2024年4月のゲーミングPCおすすめモデルをチェック

ゲーミングPCに最適なSSD容量の目安は?ゲームだけならどのくらい必要か解説

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ゲーミングPCの購入を考える際に気になるのが、ゲームをするにはどのくらいのSSD容量が必要かという問題です。

SSDの容量が少なすぎると、新作ゲームが出るたびにいちいち古いゲームをアンインストールしなければならないという手間が生じます。

そのため、購入の際は標準搭載の容量のままでいいのか、カスタマイズで増やしたほうがいいのか判断するべきです。

この記事では、初心者向けにゲーミングPCに必要なSSDの容量の目安や、よくある質問について解説しています。

なお、2024年最新のコスパ最強ゲーミングPCおすすめモデルを紹介した記事もあるので、あわせてどうぞ。

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目次

メインストレージにはOSが入っていることを考慮しよう

ゲーミングPCを購入すると、多くの場合メインストレージにOSがインストールされた状態で届けられます。

そのため、記載されているSSDの容量すべてを使えるわけではないということを考慮しなくてはなりません。

マイクロソフトのサイトでは、OSが問題なく動くために以下の空き領域が必要だとしています。

  • Windows10→32ビットの場合16GB、64ビットの場合26GB
  • Windows11→64GB

500GBのSSDの場合、Windows10(64ビット)で474GB、Windows11で436GBが実際使用できる容量ということになります。

実際にどのくらいの容量が使われるかは環境によって異なりますが、この数値に近い容量は差し引いておきましょう。

なお、Windowsは2進数で容量を計算しているため、SSDのカタログスペックとは異なる数値で表示されますが、使用に問題はありません。

ゲーミングPCの最適なSSD容量の目安

SSDの容量の目安

本見出しでは、3つに分けてゲーミングPCのSSDの容量の目安を解説していきます。

最低でも500GBは必要

SSDに複数タイトルを保存する場合、それに見合ったストレージ容量が必要になります。

以下は、人気タイトルをインストールするのに必要な容量をまとめたものです。

ゲームタイトル必要最低ストレージ容量
Apex Legends22GB以上
FF1480GB以上
※「黄金のレガシー」では140GB以上になる予定
フォートナイト30GB以上
原神100GB以上
※初回インストール時は150GB以上
サイバーパンク207770GB以上
ホグワーツ・レガシー85GB利用可能
パルワールド40GBの空き容量

各タイトルの公式から提示されている必要最低容量ですが、セーブデータの肥大やアップデートなどでプレイ時間が長くなればなるほど容量は増えていきます。

例えば、原神のストレージ容量は当初30GB以上となっていましたが、2023年8月に100GB以上(初回インストール時は150GB以上)に変更されました。

また、FF14も2024年夏に予定されているパッチ7「黄金のレガシー」でストレージ容量が140GB以上に変更される予定です。

原神やFF14のようにタイトルによっては、最低要件の2~3倍まで大きくなることも珍しくありません。

このことから、2~5タイトルのゲームを保存すると仮定した場合、SSDは500GBを最低ラインとして考えることをおすすめします。

1TBあると安心できる

10タイトル以上のタイトルを保存したり、複数プラットフォームでゲームを管理するのであれば1TB SSDをおすすめします。

ゲームをプレイしていると、スクリーンショットやプレイ動画も次第に増えていくものです。一般的にフルHD画像は4MB/枚、フルHD動画で1GB/2分程度といわれています。

