デスクの上や一人暮らしの部屋に置きやすい小型ゲーミングPC。
最近ではコンパクトでおしゃれなモデルが自作erの間で流行っているため、気になっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、小型ゲーミングPCならではのデメリットを知らないまま買うと失敗してしまうことも。
本記事では、小型ゲーミングPCのおすすめモデルをメリット・デメリットとともに解説。安いモデルも揃えたので、ぜひチェックしてみてください。
なお、2023年最新のコスパ最強ゲーミングPCおすすめモデルを紹介した記事もあるので、あわせてどうぞ。

小型ゲーミングPCのメリット
持ち運びやすい
小型ゲーミングPCの大きなメリットとして、重量が軽く持ち運びしやすいという点が挙げられます。パソコン本体は意外と重く、大型のフルタワーPCでは15kgを越えるものも珍しくありません。
その点、小型のミニタワーは10kgを切るものが大半なので、あまり力に自信がない方でも移動させやすいのがポイントです。
ノートパソコンはよりコンパクトなので、バッグに入れてそのまま大会や練習に持っていけるという手軽さがあります。
場所を取らないため机の上や狭い部屋に置ける
パソコン購入の際に気になるのが、スペースの問題です。デスクトップPCは幅を取るので、デスクに置きづらいモデルも少なくありません。
それに対し小型ゲーミングPCは狭いデスクに置いても邪魔にならないキューブ型や、コンシューマー機と変わらないサイズ感のものがたくさんあります。
ノートタイプであれば必要な時だけデスクに出して、普段は引き出しにしまっておくという選択肢も。
パソコンを置くスペースが十分に取れない方や、デスクの作業スペースを確保したい方におすすめです。
小型ゲーミングPCのデメリット
熱がこもりやすく動作の安定性に懸念がある
PCと排熱は、切っても切り離せない関係にあります。
熱がこもりすぎると熱暴走を起こしてフリーズしてしまうだけでなく、パーツの寿命や性能に悪影響を及ぼす可能性も。
一般的なタワータイプのPCに比べて、小型ゲーミングPCは排熱性能が若干落ちる傾向にあります。
小型ゲーミングPCを選ぶときは水冷式やメッシュトップなど、排熱性能もしっかりチェックしておきましょう。万が一に備えて、保証期間や内容の確認も必要です。
拡張・カスタマイズできない製品が多い
小型ゲーミングPCは、コンパクトケースに対応したMini-ITXと呼ばれるマザーボードを搭載しているモデルが多くみられます。
Mini-ITXのような小さいマザーボードは、小型化している代わりに拡張性が低くなっているものが大半です。
BTOパソコンを選んだとしても、メモリやPCIスロットの拡張は行えないと考えましょう。
また、高性能なグラボは大型化しているため、小型のケースだとスペースが足りなくて取り付けられないこともあります。
小型ゲーミングPCは後から自分でパーツを足しての拡張・カスタマイズが難しくなるので、購入時に必要なスペックをよく検討しておくなどの対処が必要です。
コスパが悪い場合がある
小型ゲーミングPCは同スペックのタワータイプパソコンと比較すると、コスパが低くなる傾向があります。
小型ケースに性能の高いパーツを格納するには、さまざまな設計上の工夫や排熱対策が必要になるため、同じ構成のゲーミングPCでも、フルタワーに比べて割高になってしまうのです。
小型ゲーミングPCをできるだけ安い価格で手に入れるなら、セール時やポイント還元を狙うなど、タイミングをよく見計らって購入しましょう。
ラインナップは少なめ
ゲーミングPCは他のパソコンに比べてグラフィックの描画など、ゲームに関する性能が重視されます。
さらに小型化すると搭載できるパーツも限られるため、値段が高くなりやすいです。
値段やスペックのことを考えると、ゲーミングPC市場において小型ゲーミングPCは需要があまり高くありません。
最近だとフロンティアがASUSとコラボした小型ゲーミングPCの販売を開始し、サイコムも新しい小型モデルを発売するなど、以前よりは選択肢が増えてきています。
ただ、標準的なミドルタワーやフルタワーと比べると、小型ゲーミングPCのラインナップは少なめです。
小型ゲーミングPCはどれぐらいのサイズ?
