本記事では、初めてゲーミングPCを買う方向けに、
- 自分がどんなゲーミングPCを買えばよいのか
- 損をしない買い方とは何なのか
上記2点が分かるよう専門用語をなるべく使わずに解説したうえで、2022年最新の初心者におすすめなゲーミングPCを紹介していきます。
専門用語が出てきても、必ず噛み砕いた説明を交えるので安心して読み進めてください。
なお、幅広いモデルの中から厳選したゲーミングPCのおすすめ特集記事も執筆しています。セール情報などを載せているので、ぜひご確認を。
なぜゲームではfps(フレームレート)が重要視されるのか
初心者におすすめなゲーミングPCを紹介する前に、ゲーミングPCを選ぶうえで重要な知識となるfps(フレームレート)について解説します。
fpsとは
fps とは動画の滑らかさを表. す指標である
引用元:J-STAGE | ステレオ法による3次元計測および形状データ構築
もっと分かりやすい例として、下記の動画を用意しました。
冒頭で流れる約200fpsの動画は、1秒間に約200枚の画像が連続して表示されている状態です。
映像が非常に滑らかなため、近距離の激しい撃ち合いでも敵に狙いを定めやすく、ゲームをより有利に進められます。
一方30fpsの映像は、カクつきやブレが発生。狙った位置と実際に撃った場所がズレてしまっています。
動画に出てくる的は動かないので何とか当てられていますが、これが対人戦であれば間違いなく200fpsのときと比べて弾が当てられなくなります。
さらに、もう1つ動画を観てみましょう。
曲がり角やドアなどでは、出会い頭に敵に遭遇する危険があります。
動画を観たら分かる通り、映像の切り替わるスピードが速いため、こういった場所ではfpsが高ければ高いほどより早く敵を見つけることができます。
このような高fpsを出すためには、グラフィックボードと呼ばれる映像関連の処理に優れたPCパーツが必須。
性能が高ければ高いほどfpsも上がるので、ゲームで勝ちたいプレイヤーは皆グラフィックボードに注目しているのです。
fps(フレームレート)がゲームにおいて重要な理由は……
- 狙いが定めやすくなる(弾が当てやすくなる)
- 敵をより早く発見できる
- 映像が滑らかに表示される

高fpsを出すためにはグラフィックボードを搭載したゲーミングPCが必須ということも覚えておきましょう!
ひと目で理解できる!スペック早見表でどれだけfpsを出せるか把握しよう
144fp張り付き
144fpsを安定して出せるゲーミングPCは、安くてコスパのよいモデルが多いため非常に人気があります。
CyberPunk 2077やBF2042など、スペックが求められるゲームを高画質で遊びたい場合はパワーが足りませんが、画質にこだわりがなければ、基本的に以下の構成でほとんどのゲームを快適にプレイできるのでおすすめ。
240fps張り付き
240fps出せるゲーミングPCは、高画質でも安定してフレームレートを稼げるほか、配信中も安定してゲームをプレイできるためヘビーゲーマー・ストリーマーに人気。
動画編集もスムーズに行えるので、キルシーンなどのプレイ映像をYoutubeに投稿したい方にもおすすめです。
ほとんどの方にとってはコスパ構成であれば十分スペックは足りますが、
- 240fps以上出したい
- レイトレON・高画質設定でも快適に遊びたい
- VRも遊んでみたい
という方は最強構成のゲーミングPCを選びましょう。
【あなたにぴったり】初心者におすすめな予算別ゲーミングPC
10万円:もっとも安いゲーミングPC
中学生・高校生でも手が出しやすい激安ゲーミングPC
3
CPU | Core i5-12400F |
---|---|
グラボ | GTX1650 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 512GB |
HDD | – – – |
電源 | 600W |
- かなり安い
- 最新世代のCPUを搭載
- 100fps程度で遊べる
- 重たいゲームを高画質でプレイしたい人
本記事で紹介しているゲーミングPCのなかで1番安いゲーミングPC。この価格帯では珍しく最新世代のIntelCPUを搭載しています。
BF2042などの重たいゲームを高画質でプレイするとなると流石に厳しいですが、低画質設定でApexやフォートナイトを遊ぶのであれば問題ないスペック。
シーンによって上下しますが、Apexは80~100fps程度、フォートナイトは160~180fps程度でプレイできます。
予算を出来る限り抑えたい、中学生や高校生でも手が出しやすいゲーミングPCがほしいなら間違いなくこの1台をおすすめします。
15万円以下:コスパ重視のゲーミングPC
定番の高コスパ構成!安くても高性能なゲーミングPC
3
CPU | Core i5-12400 |
---|---|
グラボ | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 512GB |
HDD | – – – |
電源 | 550W |
- Apexやフォートナイトであれば144fps出せる(低画質時)
- 価格が安い
- USBポートやヘッドホンジャックにアクセスしやすい
