次世代オープンワールドRPG「原神」。PS4/PS5/Switch/iOS/Androidでもリリースされていますが、美麗なグラフィックや白熱した戦闘を楽しみたいと考えている人はPCでのプレイがおすすめです。
本記事では、PC版原神の推奨スペックや快適に遊ぶためのおすすめゲーミングPCを紹介します。
原神PC版で遊ぼうと考えている方や、原神で遊んでいて不満がある方の参考になれば幸いです。
原神をノートパソコンでプレイすると壊れる?
結論からいえば、長時間つけっぱなし・湿度の高い場所に放置するといった環境化でなければ、壊れることはほぼありません。
原神を起動しても落ちてしまう場合は、ノートパソコンのスペック不足が原因である場合が多いです。
これから紹介する必要最低スペック・推奨スペック以上のモデルでないと固まったり落ちたりしてしまうので注意しましょう。
なお、本記事で紹介している原神向けゲーミングPCのおすすめモデルは、全て快適にプレイできる性能を持っているため、選び方がわからないという初心者の方にぴったりです。
原神の必要最低スペック
原神の公式サイトに記載されている必要最低スペックです。
原神を遊ぶためには、以下のスペックよりも高い性能を持つゲーミングPCが必要になります。
パーツ | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i5(第4世代以上) |
グラフィックボード | GeForce GT 1030 |
メモリ | 8GB |
SSD/HDD容量 | 30GB以上 |
OS | Windows 7/8/10 64-bit |
なお、この必要最低スペックと、下の見出しで紹介している原神の推奨スペックは、BTOパソコンを購入する場合基本気にしなくて問題ありません。
というのも、両スペックは今売られているゲーミングPCのスペックを大きく下回っており、たいていはどのモデルでも快適にプレイできるからです。
原神の推奨スペック
原神公式サイトに掲載されている推奨スペックは以下のとおり。
多くのゲーミングPCはこのスペックをクリアしているので、気にする必要はありません。
ただ、容量だけは注意してください。空きがないとインストールができません。
パーツ | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i7(第4世代以上) |
グラフィックボード | GeForce GTX 1060 6GB以上 |
メモリ | 16GB |
SSD/HDD容量 | 30GB以上 |
OS | Windows 7/8/10 64-bit |
原神におすすめなゲーミングPC|ノートパソコン
ここでは、原神におすすめなゲーミングノートPCを紹介していきます。
フルHD60fps|ドスパラ ガレリア RL7C-R35H
非常にコスパが高いゲーミングノートPC!これからゲームを始める人にぴったり
おすすめ度:3.5
タイプ | ノート |
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CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i5-12700H |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 3050 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 512GB |
画面サイズと対応Hz | 15.6インチ/120Hz |
本体サイズ | 幅360×奥行244×高さ20.0mm |
重量 | 約2.0kg |
OS | Windows |
- 予算を抑えながらもフルHD60fpsを維持できる性能
- 薄型狭額ベゼルでゲームへの没入感を高める
- 最薄部20mm・約2.0kgと外出先への持ち運びや取り回しも楽
- 大画面でゲームをしたい人
- 外でゲームをしない人
インテル第12世代CPU「Core i5-12700H」とミドルスペックGPU「RTX 3050」を搭載した原神向けのゲーミングノートPC。
メモリ16GB、ストレージ容量は512GB SSDを搭載していながらも、価格が抑えられているのが魅力です。フルHDかつ画質設定を抑えれば、十分60fpsを狙える性能になっています。
ディスプレイは非光沢液晶で反射しにくく、目が疲れにくい仕様。120Hzのリフレッシュレートにも対応しています。
最薄部20.0mm・本体重量約2.0kgとほかのゲーミングPCに比べると軽いのが特徴です。
有線LANと同等の速度と言われる最新規格のWi-fi6にも対応しております。これからゲームを始めたい人にとってぴったりなゲーミングノートPCとなります。
4K60fps|ASUS ROG Zephyrus M16 GU603ZW-I9R3070TIE
これさえあれば困ることはなし!動画編集も配信もこなせる万能型ノートPC
おすすめ度:5
タイプ | ノート |
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CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i9-12900H |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 3070 Ti |
メモリ容量 | 32GB |
SSD容量 | 2TB |
画面サイズと対応Hz | 16インチ/165Hz |
本体サイズ | 幅355×奥行243.5×高さ19.9~22.3mm |
重量 | 約2.05kg |
OS | Windows |
