昨今のゲーミングPCは、LEDを搭載して光るというイメージが強くなっています。
クリアパネルを採用した魅せるPCケースも増えているので、自分好みに光らせたいとロマンを求めたくなるのもゲーマーです。
本記事では、おすすめの光るゲーミングPCや、RGB LEDを搭載したPCパーツを紹介していきます。
光るゲーミングPCのおすすめモデル
サイコム G-Master Luminous RGB Z790/D4
LEDライティングがかっこいい!鬼カスタマイズできるハイスペックモデル
おすすめ度:5
CPU | Core i7-13700K |
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グラボ | RTX 4070 Ti |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
電源 | 1000W |
- 鮮やかなLEDライティング
- グラフィックス性能に優れたGPUを搭載
- 光らないゲーミングPCがほしい人
LEDを豊富に使ったサイコムの光るゲーミングPCです。
マザーボードとグラボにASUSのROGシリーズを搭載しているため、専用ソフト「ASUS AURA SYNC」を使うことでほとんどのLEDが同期して光るのがポイント。
見た目だけではなく、最新の「RTX 4070 Ti」を搭載しているので性能も高く、重いゲームのサイバーパンク2077でもはWQHDでも100fps以上でプレイが可能です。
グラボとCPUをより上位のモデルにカスタマイズも可能なので、ハイエンドな光るゲーミングPCが欲しい方におすすめです。
マイニングベース Astromeda AQUA V2 Black Edition
シャープな黒いケースとLEDイルミがおしゃれなゲーミングPC
おすすめ度:4
タイプ | ミドルタワー |
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CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i7-13700F |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 4070 Ti |
メモリ容量 | 16GB(カスタマイズ) |
SSD容量 | 480GB(カスタマイズ) |
HDD容量 | – – – |
電源 | 850W |
OS | Windows |
- 自作erからも人気が高いPCケースを採用
- シャープな黒いカラーリングとLEDライティングでおしゃれな仕上がりに
- Apex Legendsでは平均240fpsを狙えるスペック
- 144fps出せれば十分な人
強化ガラスのスイングドアパネルから華やかなイルミネーションがのぞく、おしゃれなゲーミングPC。
パーツの色味も黒で統一され、よりイルミネーションを引き立てているのもポイント。
ゲーミングPC全体が派手に光るというより、メカニカルな構造をLEDが照らす、落ち着きのあるモデルです。
「COre i7-13700F」と「RTX 4070 Ti」を搭載しているので性能も高く、Apex LegendsならフルHD・低画質で上限フレームレートの300fpsを狙えます。
SSDがSATA接続の480GBと控えめな性能なので、より高速なM.2接続の1TBにカスタマイズするのがおすすめです。
マイニングベース XPG コラボモデル
電源ケーブルも光る!XPGとのコラボモデル
おすすめ度:4.5
タイプ | ミドルタワー |
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CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i7-12700F |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 3070 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 512GB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 850W |
OS | Windows |
- スタイリッシュなデザイン
- 光るケーブルにカスタマイズ可能
- 高性能なGPUを搭載
- 予算20万円以下の人
「RTX 3070」を搭載したマイニングベースのミドルクラスゲーミングPC。主にメモリを販売しているADATAのゲーミングブランド「XPG」とのコラボレーションモデルです。
CPUクーラーにはXPGのARGBを採用した光る水冷クーラーを搭載。冷却機能を保ちながら、イルミネーションを楽しめます。
フロントパネルはマグネットで取り付けられたメッシュタイプになっており、エアフローにも配慮。両サイドにもARGBを搭載しているため、ライティングも可能です。
カスタマイズでLEDを採用した電源ケーブルに変更できるので、ライティングにこだわったゲーミングPCが欲しい方におすすめします。
ASUS ROG Strix G15 G513RW
ゲーミングモデルらしいデザインのハイスペックなゲーミングノートPC
おすすめ度:4
タイプ | ノート |
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CPUメーカー | AMD |
CPU | Ryzen 7 6800H |
GPU | Nvidia RTX 3070 Ti |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 512GB |
画面サイズと対応Hz | 15.6インチ/165Hz |
本体サイズ | 幅354.9×奥行き259.9×高さ22.69mm |
重量 | 約2.3kg |
OS | Windows |
- 重たいゲームも快適にプレイできる
- 筐体下部にLEDライティングが施されている
