次世代オープンワールドRPG「原神」。PS4/PS5/Switch/iOS/Androidでもリリースされていますが、美麗なグラフィックや白熱した戦闘を楽しみたいと考えている人はPCでのプレイがおすすめです。
本記事では、PC版原神の推奨スペックや快適に遊ぶためのおすすめゲーミングPCを紹介します。
原神PC版で遊ぼうと考えている方や、原神で遊んでいて不満がある方の参考になれば幸いです。
原神をノートパソコンでプレイすると壊れる?
結論からいえば、ノートパソコンを長時間つけっぱなしにしたり、湿度の高い場所に放置したりするような環境でなければ、壊れることはほぼありません。
原神を起動しても落ちてしまう場合は、ノートパソコンのスペック不足が原因である場合が多いです。
これから紹介する必要最低スペック・推奨スペック以上のモデルでないと固まったり落ちたりしてしまうので注意しましょう。
なお、本記事で紹介している原神向けゲーミングPCのおすすめモデルは、全て快適にプレイできる性能を持っているため、選び方がわからないという初心者の方にぴったりです。
原神の必要最低スペック
原神の公式サイトに記載されている必要最低スペックです。2023年4月にスペック表記が更新されました。
原神を遊ぶためには、以下のスペックよりも高い性能を持つゲーミングPCが必要になります。
パーツ | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i5 または同等の性能をもつもの |
グラフィックボード | GeForce GT 1030及びより優れた性能をもつもの |
メモリ | 8GB |
SSD/HDD容量 | 50GB以上の空き容量が必要 |
OS | Windows 7/8/10 64-bit |
なお、この必要最低スペックと、下の見出しで紹介している原神の推奨スペックは、BTOパソコンを購入する場合基本気にしなくて問題ありません。
というのも、両スペックは今売られているゲーミングPCのスペックを大きく下回っており、たいていはどのモデルでも快適にプレイできるからです。
原神の推奨スペック
原神の公式サイトに掲載されている推奨スペックは以下のとおり。最低スペック同様に2023年4月に更新されています。
多くのゲーミングPCはこのスペックをクリアしているので、気にする必要はありません。
ただ、ストレージの容量だけは注意してください。空き容量が少ないと原神をインストールできません。
パーツ | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i7 または同等の性能を持つもの |
グラフィックボード | GeForce GTX 1060 6GB 及びより優れた性能をもつもの |
メモリ | 16GB |
SSD/HDD容量 | 50GB以上の空き容量が必要 |
OS | Windows 7/8/10 64-bit |
原神におすすめなゲーミングPC|ノートパソコン
ここでは、原神におすすめなゲーミングノートPCを紹介していきます。
フルHD60fps|ドスパラ ガレリア XL7C-R45
非常にコスパが高いゲーミングノートPC!これからゲームを始める人にぴったり
おすすめ度:3.5
タイプ | ノート |
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CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i7-13700H |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 4050 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 500GB |
画面サイズと対応Hz | 15.6インチ/144Hz |
本体サイズ | 幅360×奥行245×高さ20mm |
重量 | 約2.2kg |
OS | Windows |
- 14コア20スレッドのCore i7-13700Hを搭載
- フルHD・60fpsを維持できる性能
- 普段使いもできるシンプルなデザイン
- 大画面でゲームをしたい人
- 外でゲームをしない人
intelの第13世代CPU「Core i7-13700H」を搭載した原神向けのゲーミングノートPC。
GPUには最新の「RTX 4050」を採用しているので、フルHDなら60fpsを十分狙える性能があります。また、DLSS3にも対応しているので、重いゲームのサイバーパンク2077もプレイ可能です。
ディスプレイは非光沢液晶で反射しにくく、目が疲れにくい仕様。144Hzのリフレッシュレートにも対応しているのもポイントです。
有線LANと同等の速度と言われる最新規格のWi-fi6にも対応しているので、これからゲームを始めたい人にとってぴったりなゲーミングノートPCとなっています。
4K60fps|ASUS Strix SCAR 17 G733ZX
これさえあれば困ることはなし!動画編集も配信もこなせる万能型ノートPC
おすすめ度:5
タイプ | ノート |
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CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i9-12900H |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 3080 Ti |
メモリ容量 | 32GB |
SSD容量 | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 17.3インチ/360Hz |
本体サイズ | 幅395×奥行282.1×高さ23.4~28.3mm |
重量 | 約2.9kg |
OS | Windows |
- 4K60fpsも狙える高い性能を誇る(別途4Kモニターが必要)
- FPSゲームにピッタリ
- クリエイター作業も行える
- シンプルで高級感漂うデザイン
- そこまで性能を求めていない人