1TBあれば、画像や動画も余裕を持って保存することが可能です。

また、最新タイトルは必要容量が増えてきており、BTOメーカーでも徐々に1TBのSSDを標準搭載したモデルがスタンダードになってきています。

今からゲーミングPCを購入するなら、1TBを基準にするのがおすすめです。

2TB以上はゲームだけなら大きすぎる可能性

ストレージ容量には余裕が必要ですが、大容量のSSDはその分予算も高くなるのが難点です。

さほど容量が大きくないゲームをプレイするだけであれば、2TB以上のSSDは容量が大きすぎる可能性もあります。

ただ、グラフィックを重視するゲームや最新タイトルなどは必要な容量が増えてきているのも事実です。

最新タイトルを複数プレイする予定のある方や、動画編集などクリエーター用途で大量の素材を扱う方は、大きめの容量を選ぶという選択肢もあります。

また、SSDは空き領域が多いと書き込み速度が安定しやすいので、ストレージに余裕を持ちたいなら2TBを選びましょう。

SSDの読み込み速度にも注目しよう

SSDはHDDと比べてOSやゲームクライアントの起動が非常に速いのが特徴です。ただし、SSDの規格によって速度が異なります

現在、主流となっているのはマザーボードに直接取り付ける「M.2」という規格のSSDです。

M.2のなかでも特に転送速度が速いのはNVMe接続のSSDで、現在ではほとんどのゲーミングPCに搭載されています。

NVMeにも規格があり、SATA接続のSSDより高速でスタンダードなのがNVMe Gen3。より高性能なのが、NVMe Gen4 SSDです。

NVMe Gen4 SSDは、前世代のGen3と比較して転送速度が25%(理論値)アップしており、より高速なデータ転送が可能になりました。

発売当初は高価でしたが、現在では価格も落ち着いてきており、特に1TBモデルを入手しやすくなっています。

これからゲーミングPCを選ぶのであれば、NVMe Gen4 SSDを搭載しているモデルがおすすめです。

より高速なNVMe Gen5 SSDもある

現在はGen4よりも、更に高速な最新規格のNVMe Gen5 SSDの発売も始まっています。しかし、発熱が高くて扱いづらく、高価なのでハイエンドユーザー向きのSSDです。

一般的に使えるようになるのはまだ先なので、扱いやすさなら発熱が大人しいGen3、速度を求めるならGen4を選びましょう。

SSDを2つ以上増設したいならHDDを入れよう

容量に余裕を持たせたい時やデータの格納場所を分けたい場合、ストレージを増設するのもひとつの方法です。

最初のストレージがSSDだったのなら、もう一つはHDDを選択するのがおすすめ。

SSDは起動やロードが速いなどの大きなメリットがありますが、画像や動画を保存する目的であれば大容量かつ価格が安いHDDのほうがコスパが高くなります

SSDにはOSやゲームクライアントを、HDDには画像や動画を保存するという使い方をするのが一般的です。

なお、SSDとHDDを組み合わせた構成はデュアルストレージと呼ばれています。

ゲーミングPCのSSD容量でよくある質問

SSDの寿命は?

SSDの寿命は一般的に4~5年といわれています。

かつてはHDDよりも寿命が短いといわれることもありましたが、SSDの性能向上により、差はほとんど見られなくなりました。

SSDの寿命がどれくらい残っているかは、TBW・MTBF・MTTFという3つの指標をチェックすることで推測可能です。

これらは書き込み可能なデータ容量や故障が起きるまでの平均時間を示したもので、各メーカーのサイトやフリーソフトで確認できます。

また、Western Digitalなどの有名メーカーはSSDの管理ツールを配布しており、余寿命の監視やファームウェアのアップデートができるようになっています。

TBWなどはあくまで寿命の目安なので、SSDの買い替え時期を考えるヒントとして参考にしましょう。

HDDとSSDの違いは?

HDDとSSDはいずれも記憶装置です。ただ、HDDがディスクにデータを読み書きしているのに対し、SSDはメモリーチップに記憶しているという違いがあります。

そのため、SSDにはHDDにはないいくつかのメリットが挙げられます。

SSDのメリット
  • 衝撃などによる破損・故障が起きにくい
  • 静音性に優れている
  • データの転送速度が大幅に向上している
  • サイズが小さい

ただし、SSDをHDDと比較すると最大容量が少なく、価格が高くなる傾向があります。

HDDとSSDの特徴を把握したうえで、用途に合ったストレージを選びましょう。

M.2のSSDは全部高速なの?

最近のゲーミングPCは、2.5インチのSSDよりも高速なM.2規格のNVMe SSDを採用しているモデルがほとんどです。

ただ、M.2というのはあくまでスロットの規格なので、データの転送方式はSSDによって違います。

転送方式は一般的なHDDや2.5インチSSDに使われる「SATA」と、NVMeに対応した「PCI-E」の2種類です。

SATA接続だと2.5インチのSSDと同じ速度。PCI-Eに対応しているのが、より高速なNVMe SSDとなります。

もしも、自分で増設する時はSSDの形だけで判断せずに、必ず仕様を確認してください。

ゲーミングPCにSSDの増設はできる?

