ゲーミングPCは買い時を間違えると、数万円単位で損してしまう場合があるため、いつ買うべきか見定めることが非常に重要になります。
ゲーミングPCを安く購入できる”買い時”は、シーズンやBTOメーカーごとにさまざま。そのため、1年分の情報を集めるのは少々面倒です。
本記事では、ゲーミングPCが買い時な時期をカレンダーでまとめているほか、今が買い時なのか、買い時が悪いのかについての違いも解説。ぜひ参考にしてみてください。
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そもそもゲーミングPCは何年で買い替え?
ゲーミングPCの買い替え時期は、基本的に購入から3年が経過したタイミングですが、ほかにも以下のような時期があります。
- 購入から3年以上が経過している
- ゲームがカクつく/映像がブレる
- 電源がつかなくなる
もちろん、状態がよくゲームも快適にできる場合は買い替える必要はありません。
なお、3年以上というのはゲーミングPCの寿命というのもありますが、グラボなどのパーツを刷新するタイミングが3年、長くて5年だからというのもあります。
常に最新のスペックを求めるなら、上記の期間を買い替え時期として把握しておきましょう。
2023年12月版|各メーカーのゲーミングPC価格推移表
2023年12月版の各メーカーのゲーミングPC価格推移表です。
月1で更新していくので、気になる方はブックマークして値下がりしたタイミングで購入するのがおすすめです。
なお、前月と比較して値下がりした価格は青色で、値上がりした価格は赤色で表示します。
型番 | メーカー | 2023年10月の価格 | 2023年12月の価格 | CPU | GPU | メモリ | SSD | HDD |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RM5C-G60S | ドスパラ | 139,980円(税込) | 124,980円(税込) | Core i5-13400F | GTX 1660 SUPER | 16GB | 1TB | |
RM5C-R36T | ドスパラ | 154,980円(税込) | 164,980円(税込) | Core i5-13400F | RTX 3060 Ti | 16GB | 1TB | |
RM5C-R46T | ドスパラ | 169,980円(税込) | 169,980円(税込) | Core i5-13400F | RTX 4060 Ti | 16GB | 1TB | |
UA9C-R49 | ドスパラ | 599,980円(税込) | 629,979円(税込) | Core i9-13900KF | RTX 4090 | 32GB | 1TB | 2TB |
PG-I5G1B | マウスコンピューター | 159,800円(税込) | 159,800円(税込) | Core i5-13400F | GTX 1650 | 16GB | 1TB | |
DG-I5G6T | マウスコンピューター | 154,800円(税込) | 154,800円(税込) | Core i5-13400F | RTX 3060 Ti | 16GB | 512GB | |
DG-I5G6T(RTX 4060 Ti搭載モデル) | マウスコンピューター | 219,800円(税込) | 219,800円(税込) | Core i5-13400F | RTX 4060 Ti | 16GB | 500GB | |
FZ-I9G90 | マウスコンピューター | 649,800円(税込) | 639,800円(税込) | Core i9-13900KF | RTX 4090 | 64GB | 2TB | |
ILeDEs-M77M-A134F-NASXB | パソコン工房 | 149,800円(税込) | 139,800円(税込) | Core i5-13400F | RTX 3050 | 16GB | 500GB | |
ILeDEs-M77M-A137F-SASXB | パソコン工房 | 189,800円(税込) | 184,800円(税込) | Core i7-13700F | RTX 3060 Ti | 16GB | 500GB | |
ILeDEs-M76M-A134F-SLSXB | パソコン工房 | – – – | 162,800円(税込) | Core i5-13400F | RTX 4060 Ti | 16GB | 500GB | |
ILeDEs-R779-L139C-XL1XB | パソコン工房 | 516,800円(税込) | 527,800円(税込) | Core i9-13900KF | RTX 4090 | 32GB | 2TB |
ゲーミングPCの買い時が分かる2023年版各メーカーのセールカレンダー
ゲーミングPCがどのタイミングでセール対象になるか、カレンダーで分かりやすくまとめました。
なお、実際に安くなっているゲーミングPCを知りたい方は、全メーカーのセールをまとめた記事を参考にしてみてください。
時期 | 開催頻度 | 内容の傾向 |
---|---|---|
1月 | 新年セール←大幅値下げ! | |
2月 | メーカー独自のセール | |
3月 | 新生活応援セール | |
4月 | 新生活応援セール | |
5月 | GWセール | |
6月 | メーカー独自のセール | |
7月 | 夏休みセール←大幅値下げ! | |
8月 | 夏休みセール←大幅値下げ! | |
9月 | メーカー独自のセール | |
10月 | オータムセール | |
11月 | メーカー独自のセール | |
12月 | ウィンターセール |
ゲーミングPCを買う時期が悪い人と今が買い時な人は?