intelの第12世代CPU「Core i9-12900H」、ハイクラスGPU「RTX 3080 Ti」、メモリ32GB、ストレージ容量は1TB SSD搭載のモンスターとも言えるスペックを搭載した原神向けのゲーミングノートPCです。
フルHDよりも高精細なWQXGA対応16インチディスプレイを搭載し、360Hzリフレッシュレート・応答速度3msの高速液晶にも対応。
4K画質でもサクサクプレイできる性能があります。ただし、別途4Kモニターが必要になるため注意しましょう。
バッテリー駆動時間は約10.9時間と外出先でも余裕を持ったプレイが可能。
ゲームを楽しむだけではなく、クリエイター作業もこなせる万能なゲーミングノートPCです。
【120fps】ASUS ROG Strix G16 G614JZ
さまざまなゲームを楽しむことができる!高負荷にも耐えられるゲーミングノートPC
おすすめ度:5
タイプ | ノート |
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CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i7-13650H |
GPU | Nvidia RTX 4080 |
メモリ容量 | 32GB |
SSD容量 | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 16インチ/165Hz |
本体サイズ | 幅354×奥行264×高さ22.6~31mm |
重量 | 約2.5kg |
OS | Windows |
- 最新のRTX 4080搭載
- 大半のゲームを高画質でプレイ可能な性能
- ゲームと同時に配信も行える
- 高負荷ゲームをしない人
- 配信を行わない人
「ROG Strix G16 G614JZ」はintelの最新世代CPU「Core i7-13650H」を搭載したASUSのハイスペックモデル。
GPUにも最新の「RTX 4080」を採用しており、メモリも32GBあるので、将来的に原神が120fpsに対応した場合も余裕のスペックです。
ディスプレイは16インチ大画面搭載、最大165Hzの高リフレッシュレートにも対応。狭額ベゼルがゲームの没入感をより高めます。
また、有線LAN以外にも最新規格のWi-fi6に対応しているので、無線でも高速通信・低遅延でオンラインプレイが可能です。
ストレージも1TBと十分な容量があるので、デスクトップに近い性能があるゲーミングノートPCが欲しい人におすすめのモデルです。
原神PC版におすすめなゲーミングPC|デスクトップ
フルHD60fps|ドスパラ ガレリア RM5C-R36
フルHD・60fpsで遊べる!初めてのゲーミングPCにおすすめ
4
CPUメーカー | Intel |
---|---|
CPU | Core i5-12400 |
グラボ | RTX 3060 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 1TB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
サイズ | 幅220×奥行き440×高さ425mm |
保証 | 1年 |
- フルHD・60fpsを維持できる性能
- 多くのゲームをプレイ可能
- 初めてのゲーミングPC購入でも安心のサポート体制
- 高負荷のゲームをプレイしたい人
- 配信や動画編集もしたい人
Intelの第12世代CPU「Core i5-12400」を搭載したコスパのいい原神向けゲーミングPCです。
GPUには「RTX 3060」を採用しており、原神であればフルHDで60fps張り付きを狙える性能があります。より高精細なWQHDでも快適にプレイが可能です。
140mmの冷却ファンを搭載しているのもポイント。低速回転でも風量を確保できるので、静音性と冷却性能が高くなっています。
ドスパラはアフターサポートも充実しており、24時間365日対応なので、初めてのBTOパソコンの購入でも安心の体制が整っているのも魅力です。
4K60fps|ドスパラ ガレリア XA7C-R47
4K・60fpsで遊べる!高負荷ゲームでも快適プレイ
おすすめ度:4.5
タイプ | ミドルタワー |
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CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i7-13700F |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 4070 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 1TB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
- 4K・60fps維持も可能な性能
- ゲームを高画質で快適なプレイが可能
- 今後のアップデートも安心
- 軽い負荷のゲームを遊ぶならスペック過剰
XA7C-R47は最新のハイスペックGPU「RTX 4070」を搭載したガレリアのゲーミングPC。
CPUにはIntelの最新世代「Core i7-13700F」を採用しており、原神のような軽めのゲームであれば高精細な4K解像度でも、60fpsを維持してプレイが可能です。
RTX 4070は旧世代のRTX 3080とほぼ同等の性能を持ちながら、TGPが200Wと省電力なのもポイント。
また、電源スイッチやUSB端子などが斜め45度でケース前面上についており、使いやすくなっています。
原神以外にも高画質でゲームをプレイしたいという方におすすめのハイスペックなゲーミングPCです。
240fps|ドスパラ GALLERIA(ガレリア) ZA7C-R47T
最高クラスのスペックを求めるならコレ!配信もこなせるハイエンドなゲーミングPC
5
CPUメーカー | インテル |
---|---|
CPU | Core i7-13700F |
