ゲーミングPCは買い時を間違えると、数万円単位で損してしまう場合があるため、いつ買うべきか見定めることが非常に重要になります。
ゲーミングPCを安く購入できる”買い時”は、シーズンやBTOメーカーごとにさまざま。そのため、1年分の情報を集めるのは少々面倒です。
本記事では、ゲーミングPCが買い時な時期をカレンダーでまとめているほか、今が買い時なのか、買い時が悪いのかについての違いも解説。ぜひ参考にしてみてください。
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そもそもゲーミングPCは何年で買い替え?
ゲーミングPCの買い替え時期は、基本的に購入から3年が経過したタイミングですが、ほかにも以下のような時期があります。
- 購入から3年以上が経過している
- ゲームがカクつく/映像がブレる
- 電源がつかなくなる
もちろん、状態がよくゲームも快適にできる場合は買い替える必要はありません。
なお、3年以上というのはゲーミングPCの寿命というのもありますが、パーツを刷新するタイミングが3年から長くて5年だからというのもあります。
常に最新のスペックを求めるなら、上記の期間を買い替え時期として把握しておきましょう。
2023年3月版|各メーカーのゲーミングPC価格推移表
2023年3月版の各メーカーのゲーミングPC価格推移表です。
月1で更新していくので、気になる方はブックマークして値下がりしたタイミングで購入するのがおすすめです。
なお、前月と比較して値下がりした価格は青色で、値上がりした価格は赤色で表示します。
型番 | メーカー | 2023年2月の価格 | 2023年3月の価格 | CPU | GPU | メモリ | SSD | HDD |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RM5C-G60S | ドスパラ | 144,980円(税込) | 144,980円(税込) | Core i5-13400F | GTX 1660 SUPER | 16GB | 500GB | |
RM5C-R36T | ドスパラ | 164,980円(税込) | 159,980円(税込) | Core i5-12400F | RTX 3060 Ti | 16GB | 1TB | |
UA9C-R49 | ドスパラ | 639,980円(税込) | 639,980円(税込) | Core i9-13900K | RTX 4090 | 32GB | 1TB | 2TB |
PL-B | マウスコンピューター | 139,800円(税込) | 122,800円(税込) | Core i5-12400F | GTX 1650 | 16GB | 500GB | |
HM-B-3060Ti | マウスコンピューター | 189,800円(税込) | 179,800円(税込) | Core i5-12400F | RTX 3060 Ti | 16GB | 500GB | |
XP-Z | マウスコンピューター | 679,800円(税込) | 679,800円(税込) | Core i9-13700KF | RTX 4090 | 32GB | 2TB | 4TB |
ILeDEs-M06M-A134-NASXB | パソコン工房 | 165,800円(税込) | 165,800円(税込) | Core i5-13400 | RTX 3050 | 16GB | 500GB | |
ILeDEs-M07M-A134-NASXB | パソコン工房 | – – – | 144,800円(税込) | Core i5-13400 | RTX 3050 | 16GB | 500GB | |
ILeDEs-M06M-A124-SASXB | パソコン工房 | 158,800 円(税込) | 164,800円(税込) | Core i5-12400 | RTX 3060 Ti | 16GB | 500GB | |
ILeDEs-M06M-A127-SASXB-U | パソコン工房 | – – – | 184,800円(税込) | Core i7-12700 | RTX 3060 Ti | 16GB | 1TB | |
ILeDEs-R779-L139C-XLSXB | パソコン工房 | 569,800円(税込) | 554,800円(税込) | Core i9-13900KF | RTX 4090 | 32GB | 1TB |
ゲーミングPCの買い時が分かる2023年版各メーカーのセールカレンダー
ゲーミングPCがどのタイミングでセール対象になるか、カレンダーで分かりやすくまとめました。
なお、実際に安くなっているゲーミングPCを知りたい方は、全メーカーのセールをまとめた記事を参考にしてみてください。
時期 | 開催頻度 | 内容の傾向 |
---|---|---|
1月 | 新年セール←大幅値下げ! | |
2月 | メーカー独自のセール | |
3月 | 新生活応援セール | |
4月 | 新生活応援セール | |
5月 | GWセール | |
6月 | メーカー独自のセール | |
7月 | 夏休みセール←大幅値下げ! | |
8月 | 夏休みセール←大幅値下げ! | |
9月 | メーカー独自のセール | |
10月 | オータムセール | |
11月 | メーカー独自のセール | |
12月 | ウィンターセール |
ゲーミングPCを買う時期が悪い人と今が買い時な人は?