一般的に小型ゲーミングPCと呼ばれるパソコンは「スリムタワー型」「キューブ型」「ミニタワー型」、ノートPCであれば14インチ以下のものが該当します。
タイプ | ミニタワー | スリムタワー | キューブ | 超小型 |
---|---|---|---|---|
サイズ(目安) | 幅:約180×奥行き:約350×高さ:約350mm | 幅:約80×奥行き:約250×高さ:約230mm | 幅:約280×奥行き:約300×高さ:約280mm | 幅:約150×奥行き:約150×高さ:50~60mm |
メリット |
| 机の上に置けるサイズ |
|
|
デメリット | 机の上に置くにはやや大きい | 性能が低いためゲームには向かない | 排熱性に劣る | タワータイプと比べて性能は低め |
置き場所 | 机の下・ラック・CPUスタンド | 机の上・ラック | 机の上・ラック | 机の上 |
幅15cm×奥行30cm程度の超小型PCもありますが、グラフィック性能等を重視するゲーミングPCにおいては、あまり現実的とはいえません。
小型PCの目安として挙げられるのは、Mini-ITXと呼ばれる小型パソコン向けマザーボードの規格です。
17cm×17cmとこれまでのマザーボードよりもかなり小型化しているため、ミニタワーでも幅18cm~20cm×奥行37cm~45cm程度の大きさになります。
【ミニタワー】小型ゲーミングPCのおすすめ
ツクモ G-GEAR Aim GB5J-J231/BRGB


光る小型ゲーミングPC!コスパの良い人気構成を採用したモデル
おすすめ度:4.5
タイプ | ミニタワー |
---|---|
CPU | Core i5-13400F |
グラボ | RTX 3060 Ti |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
サイズ | 幅210×奥行き415×高さ400mm |
電源 | 750W |
- おしゃれなデザイン
- Apexなどで200fps以上を狙える性能
- 小さいモデルがほしい人
各ゲームのフレームレート(fps目安)を見る
タイトル | 画質(フルHD)/fps |
---|---|
Apex Legends | 低画質:144~220fps |
フォートナイト | 低画質:200~260fps |
VALORANT | 低画質:300fps以上 |
TSUKUMOから発売されているGB5J-C231/BRGBは、Core i5-13400Fを搭載したミドルクラスの小型ゲーミングPCです。
グラボには「RTX 3060 Ti」を採用。ほとんどのゲームを快適にプレイできる性能を持っています。
SSDは1TBと十分な容量を標準搭載しているのもポイント。SSDはHDDに比べて読み込みが圧倒的に速いため、ゲームクライアントを格納しておけば、より素早い起動が期待できます。
左のサイドパネルがダーククリアガラスになっているので、LEDライティングも楽しめるので、見た目も映えるゲーミングPCが欲しい方におすすめのモデルです。
マウスコンピューター G-Tune PG-I5G1B



信頼のゲーミングPCメーカー!低価格モデルがほしいならコレ
おすすめ度:3
タイプ | ミニタワー |
---|---|
CPU | Core i5-13400F |
グラボ | GTX 1650 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
サイズ | 幅178×奥行き395×高さ285mm |
電源 | 500W |
- 安いミニタワータイプ
- 取っ手付きで移動させやすい
- 高fpsでゲームをしたい人
各ゲームのフレームレート(fps目安)を見る
タイトル | 画質(フルHD)/fps |
---|---|
Apex Legends | 低画質:80~120fps |
フォートナイト | 低画質:150~170fps |
VALORANT | 低画質:150~170fps |
初めてゲーミングPCに触れる方にも手が届きやすい価格の小型ゲーミングPCです。
構成はIntel最新のCPU「Core i5-13400F」、GPUにはエントリークラスの「GeForce GTX 1650」を搭載。
VARORANTやフォートナイトのような軽めのゲームなら、低画質設定で180fps前後を安定して維持できる性能を持っています。
ミニタワーケースを採用しており、重量は7.3kgとかなり軽量なのもポイント。ハンドルがついているので、設置しやすくなっています。
予算を抑えてゲーミングPCを手に入れたい方や、場所を取らない軽量のPCをお探しの方におすすめのモデルです。
【スリムタワー】小型ゲーミングPCのおすすめ
ドスパラ Slim Magnate MH (CK)
薄すぎる!第13世代CPU搭載の小型ゲーミングPC
おすすめ度:3.5
タイプ | スリムタワー |
---|---|
CPU | Core i5-13400F |
グラボ | GTX 1650 |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB |
HDD | – – – |