- キー単位でRGB LEDが設定可能
- WQHD対応ディスプレイを搭載
- 4Kでプレイしたい人
ASUSのゲーミングブランド「ROG」シリーズの光るゲーミングノートPCです。
LEDライティングがキー単位で設定できるゲーミングキーボードを採用。光るだけではなく、Nキーロールオーバー機能も搭載しているので、キーの複数同時押しも可能になっています。
GPUにはハイスペックな「RTX 3070 Ti」を搭載しており、ディスプレイはWQHDと高解像度ながら165Hzの高いリフレッシュレートに対応しているのもポイントです。
バッテリーの最大駆動時間が約13.5時間と長く、SSDも1TBと十分な容量。長く使える高性能な光るゲーミングノートPCが欲しい方はチェックしてみてください。
光らないゲーミングPCのおすすめモデル
サイコム Silent-Master NEO Z790/D5
徹底的に追求された静音性!シンプルなデザインの光らないゲーミングPC
おすすめ度:4.5
タイプ | ミドルタワー |
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CPU | Core i5-13600K |
グラボ | RTX 3060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB |
HDD | – – – |
サイズ | 幅209×奥行き478×高さ470.5mm |
電源 | 650W |
- 本記事トップレベルで静かなゲーミングPC
- 動画編集・配信もこなせる性能
- 特になし
Intelの第13世代CPUである「Core i5-13600K」を搭載したミドルクラスのゲーミングPC。
グラボには「RTX 3060」を採用しているので、VARORANTではフルHDなら、シーンにもよりますが最高画質でも約390fpsの高フレームレートが出せます。
静音性と冷却性能を両立している「Noctua」のファンを搭載しているのもポイントです。
Noctuaは光るファンはなく、見た目より性能を重視したメーカーなので、静音性の高いゲーミングPCが欲しい方におすすめします。
サイコム Premium-Line B660FD-Mini
小型でおしゃれなPCケースを採用した光らないゲーミングPC
おすすめ度:4.5
タイプ | キューブ |
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CPU | Core i7-13700 |
グラボ | RTX 3060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB |
HDD | – – – |
サイズ | 幅166×奥行き325×高さ310mm |
電源 | 650W |
- インテリア性の高いモデル
- 最新の第12世代CPUを搭載
- 小型で省スペース
- 予算が20万円以下の人
サイコムの白いゲーミングPC。幅166mm、奥行き325mmとデスクの上にも乗せやすいコンパクトなモデルです。
小型のPCながら、CPUには「Core i7-12700K」、グラボには「RTX 3060」を搭載。メモリは16GBなのでゲーミングPCとしても十分な性能を持っています。
上品なホワイトシルバーのケースは、光るゲーミングPCとは違った魅力がありますので、デスク周りを白で統一して落ち着いた雰囲気にしたい方に特におすすめです。
フロンティア FRGAG-B760/B/NTK
冷却性の高い新型ケース!フロンティアの光らないゲーミングPC
おすすめ度:4.5
タイプ | ミドルタワー |
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CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i7-13700F |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 3060 Ti |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 1TB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 850W |
OS | Windows |
- 冷却性能に優れたオリジナルケース
- 黒と白のケースを選べる
- ほとんどのゲームが快適に遊べる
- 水冷クーラーを採用
- 240fpsを狙いたい人
フロンティアの光らないゲーミングPC。「FRGAG-B760/B/NTK」は高い冷却性能を持った、フロンティアオリジナルの新型ケースを採用しています。
マザーボードを逆さにして、グラボをゲーミングPC上部に配置することで、新鮮な空気を直接取り込んで冷却効率が向上。CPUクーラーは水冷なので性能の維持もしやすくなっています。
また、ケースの色はオーソドックスな黒だけではなく、白を選択できるのもポイントです。価格に影響はでないので、好きな色を選びましょう。
搭載されているSSDも1TBと十分な容量。光るゲーミングPCよりも、コスパや冷却性を重視する方におすすめのモデルです。
光るゲーミングPCパーツのおすすめ
簡易水冷CPUクーラー
CORSAIR iCUE H150i ELITE CAPELLIX
カリフォルニアを拠点とする有名PCパーツメーカー「コルセア」の簡易型水冷CPUクーラーです。
RGB LEDを8個搭載したPWMファンを3基を装備。ポンプヘッドには33個のアドレサブルRGBを備えており、鮮やかなイルミネーションを楽しむことが可能です。
また、CORSAIR iCUE ソフトウェアを使えば、低温時にファンを完全に停止するゼロRPMモードや、ほかのコルセア製品との同期させることもできます。
ホワイトモデルもあるので、ゲーミングPCを白で統一したい方にもおすすめのモデルです。
Cooler Master MasterLiquid ML240L V2 ARGB