- 4K60fpsも狙える高い性能を誇る(別途4Kモニターが必要)
- FPSゲームにピッタリ
- クリエイター作業も行える
- シンプルで高級感漂うデザイン
- そこまで性能を求めていない人
インテル最新世代「Core i9-12900H」、ハイクラスGPU「RTX 3070 Ti」、メモリ32GB、ストレージ容量は2TB SSD搭載のモンスターとも言えるスペックを搭載した原神向けのゲーミングノートPCです。
フルHDよりも高精細なWQXGA対応16インチディスプレイを搭載し、165Hzリフレッシュレート・応答速度3msの高速液晶にも対応。
4K画質でもサクサクプレイできる性能があります。ただし、別途4Kモニターが必要になるため注意しましょう。
最薄部は19.9mm・本体重量約2.05kgと高スペックながら超軽量のボディが特徴。バッテリー駆動時間は約10.9時間と外出先でも安心できます。
ゲームを楽しむだけではなく、クリエイター的作業もこなせる万能なゲーミングノートPCです。
【120fps】ドスパラ ガレリア ZL7C-R37TH
さまざまなゲームを楽しむことができる!高負荷にも耐えられるゲーミングノートPC
おすすめ度:5
タイプ | ノート |
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CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i7-12700H |
GPU | Nvidia RTX 3070 Ti |
メモリ容量 | 32GB |
SSD容量 | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 16インチ/165Hz |
本体サイズ | 幅358×奥行247×高さ20.0mm |
重量 | 約2.15kg |
OS | Windows |
- 大半のゲームを高画質でプレイ可能な性能
- ゲームと同時に配信も行える
- 翌日出荷対応
- 高負荷ゲームをしない人
- 配信を行わない人
インテル最新世代「Core i7-12700H」、ハイクラスGPU「RTX 3070 Ti」、メモリ32GB、ストレージ容量は1TB SSD搭載のハイパフォーマンスを誇るゲーミングノートPC。将来的に原神が120fpsに対応した場合も余裕のスペックです。
ディスプレイは16インチ大画面搭載、最大165Hzの高リフレッシュレートにも対応。狭額ベゼルにより、画面比率も通常より広い16:10がゲームの没入感をより高めます。
最薄部は20.0mm・本体重量約2.15kgとかばんにも入れやすく、使いやすい取り回しがよいポイント。有線LANポートがない点だけ注意が必要です。
ただ、最新規格のWi-fi6に対応しており、高速通信・低遅延でオンラインプレイが可能です。
液体金属のグリスを採用したことにより効率的な熱伝導率を可能にし、耐久性の高いアルミボディとダイヤモンドカットしたエッジは高級感を醸し出すデザインとなっています。
原神PC版におすすめなゲーミングPC|デスクトップ
フルHD60fps|ドスパラ ガレリア RM5R-R36
フルHD60fpsで遊べる!初めてのゲーミングPCにおすすめ
4
CPUメーカー | AMD |
---|---|
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラボ | RTX 3060 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 500GB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
サイズ | 幅220×奥行き440×高さ425mm |
保証 | 1年 |
- フルHD60fps狙える性能
- 多数のゲームの推奨スペックを超える性能
- 初めてのゲーミングPC購入でも安心のサポート体制
- 高負荷のゲームをプレイしたい人
- 配信や動画編集もしたい人
AMD製CPU「Ryzen5 4500」、ハイミドルGPU「RTX 3060 12GB」、メモリ16GB、ストレージ容量は500GB SSD搭載のハイパフォーマンスを誇る原神向けゲーミングPCです。
原神をWQHDでプレイでき、フルHDでは60fpsが狙える性能があります。
低速回転でも大風量可能な大型ファンによって静音性と冷却性能が高く、考えられたケース設計で排熱効率を高めています。
アフターサポートも充実しており24時間365日対応で、初めてのBTOパソコンの購入でも安心の体制が整っています。
4K60fps|ドスパラ ガレリア XA7C-R37
4K60fpsで遊べる!高負荷ゲームでも快適プレイ
おすすめ度:4.5
タイプ | ミドルタワー |
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CPUメーカー | Intel |
CPU | Core i7-12700 |
グラフィックチップ | Nvidia RTX 3070 |
メモリ容量 | 16GB |
SSD容量 | 1TB |
HDD容量 | – – – |
電源 | 650W |
OS | Windows |
- 4K60fps維持も可能な性能
- ほとんどのゲームで高画質で快適なプレイが可能
- 今後のアップデートも安心
- 軽い負荷のゲームを遊ぶならスペック過剰
インテルの第12世代CPU「Core i7-12700」、ハイクラスGPU「RTX 3070」、メモリ16GB、ストレージ容量は1TB SSD搭載のハイパフォーマンスを誇るゲーミングPCです。4K60fpsも維持できる性能を持っています。
周辺接続機器をつなぐコンソールパネルがケース前面上についており、アクセスしやすいのが嬉しいポイント。