サイズ | 幅95×奥行き283×高さ327mm |
電源 | 300W |
- 超スリムなのにそこそこスペックがある
- インテルの第13世代CPU搭載
- 横置きも可能
- 性能を重視する人
各ゲームのフレームレート(fps目安)を見る
タイトル | 画質(フルHD)/fps |
---|---|
Apex Legends | 低画質:80~120fps |
フォートナイト | 低画質:150~170fps |
VALORANT | 低画質:150~170fps |
幅が100mm未満のスリムにも関わらず、エントリークラスのGPU「GTX 1650」が搭載されている小型ゲーミングPC。
小型のケースはパーツが密集してしまうため熱を持ちやすいですが、Slim Magnate MH (CK) はエアフロー設計がしっかりしているので、静音性も保てています。
メモリ・ストレージも一般的なゲーミングPCの容量を備えており、必要十分なスペックなのもポイント。
デスクの上に置ける小型ゲーミングPCを探している人におすすめです。
【キューブ】小型ゲーミングPCのおすすめ
サイコム Premium-Line B660FD-Mini/T
高さ218mmのコンパクトモデル!RTX 4070 Tiも搭載可能な超小型ゲーミングPC
おすすめ度:3.5
タイプ | キューブ |
---|---|
CPU | Core i7-13700 |
グラボ | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
サイズ | 幅153×奥行き343×高さ218mm |
電源 | 650W |
- 高さが僅か218mmとコンパクト
- インテリアに馴染みやすいデザイン
- RTX 4070 Tiまでカスタマイズ可能
- 特になし
各ゲームのフレームレート(fps目安)を見る
タイトル | 画質(フルHD)/fps |
---|---|
Apex Legends | 低画質:200~230fps 高画質:144fps |
フォートナイト | 低画質:300fps |
VALORANT | 低画質:280~320fps |
B660FD-Mini/Tは、Intelの第13世代CPU「Core i7-13700」を搭載したサイコムの小型ゲーミングPCです。
高さが218mmと超小型なケースを採用しているのが特徴。ウォルナット無垢材とアルミニウムで作られたFractal Design製のケースはインテリアにも馴染みやすく、おしゃれなデザインです。
見た目だけではなく、グラボには「RTX 4060」を標準搭載し、フルHDなら画質を調整すればほとんどのゲームをプレイ可能な性能があります。
また、電源をカスタマイズすればRTX 4070 Tiを選択できるのもポイント。グラボをアップグレードすればWQHD以上の高解像度でゲームをプレイすることもできます。
SSDも1TBを標準搭載しているので、小型でもハイスペックなゲーミングPCが欲しい方におすすめのモデルです。
ストーム PG-i46Ti
RTX 4060 Ti搭載!小型ながら高性能なゲーミングPC
おすすめ度:4
1TBタイプ | キューブ |
---|---|
CPU | Core i5-13400 |
グラボ | RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
サイズ | 約幅194×奥行き435×高さ307mm |
電源 | 650W |
- RTX 4060 Tiを採用
- フルHD環境ならほとんどのゲームが快適
- 240mmの簡易水冷にカスタマイズできる
- 4K画質でゲームをプレイしたい人
各ゲームのフレームレート(fps目安)を見る
タイトル | 画質(フルHD)/fps |
---|---|
Apex Legends | 低画質:144~240fps |
フォートナイト | 低画質:260~340fps |
VALORANT | 低画質:240~320fps |
Intelの第13世代CPU「Core i5-13400」を搭載したストームの最新ミニPC。
キューブ型のケースを採用していながら、GPUには「RTX 4060 Ti」を搭載しているのがポイント。
RTX 4060 Tiは前世代のRTX 3070に近いゲーム性能を持ちながら、消費電力は160Wと非常に低く、発熱も抑えられているので小型のケースでも扱いやすいです。
また、SSDは1TBを標準搭載。カスタマイズで2TBのHDDを追加するとより快適になります。
フルHD環境ならほとんどのゲームを快適にプレイできるので、デスク周りのスペースが少ない方におすすめな、コンパクトでコスパのいいゲーミングPCです。
サイコム Premium-Line B660FD-Mini
美しいデザイン!デスク周りをおしゃれにしたいならコレ
おすすめ度:4.5
タイプ | キューブ |
---|---|
CPU | Core i7-13700 |
グラボ | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
サイズ | 幅166×奥行き325×高さ310mm |
電源 | 650W |