ゲーミングPCを買う時期が悪い人として挙げられるのが、ゲーミングPCを所有していてまだまだ問題なく稼働する人や、最新のゲーミングPCパーツを搭載しているゲーミングPCを購入したい人です。
一方でゲーミングPCの買い時が今だという人として挙げられるのが、ゲーミングPCを持っておらず、とにかくセールで安くゲーミングPCを購入したい人。
セール時期などを確認しておけば、安くゲーミングPCを購入できます。
パソコンが値上がりしている理由
2022年下半期までは、物流の停滞や半導体不足によってパーツ等が高騰し、結果としてゲーミングPC本体の価格も高くなるといった状況になっていました。
ここからは、2023年3月現在、ゲーミングPCが値上がりしている原因について解説していきます
ゲーム性能の高いパーツを使用しているため
ゲーミングPCの大きな特徴である処理速度の速さやグラフィック性能の高さを実現するには、性能の高いCPUやGPUで構成しなければなりません。
また、パーツ性能を十分に引き出すには、それに見合った電源ユニットやメモリ、ストレージが必要になります。
パーツ性能と価格は比例しており、ハイクラスのパーツで構成されたゲーミングPCはより高額になるのです。
パーツ不足や円安の影響
現在、半導体不足は徐々に解消してきているといわれています。しかし未だに一部のパーツは品薄が続いており、価格が高止まりしているものも少なくありません。
また、急激な円安や原油高騰の影響を受け、海外製を中心としたパーツが値上がり傾向にあるのも理由として挙げられます。
グラボの値下がり時期や買い時を教えて
グラボの値下がり時期は、新作のグラボが発表される時期です。グラボの新作が発表されると、前世代モデルの価格が安くなるため、結果としてそれらを搭載していたゲーミングPCも安くなります。
2022年でいえば、10月12日に最新のグラボRTX 4000番台が発表されました。それに合わせて、現状ではどのモデルも値上がり傾向でしたが徐々に落ち着きつつあります。
なお、値下がり時期に関しては、少なくとも発売から2~3ヶ月以上待ったタイミングで訪れます。
発売直後は価格が高くなるため、いち早く手に入れたい方以外は購入を避けましょう。
なお、グラボの値下がり時期について詳しく解説した記事もあるので、気になる方はチェックしてみてください。

ゲーミングPCの買い時でよくある質問
PCパーツの値上がりやパソコンの高騰はいつまで続く?
PCパーツの値上がりやパソコンの高騰は先行きが不明瞭なことから、今年度は値上がりや高騰したまま終わると予測されています。
ここ数年問題になっていた半導体不足は落ち着いていますが、今度は円安の影響を受けて海外製のパーツが値上がり傾向にあります。
モニターなどの周辺機器の寿命はどのくらい?
ゲーミングモニターなどの周辺機器の寿命は、一般的な使い方をしていれば約5年ほどといわれています。
画面がボケたように感じたりちらつきが気になりだしたら買い替え時です。基本的にはゲーミングPCを買い替えるタイミングでモニターなどの周辺機器も交換すると考えればよいでしょう。
パソコンは何年使えるか?
ゲーミングPCはスペックによって使える年数が異なってきますが、一般的にはロースペックとミドルスペックでは約3年、ハイスペックで約5年とされています。
ただし、ゲーミングPCではPCパーツをカスタマイズすれば使用年数は変わるため、カスタマイズも視野に入れて考えましょう。
Windows10はいつまで使えるか?
OSの寿命は、一般的に約10年ほどといわれています。現在発売されているゲーミングPCのほとんどはWindows 11が搭載されており、マイクロソフト側もWindows 11への移行を推奨しています。
現時点でWindows 10のサポートも2025年10月14日に終了することが明らかになっており、以後のサポートは行われません。
現在、Windows 10を使っている人も、11への移行を念頭に置いて新しいゲーミングPCを探すことをおすすめします。
ゲーミングPCを自作するには時期が悪い?
新世代のCPUやグラボが発売されましたが、ゲーミングPCを一から自作するには時期が悪いです。
CPUが前世代より値上がっていることもありますが、マザーボードの価格が高騰しているため、手が出しづらくなっています。
ただ、SSDやメモリ(DDR4)は2022年10月頃から値下がり傾向にあるので、パーツの増設に限れば時期がいいと言えます。
基本的にはBTOメーカーのゲーミングPCを買ったほうがコスパがよく、保証もあるので、作るのが楽しいなど理由がなければ自作はおすすめしません。
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