また、ケース正面の枠にはRGB-LEDライトが搭載されており、好みや気分によって色が変えられます。
240fps|ドスパラ GALLERIA(ガレリア) ZA9C-R38
最高クラスのスペックを求めるならコレ!配信もこなせるハイエンドなゲーミングPC
5
CPUメーカー | インテル |
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CPU | Core i9-13900KF |
グラボ | RTX 3080 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
SSD容量 | 1TB NVMe |
HDD容量 | – – – |
電源 | 850W |
OS | Windows |
- 4Kの高解像度でプレイ可能
- 将来的にも現役スペックで戦える性能
- 今後のアップデートも安心
- 必要最低限のスペックを求める人
インテルの最新世代CPU「Core i9-13900KF」を搭載したガレリアのハイスペックゲーミングPC。
GPUには「RTX 3080」を採用しているので、原神なら高精細な4Kでも常に60fpをだしてくれます。
SSDは標準で1TBと十分な容量なのもポイント。原神の容量は50GB以上、アップデートで更に増えていくので、ストレージには余裕があったほうがいいです。
原神の魅力的なキャラクターを4Kの高解像度で動かしてみたい方だけでなく、Core i9-13900KFはマルチスレッド性能も非常に高いので、ゲーム配信をしたい方にもおすすめします。
原神のゲーミングPCの選び方

CPU
推奨スペックを見ると、「Core i7(第4世代以上)」と書いてあるのみで具体的に何を選べばいいかわかりません。
第4世代以上とは、Core i○-の後ろの4桁ないし5桁の数字の先頭が4以上であるIntel CPUのことを表します。
たとえば、「Core i7‑4790K」は第4世代のCPU、「Core i9-12900K」は第12世代のCPUになります。
Core i7シリーズと書いてありますが、最新世代・第11世代のCore i5シリーズでも性能は十分対応可能です。
そのため、性能と価格のバランスがよいと評価が高い「Core i5-12400」をおすすめします。ノートパソコンであれば、「Core i5-11400H」がおすすめとなります。
より安定した動作でゲームをプレイしたい、ゲーム配信をしたい場合はCore i7-12700以上のCPUを搭載したモデルを選びましょう。
GPU
推奨スペックでは「GeForce GTX 1060 6GB以上」とありますが、2023年現在こちらのGPUの新品は市場にほぼ出回っておりません。
流通量が少ないため、もし見つけたとしても価格が高騰している可能性が高いです。
なので、GeForce GTX 1060の後継であるGTX 1660 SUPERがコスパがよく評価が高くておすすめです。
また、大半のゲームの推奨スペックを満たすのもおすすめのポイント。ノートパソコンであれば、GTX 1650以上がおすすめになります。
推奨メモリ容量は8GB~16GB以上
メモリ容量が少ないと、ゲームがカクついたり落ちたりしてしまいます。
推奨は8GBですが、昨今の標準的なメモリ容量は16GBなので、よほどのことがない限り16GB以上搭載したモデルがおすすめ。
なお、メモリはほかのパーツに比べてカスタマイズにかかる費用が比較的抑えめになっています。
そのため、動画編集などをサクサク行いたい場合は、多少予算からはみ出したとしても、32GBにしておくことがおすすめです。
ストレージ容量は500GB以上
ストレージ容量は最低でも500GB以上が必要。ゲーミングPCとして販売されているモデルには標準搭載されているので、ほとんど問題になることはありません。
ちなみに、ゲームを保存する場所はHDDではなくSSDのほうがいいです。
システムに割り当てたりゲームの保存先をSSDにすると、PCが高速で起動する・ゲームのロードの読み込みも速くなるなど、恩恵が多数あります。
予算がある方は、カスタマイズで1TBにするのがおすすめです。
最近では容量の多いゲームが多数リリースされています。原神だけでなく、ほかのゲームに興味が出た場合安心できます。
原神のフレームレート上限について|120fpsに必要なPCスペックは?
2023年現在、原神PC版のフレームレート上限は60fpsに制限されています。ただ、今後のアップデートによって、120fpsまでのフレームレートが実装される可能性があります。
60fpsでも楽しめますが、やはりグラフィックと戦闘を楽しむためには120fps上限でのプレイが望ましいです。
そのための必要スペックですが、デスクトップPCだとCPUはCore i5-12400でGPUはRTX 3060 Ti、ノートPCだとCPUがCore i7-11700HでGPUはRTX 3070以上となります。
原神をPCでプレイする場合の注意点
グラボなしのPCだとスペック不足
グラボなしのPCで原神をプレイするのはおすすめしません。原神を起動することはできますが、動作がカクついてまともにゲームを楽しめないからです。
近年ではグラフィック性能が高いCPUもありますが、原神を高画質・60fpsで遊ぶとなるとスペックが不足しています。
水場や戦闘などでエフェクトが入るとフレームレートも下がるため、グラボなしのPCでは快適にプレイはできません。
高精細なグラフィックで、キャラクターをなめらかに動かせるのがPC版原神の魅力なので、必ずグラボを搭載したゲーミングPCを選びましょう。
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