- 部屋の雰囲気を崩さないデザイン
- 高性能な最新CPUを搭載
- 安心の長期保証
- 予算が20万円以下の人
各ゲームのフレームレート(fps目安)を見る
タイトル | 画質(フルHD)/fps |
---|---|
Apex Legends | 低画質:200~230fps 高画質:144fps |
フォートナイト | 低画質:300fps |
VALORANT | 低画質:280~320fps |
Rust | 低画質:70fps |
サイコムから発売されているPremium-Line B660FD-Miniは、Intelの第13世代CPU「Core i7-13700」を搭載した小型ゲーミングPCです。
GPUには消費電力(TGP)が115Wと非常に低い「RTX 4060」を採用しているので、温度も控えめで扱いやすくなっています。
上品で落ち着いた印象のあるカーボンブラックのケースもポイント。設置環境に合わせて、排熱性の高いメッシュパネルに変更もできます。
インテリアに馴染むデザインのケースをお探しの方や、フルHD環境でゲームをプレイする方におすすめのモデルです。
【超小型】小型ゲーミングPCのおすすめ
アーク arkhive Gaming Custom GC-A7R64S
わずか8リットル!静音ファン搭載の小型ゲーミングPC
おすすめ度:3
タイプ | 超小型 |
---|---|
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラボ | Radeon RX 6400 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
サイズ | 幅168×奥行き236.1×高さ221.6mm |
電源 | 500W |
- 大容量のストレージ
- 高コスパなRyzen CPUを搭載
- 静音性に優れている
- 4Kなどの高画質モニターでゲームをしたい人
各ゲームのフレームレート(fps目安)を見る
タイトル | 画質(フルHD)/fps |
---|---|
Apex Legends | 低画質:100~144fps |
フォートナイト | 低画質:150~190fps |
VALORANT | 低画質:180~200fps |
省電力ながらマルチスレッド性能の高い「Ryzen 7 5700X」を採用した、超小型のゲーミングPC。
CPUクーラーは、静音と冷却性能の高いNoctuaのファンが搭載されています。通常時はもちろん、ゲーム時も比較的動作音が静か。
標準構成で採用されているのはロークラスのグラボである「Radeon RX 6400」ですが、より快適にゲームをプレイしたい場合は「RTX 3060」にカスマイズするのがおすすめです。
SSDは1TB搭載されているのでストレージの容量も十分。フルHDでカジュアルにゲームを楽しみたい方に適したモデルとなっています。
サイコム Radiant SDM3200B660
ペットボトルと同じ高さ!コンパクトなサイコムの超小型ゲーミングPC
おすすめ度:5
タイプ | 超小型 |
---|---|
CPU | Core i5-13400 |
グラボ | GTX 1650(要カスタマイズ) |
メモリ | 16GB(要カスタマイズ) |
SSD | 500GB |
HDD | – – – |
サイズ | 幅168×奥行き219.3×高さ218.3mm |
電源 | 500W |
- 家庭用ゲーム機感覚で置ける
- シンプルなデザイン
- ハイエンドモデルがほしい人
各ゲームのフレームレート(fps目安)を見る
タイトル | 画質(フルHD)/fps |
---|---|
Apex Legends | 低画質:80~120fps |
フォートナイト | 低画質:150~170fps |
VALORANT | 低画質:150~170fps |
500mlペットボトルと同じぐらいの高さしかない超小型ゲーミングPCです。
オプションから無線LAN Wi-Fiキットも選べるので、無線でゲームをプレイしたい人におすすめ。
ただし、標準ではGPUがオンボードグラフィックスとなっているため、GTX 1650にカスタマイズしましょう。
マルチモニターにも対応しているので、デュアルモニターを構築したい人にも向いています。
【ノート】小型ゲーミングPCのおすすめ
ドスパラ ガレリア RM7C-R35T
約1.43kgの軽量モデル!持ち運びやすさ抜群のゲーミングノートPC
おすすめ度:5
タイプ | ノート |
---|---|
CPU | Core i7-12700H |
GPU | RTX 3050 Ti |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
画面サイズと対応Hz | 14インチ/60Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約1.43kg |
- RTX 3050 Ti搭載
- 約1.43kgと軽量なボディ
- 普段使いも出来るデザイン
- ゲーミングモニターを持っていない人
ガレリアのRM7C-R35Tは「Core i7-12700H」を搭載した、エントリークラスの小型ゲーミングノートPCです。