台湾のPCパーツメーカー「Cooler Master」の光る簡易水冷CPUクーラー。
対応するマザーボードは必要ですが、光るファンにはアドレサブルRGBを採用しているので、RGB LEDよりも発光の自由度が高くなっています。
工業用のゴムを採用することで、簡易水冷で問題になる液漏れを防ぐシーリングが強化されているのもポイントです。
ただ、第12世代のCoreシリーズに使用する場合は、リテンションキットが必要になるので付属しているか確認することをおすすめします。
白いモデルもありますので、気になった方はチェックしてみてください。
メモリ
G.SKILL F4-3200C16D-16GTZR

オーバークロックメモリの定番メーカー「G.SKILL」の光るDDR4メモリ。
ヒートスプレッダにRGB LEDを搭載しており、ASUS AURA SYNCと同期も可能なので、イルミネーションの調節も可能。
注意点として、光るメモリはXMP仕様のオーバークロックメモリになるので、安定動作させるために同一メーカーの同じ製品を使いましょう。
メモリを4枚搭載すると本来の速度が出ないケースもあるため、ドレスアップを重視する方以外は2枚での使用がおすすめです。
CORSAIR CMH16GX4M2E3200C16W

アメリカのPCパーツメーカー「CORSAIR」のRGB LEDを搭載した光るオーバクロックメモリです。
専用ソフトウェアのCORSAIR iCUEを使用すれば、ウェーブ、スパイラルなどイルミネーションの調整が可能。
同じCORSAIRのゲーミングデバイスなら、RGBライティングを同期させることもできます。
本モデルはホワイトなので、白で統一したゲーミングPCを作りたい方におすすめです。
ファン
CoolerMaster SickleFlow 140 ARGB

Cooler Masterの光る140mmケースファンです。
アドレサブルRGBを搭載しており、ASUS AURA SYNCなど各メーカーのソフトウェアにも対応。
回転数は650~1800rpmで、ファンブレードとフレームの改良により、静音性と冷却性能も向上しています。
光るだけではなく、静音性も確保しつつゲーミングPCのLEDライティングを楽しみたい方におすすめです。
InWin Sirius Extreme Pure ASE120P

InWinのアドレサブルRGB LEDを搭載した白いケースファン。ファンそのものが派手に光るのではなく、フレームがライン状に光るモデルです。
光る部分は少ないですが、存在感は十分あり、丸みがある四角形のデザインの影響もあって独特なライティングを楽しめます。
ゲーミングPCを光らせてみたいけど、派手に光るとゲームをプレイする時に気になるという方におすすめです。
ケーブル
Lian-Li Strimer Plus 24PIN V2

サイコムのG-Masterにも採用されている、光る電源延長ケーブルです。
旧モデルよりもシャープになったことで、柔軟性が増しており、取り扱いが楽になっています。
専用ソフトの「L-CONNECT 3」でイルミネーションの制御が可能。また、各メーカーのLEDコントロールソフトにも対応しています。
マザーボード電源用だけではなく、グラボの補助電源用もあるのでケーブルにもこだわりたい方はチェックしてみてください。
XPG PRIME ARGB EXTENSION CABLE MB24pin

主にメモリを販売しているADATAのゲーミングブランド「XPG」の光る電源延長ケーブルです。
ASUAやMSIなどのRGB LED制御ソフトに対応しているだけでなく、付属するコントローラーでの制御も可能。
アドレサブルRGBに対応していない環境でも、ライティングを楽しめます。
密度の高いオプティカルファイバーと、高純度の銅を採用しているのもポイントです。XPGの光るメモリと組み合わせて使いたいという方におすすめします。
PCケース
CORSAIR iCUE 4000X RGB

120mmのRGB LEDファンが、最大で6個搭載できるCORSAIRのミドルタワーケースです。
フロントに3個のRGB LEDファンが搭載されており、制御ソフトのCORSAIR iCUEでイルミネーションをカスタマイズ可能。
フロントとサイドパネルは強化ガラスを採用し、高級感がある見た目なのもポイントです。また、ホワイトのモデルもあります。
光るだけではなく品質の高い、長く使えるPCケースが欲しい方におすすめです。
Thermaltake Versa H26 White

