライフを送ってください。
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