ガレリアなどのゲーミングPCには拡張性が十分あるので、SSDの増設は可能です。

ただし、M.2規格のNVMe SSDを増設する場合には、マザーボードの仕様に注意しなければいけません。

マザーボードにあるM.2のスロットは大抵2つで、多くても3つ。加えて、非常に高速なGen4に対応しているのは1つだけという場合も多いです。

最近のゲーミングPCなら1番速度がでるM.2スロットは最初から使われているので、必ずマザーボードの仕様を調べてからSSDを購入しましょう。

M.2スロットに空きがない場合はSATA接続の2.5インチSSDを選ぶのが無難ですが、PCIeスロットにNVMe SSDを接続できるようになる変換カードを使用するという手もあります。

SSDってゲームでどんな効果があるの?

SSDはHDDより読み込み速度が圧倒的に速いので、ゲームのロード時間が大幅に短縮されるのが最大のメリットです。

特にオープンワールドのような1回のロードで、大量のマップデータを読み込むゲームでは20秒以上の差がつく場合もあります。

SSDにゲームをインストールすると、HDDよりロードが短くなって待ち時間が減り、スムーズにプレイできるようになると考えましょう。

SSDの容量が256GBでは少ない?

少し前であればSSDにWindows10のようなOSやゲームクライアントを入れ、画像データなどはHDDに保存するデュアルストレージ構成なら、256GBでも十分でした。

現在ではゲームに必要な容量が大きくなっていることもあり、ゲーミングPCだと256GBでは足りなくなります。

また、基本的にSSDは容量に余裕があると速度も安定するので、増設するにしても500GB以上がおすすめです。

ゲーミングPCのストレージをSSDのみにするメリットは?

SSDには読み書きの速度が非常に速いこと以外にもメリットがあります。

SSDはHDDと違い、内部で動いているパーツがないので駆動音がしません。ゲーミングPCのストレージをSSDのみにすると、静音性が高くなります。

ゲーミングPCの静音性を少しでも高めたいなら、ストレージをSSDのみにするのも手です。

SSDの容量がスペックより少ない原因は?

Windows上からSSDやHDDの容量を見ると、箱などに記載されているスペックよりも少なく表示されています。

SSDの容量が少なく表示される原因は、カタログスペックでは一般的によく使われる10進数で記載されているのに対して、Windowsは1KBを1,024バイトと2進数で変換しているためです。

カタログスペックWindowsでの容量
250GB233GB
500GB465GB
1TB931GB
2TB1862GB

Windowsでは上記の数字に近い容量が表示されていれば、不良品や故障ではありません。

また、WindowsをインストールしたCドライブには見えないシステム管理領域が作られるので、1~2GB程度の誤差が生じます。

SSDの容量がカタログスペック通りに表示されないのはWindowsの仕様なので、ほとんどの場合は気にする必要はありません。

SSDはなぜ安くなった?

2023年ごろから、1TBや2TBのSSDが安くなってきました。

技術の向上や需要の低下など理由は複数ありますが、価格競争が激しくなったことも、SSDが安くなった原因の1つと考えられます。

例えば、HIKSEMIなどのメーカーが参入して、高性能で安価なSSDをAmazonなどで販売し始めました。

また、新規参入のメーカーだけではなく、IntelのSSD事業を引き継いだソリダイムが大規模なレビューキャンペーンを開催したこともあります。

需要の低下や価格競争もあってか、2023年以降は1TBのSSDでも手が出しやすくなりました。

ただ、2024年現在のSSDは値上がり傾向になっています。SSDやメモリは時期によって価格が変動しやすいので、安いうちに買っておくのも手です。

ただ、大事なデータを保存するSSDは安さよりも信頼性を重視したほうがいいので、Western Digitalなど実績のあるメーカーを選ぶことをおすすめします。

ゲームをするとき、HDDとSSDのどっちがいいですか?

ゲームをインストールするストレージはHDDよりもSSDを選びましょう。

HDDとSSDでは読み書きの速度がまったく違います。SSDのほうがロード時間が圧倒的に速くなり快適です。

ゲーミングPCのSSDは1TBで足りますか?

一般的な用途であればゲーミングPCのSSDは1TBで十分です。

ただし、大容量のゲームを複数インストールしたままにする場合は1TBのSSDでも足りなくなる可能性はあります。

遊び終わったゲームでもアンインストールしたくない場合は、ゲーム用ストレージとして1TBのSSDを追加するのも手です。

ゲーミングPCに最適なSSDの容量まとめ

ゲーミングPCに最適なSSDの容量は1TBです。

スクリーンショットや動画のようなデータの保存用にHDDを搭載して、デュアルストレージにすれば、なにをするにも余裕ができて快適になります。

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