ゲーミングPCを買う時期が悪い人として挙げられるのが、ゲーミングPCを所有していてまだまだ問題なく稼働する人や、最新のゲーミングPCパーツを搭載しているゲーミングPCを購入したい人です。
一方でゲーミングPCの買い時が今だという人として挙げられるのが、ゲーミングPCを持っておらず、とにかくセールで安くゲーミングPCを購入したい人。
セール時期などを確認しておけば、安くゲーミングPCを購入できます。
パソコンが値上がりしている理由
2022年下半期までは、物流の停滞や半導体不足によってパーツ等が高騰し、結果としてゲーミングPC本体の価格も高くなるといった状況になっていました。
ここからは、2023年12月現在、ゲーミングPCが値上がりしている原因について解説していきます
ゲーム性能の高いパーツを使用しているため
ゲーミングPCの大きな特徴である処理速度の速さやグラフィック性能の高さを実現するには、性能の高いCPUやGPUで構成しなければなりません。
また、パーツ性能を十分に引き出すには、それに見合った電源ユニットやメモリ、ストレージが必要になります。
パーツ性能と価格は比例しており、ハイクラスのパーツで構成されたゲーミングPCはより高額になるのです。
パーツ不足や円安の影響
現在、半導体不足は徐々に解消してきているといわれています。しかし未だに一部のパーツは品薄が続いており、価格が高止まりしているものも少なくありません。
また、急激な円安や原油高騰の影響を受け、海外製を中心としたパーツが値上がり傾向にあるのも理由として挙げられます。
グラボの値下がり時期や買い時を教えて
グラボの値下がり時期は、新作のグラボが発表される時期です。グラボの新作が発表されると、前世代モデルの価格が安くなるため、結果としてそれらを搭載していたゲーミングPCも安くなります。
2023年6月にはRTX 4060が発売され、4000番台のラインナップがほぼ出揃いました。一時期は新モデルの価格に引っ張られて現行モデルも値上がり傾向にありましたが、現在は落ち着いてきています。
とはいえ、2年ほど前に比べるとまだまだ高値傾向は止まっていません。
なお、新モデルの値下がり時期に関しては、少なくとも発売から2~3ヶ月以上待ったタイミングです。
発売直後は価格が高くなるため、いち早く手に入れたい方以外は購入を避けましょう。
なお、グラボの値下がり時期について詳しく解説した記事もあるので、気になる方はチェックしてみてください。

ゲーミングPCの買い時でよくある質問
PCパーツの値上がりやパソコンの高騰はいつまで続く?
急速な需要増加や半導体不足、新型グラボの発表などで高止まりしていたPCパーツやゲーミングPCですが、2023年12月現在、価格は比較的落ち着いてきています。
しかし原油高騰などの影響を受け、ショップによっては海外製のPCパーツが値上がりしているところも。価格推移を注意深くチェックしておくことをおすすめします。
モニターなどの周辺機器の寿命はどのくらい?
ゲーミングモニターなどの周辺機器の寿命は、一般的な使い方をしていれば約5年ほどといわれています。
画面がボケたように感じたりちらつきが気になりだしたら買い替え時です。基本的にはゲーミングPCを買い替えるタイミングでモニターなどの周辺機器も交換すると考えればよいでしょう。
動作する間に買い替えて、古いゲーミングモニターはパソコン工房などの買い取りサービスに出すのも手です。
パソコンは何年使えるか?
ゲーミングPCはスペックによって使える年数が異なってきますが、一般的にはロースペックとミドルスペックでは約3年、ハイスペックで約5年とされています。
ただし、ゲーミングPCではPCパーツを増設や拡張すれば使用年数は変わるため、カスタマイズも視野に入れて考えましょう。
Windows10はいつまで使えるか?
OSの寿命は、一般的に約10年ほどといわれています。現在発売されているゲーミングPCのほとんどはWindows 11が搭載されており、マイクロソフト側もWindows 11への移行を推奨しています。
Windows 10のサポートも2025年10月14日に終了することが明らかになっており、以後のサポートは行われません。
また、2023年4月27日にマイクロソフトの公式ブログで、Windows 10は現在のバージョンである22H2が最終バージョンになることが発表されました。
現在、Windows 10を使っている人も、11への移行を念頭に置いて新しいゲーミングPCを探すことをおすすめします。
ゲーミングPCを自作するには時期が悪い?
新世代のCPUやグラボが発売されましたが、最新パーツでゲーミングPCを一から自作するには時期が悪いです。
CPUが前世代より値上がっていることもありますが、マザーボードの価格が高騰しているため、手が出しづらくなっています。
ただ、現在はSSDやDDR4メモリ、AMDのRyzen 5000シリーズなどは大きく値下がっているので、旧世代のパーツならコスパよくゲーミングPCを自作することは可能です。
なお、旧世代のパーツで組む場合は、マザーボードの規格が古くなるため将来性はないというデメリットがあるので注意しましょう。
基本的にはBTOメーカーのゲーミングPCを買ったほうがコスパがよく、保証もあるので、作るのが楽しいなど理由がなければ自作はおすすめしません。
ゲーミングデバイスが安くなるのはいつ?
マウスやヘッドホンなどのゲーミングデバイスが安くなる時期は、ゲーミングPCとほぼ同じです。
アマゾンのサイバーマンデーや楽天スーパーセールなどでも、ゲーミングデバイスのタイムセールなどがしばしば行われます。メーカーのセールとあわせてチェックしておくことをおすすめします。
ゲーミングPCが高いのはなぜ?
ゲーミングPCの価格が高いのは、性能の高いCPUやグラボを搭載しているからです。
複雑な作業やあざやかなグラフィック再現において高い能力を発揮するので、複数の作業を同時に進めてもストレスを感じることがありません。
ゲームだけでなく動画編集や3Dモデリングなどにも向いているのも特徴です。
グラボやCPUの寿命はどのくらい?
グラボやCPUの寿命は一般的に3年程度といわれていますが、ゲーミングPCと同じくハイスペモデルのほうが寿命は長くなります。
ただし使用状況によってパーツへの負荷は大きく異なり、それによって寿命も変わってきます。できるだけスペックの高いグラボやCPUを選ぶことをおすすめします。
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