アクリル製のクリアパネルを採用したコスパのいいミドルタワーケース。
フロント部には青く光るLEDファンを標準搭載しており、5インチベイを取り外せばケースファンを7個まで装着できます。
クリアパネルでゲーミングPC内部のLEDライティングを楽しめるだけではなく、最大で310mmのグラボも搭載できるので、拡張性も高いです。
安価ながら、しっかりとした品質で定番になっているPCケースなので、コスパよくゲーミングPCを光らせたい方におすすめします。
電源ユニット
SUPER FLOWER LEADEX III GOLD ARGB 850W-BK

パソコンの心臓部である電源ユニットにも光るモデルがあります。
LEADEX III GOLD ARGBは、約30年の歴史がある台湾の老舗メーカー「SUPER FLOWER」が販売している光る電源ユニットです。
ファンだけではなく、プラグインコネクタも光る珍しい電源ユニットで、ブラック以外にホワイトのモデルも販売されています。
SUPER FLOWERは品質の良い電源を提供することで評判が高く、信頼がおけるメーカーなので光る電源ユニットが欲しい方はチェックしてみてください。
M.2 SSD
Seagate Lightsaber Collection Special Edition FireCuda SSD

HDDなどのストレージを販売している「Seagate」とスター・ウォーズがコラボした光るSSD。
冷却用のヒートシンクにスター・ウォーズのライトセイバーを模したデザインをほどこして、光らせたユニークなSSDです。
LEDヒートシンクのデザインは3種類あり、発光パターンを変えることでルークやダース・ベイダーが使っていたライトセイバーの光刃を再現することもできます。
ベースになっているSSDは高性能な「FireCuda 530」なのもポイント。スター・ウォーズが好きな方におすすめの光るSSDです。
光るゲーミングPCのよくある質問
ゲーミングPCが光る意味とは?
光るパーツが流行り始めたのは2000年代後半からとされていますが、はっきりとした理由は分かっていません。
現在ではSNS映えや配信映えを狙って、魅せる目的でゲーミングPCを光らせているケースが多くみられます。
性能に変わりはないので、ゲーミングPCを光らせるのはあくまでロマン。鮮やかなライティングを求める場合は、マイニングベースのモデルがおすすめです。
光るゲーミングPCの電気代は?
光らせないよりは高くなりますが、LEDの消費電力は低いため、気にするほどではありません。
しかし、電気代はやや上がるのでLEDライティングを楽しむか、消費電力を少しでも減らすかは好みによります。
光るゲーミングPCは何色がおすすめ?
光るゲーミングPCのイメージとして定番なのは虹色です。
ほかのゲーミングデバイスと同期させれば、いかにもゲーム部屋らしく演出できます。
白いゲーミングPCなら、水色や青のLEDを使えば落ち着いた雰囲気に、Razerのゲーミングデバイスで統一するなら緑がおすすめです。
ゲーミングPCの光を消す設定は?
ほとんどのメーカーではLEDライティングの制御ソフトを配布しているので、オンオフが可能です。
また、RGB LEDファンやPCケースにはコントローラーが付属する場合もあります。
ASUSなどの大手なら、LEDが消せなくて困ることはまずありません。
ドスパラに光るゲーミングPCはある?
ドスパラはゲーミングPCの大手ですが、鮮やかに光るモデルは販売していません。
現在のガレリアはフロントパネルの一部が光るようになっていますが、アクセント程度です。
ゲーミングノートPCでも、キーボードが光るくらいで、普段遣いもできるデザインになっています。
鮮やかなライティングを楽しみたい場合は、ドスパラよりもマイニングベースやサイコムを選びましょう。

光るゲーミングPCは自作できる?
ゲーミングPCを光らせるのは、持ち主のこだわりや趣味の影響が強いので、自作するのも手です。
メーカーでのカスタマイズは動作が安定する反面、選べるパーツに限りがあります。
しかし、自作なら使えるパーツに制限はありません。
好きなメーカーで統一したり、デザインや光り方が気に入ったパーツを集めて自作することもできます。
選択肢が広いため、初心者向けではありませんが、性能だけでなく、好みのライティングにこだわれるのも自作の魅力です。
ゲーミングPCが1,680万色に光るのはなぜ?
ゲーミングPCのLEDが1680万色に光る理由は、LEDの明るさを変える仕組みに由来しています。
LEDは色の基本であるRGB(Red・Green・Blue)の3色を組み合わせて表現されますが、それぞれ256パターンの明るさがあります。
つまり256パターンの3乗=16,777,216パターン,約1680万色になるというわけです。
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