GPUには「RTX 3050 Ti」を採用しており、FF14のベンチマークなら最高品質でも1万以上のスコアを出せます。
Apex Legendsはシーンによって違いはありますが、画質を低設定にすれば100fps以上のフレームレートでプレイも可能。
ただ、ディスプレイのリフレッシュレートは60Hzとなっているので、FPSゲームをプレイする時はゲーミングモニターに接続するのがおすすめです。
最薄部が19.9mm、重さは約1.43kgと軽量かつコンパクト。デザインもシンプルなので、普段使いしやすいノートPCが欲しい方に適したモデルになっています。
ASUS ROG Flow X13 GV302XV
13.4インチのミニサイズ!外付けGPUでフルパワーモードにできる
おすすめ度:3.5
CPU | Ryzen 9 7940HS |
---|---|
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 13.4インチ/165Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約1.35kg(本体のみ) |
- かばんに入れやすく便利
- タブレットモードにもできる
- 専用の外付けGPUに対応
- 単体で高性能なゲーミングノートPCが良い人
ASUS ROG Flow X13 GV302XVは、AMDの最新世代CPU「Ryzen 9 7940HS」を搭載した小型ゲーミングノートPCです。
このモデルの大きな特徴は、13.4インチという非常にコンパクトなボディ。小型のゲーミングノートPCは14インチがスタンダードですが、更に一回り小さくなっています。
GPUには「RTX 4060」を搭載しており、モンスターハンターライズ:サンブレイクでは平均で約80fpsのフレームレートを出せる性能があります。
タブレットとしても活用できる2in1タイプなのもポイント。コンパクトサイズでもパワーのあるマシンが欲しい方におすすめのモデルです。
ASUS ROG Flow X13 GV302XVは実機レビュー記事もありますので、より詳細な情報を知りたい方はチェックしてみてください。

Razer Blade 14
超スリム!!!本記事最薄の小型ゲーミングノートPC
おすすめ度:4.5
CPU | Ryzen9 6900HX |
---|---|
GPU | RTX3070 Ti |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 14インチ/144Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約1.78kg |
- 非常に薄く軽量で持ち運びやすい
- ゲーム性能はしっかりある
- ビジネス兼用など普段使いにも合う
- 安いモデルを探している人
Razer Blade 14はRyzen9 6900HXとRTX3070 Tiというミドルハイクラスのパーツで構成された小型ゲーミングPCです。
外でも目を引く明るいピンクのボディは、インテリアのアクセントにも。ステッカーなどで自分好みにカスタマイズするのにも向いています。
ゲーム性能も高く、Apexの低画質設定で180fpsを安定して維持。シーンによっては240fpsを超えるることも。
VALORANTでも200fpsから240fpsを安定して出せる性能を持っています。
可愛らしいカラーリングのゲーミングPCをお探しの方や、薄型ノートPCが欲しい方におすすめのモデルです。
ASUS ROG Zephyrus G14 GA402XZ
14インチと小型なのに高性能!RTX 4080を搭載したハイスペックモデル
おすすめ度:5
タイプ | ノート |
---|---|
CPUメーカー | AMD |
CPU | Ryzen 9 7940HS |
GPU | Nvidia RTX 4080 |
メモリ容量 | 32GB |
SSD容量 | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 14.0インチ/165Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約1.72kg |
OS | Windows |
- 約1.72kgと軽量
- RTX 4080搭載の高性能モデル
- 165Hzの高速ディスプレイを採用
- デザインがオシャレ
- 4K画質を楽しみたい人
AMDのCPU「Ryzen 9 7940HS」を搭載したASUSのハイスペックなゲーミングノートPCです。
ディスプレイサイズは14インチと小型モデルながら、最新のハイスペックGPU「RTX 4080」を搭載。
FF14なら最高画質でも、平均で約140fpsの高いフレームレートでプレイできるので、デスクトップ並の性能があるモデルになっています。
ディスプレイは高精細なWQHD、165Hzの高速リフレッシュレートに対応するなど、14インチサイズと小型ながら高機能なのもポイントです。
ROG Zephyrus G14 GA402XZについては実機レビューがあるので、より詳細な情報を知りたい方はチェックしてみてください。