グラボ | RTX 4070 Ti |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 1TB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 750W |
OS | Windows |
- 4Kの高解像度でプレイ可能
- 将来的にも現役スペックで戦える性能
- 今後のアップデートも安心
- 必要最低限のスペックを求める人
インテルの最新世代CPU「Core i7-13700F」を搭載したガレリアのハイスペックゲーミングPC。
GPUには「RTX 4070Ti」を採用しているので、原神なら高精細な4Kでも常に60fpをだしてくれます。
SSDは標準で1TBと十分な容量なのもポイント。原神の容量は50GB以上、アップデートで更に増えていくので、ストレージには余裕があったほうがいいです。
原神の魅力的なキャラクターを4Kの高解像度で動かしてみたい方だけでなく、Core i7-13700Fはマルチスレッド性能も高いので、ゲーム配信をしたい方にもおすすめします。
原神のゲーミングPCの選び方

CPU
2023年4月に更新された原神の推奨スペックを見ると、「Core i7 または同等の性能をもつもの」と書いてあるのみで具体的に何を選べばいいかわかりません。
以前の推奨スペックには「Core i7(第4世代以上)」と書かれていました。第4世代とは、Core i○-の後ろの4桁ないし5桁の数字の先頭が4以上であるIntel CPUのことを表します。
たとえば、「Core i7‑4790K」は第4世代。「Core i7-12700K」は第12世代のCPUになります。
Core i7シリーズと書いてありますが、世代をまたげば性能は変わるため、最新世代・第12世代のCore i5シリーズでも十分対応可能です。
そのため、性能と価格のバランスがよいと評価が高い「Core i5-12400」をおすすめします。ノートパソコンであれば、「Core i5-12450H」がおすすめとなります。
より安定した動作でゲームをプレイしたい、ゲーム配信をしたい場合はCore i7-12700以上のCPUを搭載したモデルを選びましょう。
GPU
推奨スペックでは「GeForce GTX 1060 6GB以上」とありますが、2023年現在こちらのGPUの新品は市場にほぼ出回っておりません。
流通量が少ないため、もし見つけたとしても価格が高騰している可能性が高いです。
なので、GeForce GTX 1060の後継であるGTX 1660 SUPERがコスパがよく評価が高くておすすめです。
また、大半のゲームの推奨スペックを満たすのもおすすめのポイント。ノートパソコンであれば、GTX 1650以上がおすすめになります。
推奨メモリ容量は8GB~16GB以上
メモリ容量が少ないと、ゲームがカクついたり落ちたりしてしまいます。
推奨は8GBですが、昨今の標準的なメモリ容量は16GBなので、よほどのことがない限り16GB以上搭載したモデルがおすすめ。
なお、メモリはほかのパーツに比べてカスタマイズにかかる費用が比較的抑えめになっています。
そのため、動画編集などをサクサク行いたい場合は、多少予算からはみ出したとしても、32GBにしておくことがおすすめです。
ストレージ容量は500GB以上
ストレージ容量は最低でも500GB以上が必要。ゲーミングPCとして販売されているモデルには標準搭載されているので、ほとんど問題になることはありません。
ちなみに、ゲームを保存する場所はHDDではなくSSDのほうがいいです。
システムに割り当てたりゲームの保存先をSSDにすると、PCが高速で起動する・ゲームの読み込みが速くなるなど、恩恵が多数あります。
ただ、原神は度重なるアップデートの影響で必要空き容量が30GBから50GBに上がったので、予算がある方はカスタマイズで1TBにするのもおすすめ。
最近では容量の多いタイトルも多数リリースされているので、原神以外のゲームにも興味が出ても余裕を持てる容量です。
原神のフレームレート上限について|120fpsに必要なPCスペックは?
2023年現在、原神PC版のフレームレート上限は60fpsに制限されています。ただ、今後のアップデートによって、120fpsまでのフレームレートが実装される可能性があります。
60fpsでも楽しめますが、やはりグラフィックと戦闘を楽しむためには120fps上限でのプレイが望ましいです。
そのための必要スペックですが、デスクトップPCだとCPUはCore i5-12400でGPUはRTX 3060 Ti、ノートPCだとCPUがCore i7-11700HでGPUはRTX 3070以上となります。
原神をPCでプレイする場合の注意点
グラボなしのPCだとスペック不足
グラボなしのPCで原神をプレイするのはおすすめしません。原神を起動することはできますが、動作がカクついてまともにゲームを楽しめないからです。
近年ではグラフィック性能が高いCPUもありますが、原神を高画質・60fpsで遊ぶとなるとスペックが不足しています。
水場や戦闘などでエフェクトが入るとフレームレートも下がるため、グラボなしのPCでは快適にプレイはできません。
高精細なグラフィックで、キャラクターをなめらかに動かせるのがPC版原神の魅力なので、必ずグラボを搭載したゲーミングPCを選びましょう。
PCで原神をプレイするメリットって?
PCで原神をプレイする最も大きなメリットは、なんといっても美麗なグラフィック。ゲーミングPCとモニターのスペック次第でより美しいグラフィックを追求できるのがポイントです。
横に広いウルトラワイドモニターにも対応しているので、原神の世界により没入できます。
また、PC版にはエイムがしやすいというメリットも。例えば、ストーリー序盤で必ず入手できるキャラのアンバーは弓使いなので、パッドよりもマウスとキーボードのほうが扱いやすいです。
マウスとキーボードでの操作は若干クセがありますが、慣れればパッドよりも早く正確にエイムできるようになります。
今から原神をプレイするのであれば、PC版をおすすめします。
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