【ポータブル】小型ゲーミングPCのおすすめ
ASUS ROG Ally RC71L-Z1E512
約608gと超軽量!どこにでも持ち運べるポータブル型のゲーミングPC
おすすめ度:3.5
CPU | Ryzen Z1 Extreme |
---|---|
GPU | – – – |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
画面サイズと対応Hz | 7インチ/120Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約608g |
- 持ち運びしやすいポータブル型
- フルHD・120Hzの高速ディスプレイ
- 寝そべってゲームを遊べる
- 有名メーカーの安心感
- 画質を落としたくない人
- FPSゲームをメインで遊ぶ人
「ROG Ally」はASUSから発売されたポータブル型の小型ゲーミングPCです。
CPUには8コア16スレッドの「Ryzen Z1 Extreme」を採用しており、解像度をHDに落とせば快適にゲームをプレイできます。
GPUは未搭載なのでゲームを高画質で遊ぶのは難しく、スティック操作が基本になるためFPSゲームにはあまり向きませんが、ROG Allyの最大の魅力は携帯性の高さです。
ポータブル型だけに重さは約608gと非常に軽量。バッテリーも最大で10.2時間持つのでどこにでも持ち運んで、ゲームを遊べます。
また、軽い2Dゲームなら120Hzの液晶ディスプレイを十分活かせるのもポイント。
ベッドで寝そべって気軽にゲームをプレイしたり、ゲーミングPCの入門機としてもおすすめの小型モデルになっています。
専用外付けGPUについてなど、ASUS ROG Allyのより詳細な情報を下記の記事にまとめているのでチェックしてみてください。

小型ゲーミングPCを自作するなら「ベアボーンキット」がおすすめ
ベアボーンキットとは、PCケースとマザーボード・電源など一部のPCパーツが組み立てられた状態で販売されているパソコンキットのこと。
- 性能に関わる主要なパーツを自分で決められる
- 組み立ての手間が省ける
- 初心者でも簡単に組み立てられる
といったメリットがあります。
ベアボーンキットは、キューブ型や超小型の製品が多く、省スペースなモデルを探している人にぴったり。
人気なのは、AsrockのDeskMeetやIntelのNUC 12 Extreme Kit。DeskMeetは最長200mmのグラボも搭載できるので、ゲームを快適にプレイしたい人向けとなっています。
高性能な小型PCのMinisforum
Minisforumは高性能な小型PCを製造している香港を拠点にしたメーカーです。
Ryzen 9 7940HSとRadeon 780Mを搭載した「UM790Pro」は、約幅130×高さ126×厚み52.3mmと非常にコンパクト。
CPUの内蔵グラフィックスを使用していますが、Apex Legendsなら設定を下げれば80fps程度でプレイできる性能があります。
デスク上にも簡単に置けるサイズを考慮すると十分高い性能をもっているので、普段使いや2台目のパソコンとしてもおすすめです。
小型ゲーミングPCのよくある質問
ゲーミングPCでPS5くらいサイズのケースはどれ?
PS5のサイズは幅390×高さ104×奥行き260mm。重量は型番によって異なり、約3.9~4.5kgとなっています。
小型のゲーミングPCと比較すると縦置きした場合は、スリムタワーとサイズ感が最も近いです。
ミニPCにグラボは追加できる?
小型のゲーミングPCにもミニタワー、キューブなど種類があるため、一概には言えませんが、グラボを追加すること自体は可能です。
ケースの奥行きや構造にもよりますが、基本的に搭載できるのはサイズが小さいエントリーからミドルクラスのグラボになっています。
ハイスペックなグラボは大型化しているため、搭載するのは難しいです。もし、追加を検討する時は、必ずケース内のスペースとグラボのサイズを確認してください。
なお、ミニPCのなかにはMinisforumの「EliteMini B550」のように、ドックを使用することでグラボを外付けできるモデルも稀にあります。
ミニPCとゲーミングノートPCならどっちが買い?
ミニPCとゲーミングノートPCでは、省スペースという点では大きな差はありません。
ただ、付属しているキーボードを使う前提のゲーミングノートPCに対し、ミニPCは自分に合ったタッチのキーボードを使えるというメリットがあります。
一方、ゲーミングノートPCにはミニPCよりもスペックやデザイン、価格の面で選択の幅が広いという面も。
これらのメリットとデメリットを考慮して、選ぶことをおすすめします。
小型ゲーミングPCのおすすめ総評
今回は、小型ゲーミングPCをデスクトップ・ノートに分けて紹介しました。
シンプルかつおしゃれなデスクトップPCがほしいなら「B660FD-Mini」、持ち運びやすい軽量コンパクトなノートPCがほしいなら「RM7C-R35T」がおすすめです。
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