- どんなシーンでも144fpsを切らないモデルがほしい人
- レイトレをONにして遊びたい人
Core i5-11400・GTX 1660 SUPERという定番の構成が採用されている「RM5C-G60S」。
Apex Legendsであれば、低画質設定で平均144fps出せる性能があります。高画質設定でも100fpsは安定して出せるので、どっちの画質をとっても快適にプレイ可能。
フォートナイトやVALORANTのような軽めのゲームであれば200fps以上出せることもあります。
レイトレ非対応な点に注意が必要ですが、その点問題なく安さ重視であれば一番おすすめできるモデルとなっています。
- SSDの容量を1TBへ変更
- HDDを追加
※変更・追加は複数タイトルプレイしたい方向け。無理にカスタマイズしなくてOKです(ただしあっても困らない)。
20万円以下:144fps張り付きできるゲーミングPC
ワンランク上の性能を目指したい人におすすめ
3.5
CPU | Core i5-12400 |
---|---|
グラボ | RTX 3060 Ti |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 512GB |
HDD | – – – |
電源 | 650W |
- 144fps張り付きでApexができる
- フォートナイト・VALORANTは240fpsほぼ張り付き
- 最新世代のCPUを搭載
- 4K画質で遊びたい人
- VRを快適に楽しみたい人
軽めのゲームであれば200fpsはゆうに超えるハイスペックモデル「RM5C-R36T」
CPUにIntel最新世代の「Core i5-12400」を採用しているのがポイント。前世代の「Coe i5-11400」よりも性能がアップしており、Apexも安定して144fps出せます。
ストレージやメモリなどは一般的なゲーミングPCといったところ。カスタマイズの必要性はありませんが、容量が足りるか不安な方はお好みでSSDかHDDを増やしましょう。
フルHDのゲーミングモニターを使うのであれば、ほとんどのゲームはこのゲーミングPCで快適に遊べます。
性能がよくてちょうどいい価格で買えるゲーミングPCを探しているなら本モデルがもっともおすすめです。
- SSDの容量を1TBへ変更
- HDDを追加
※変更・追加は複数タイトルプレイしたい方向け。無理にカスタマイズしなくてOKです(ただしあっても困らない)。
25万円~:240fps安定のゲーミングPC
配信中でも超快適なハイスペックモデル
4
CPU | Core i7-12700 |
---|---|
グラボ | RTX 3070 Ti |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
電源 | 750W |
- 平均240fpsを安定して出せるスペック
- Apexなら高画質でも144fps以上出せる
- レイトレをONにしても快適
- 4Kモニターでレイトレの表現を楽しみたい人
平均240fps以上をド安定で出せるゲーミングPCがほしいなら「XA7C-R37T」がおすすめです。
Apex Legendsであれば高画質でも平均144fpsを切ることがないため、144~165Hzのゲーミングモニターを最大限活用できます。
フルHD解像度であればレイトレをONにしても60fps以上で遊べます。ただし、4Kモニターだとまだパワー不足な面があるので注意。
そんなに高いゲーミングPCは買えないけど、性能は妥協したくないという人向けのモデルです。
- メモリを16GBから32GB以上へ変更
- HDDを追加
※HDDはお好みで。メモリは動画編集をするクリエイターやVRを快適に楽しみたい人向け
30万円~:最強スペックのゲーミングPC
プロゲーマー並の環境を揃えたい人におすすめ
5
CPU | Core i9-12900K |
---|---|
グラボ | RTX 3090 |
メモリ | 32GB(16GB×2) |
SSD | 1TB |
HDD | 2TB |
電源 | 850W |
- 最強のスペック
- カスタマイズしなくても十分なメモリとストレージ
- ゲーム・VR・動画編集全部が快適
- 30万円以下のゲーミングPCがほしい人
Intel最新世代CPUのなかでも最上位の性能を持つ「Core i9-12900K」と「RTX 3090」の最強構成が採用された「UA9C-R39」
ドスパラで購入できるゲーミングPCで一番スペックの高い(IntelCPU)モデルです。
同メーカーの場合、メモリ16GB・SSD512GB・HDDなし構成が多いですが、本モデルは全て容量十分。
この構成かつメモリ32GBを標準搭載しているため、カスタマイズせずにゲームやVRだけでなく動画編集もサクサクこなせます。
- HDDを2TBから4TBに変更
※高画質かつ長時間の動画を保存したい方向け。基本的にカスタマイズする必要はありません。
【持ち運べる】初心者におすすめなゲーミングノートPC
初心者におすすめなゲーミングノートPCを紹介しています。より安いモデルや普段使いできるモデルを探している方は、以下の記事を参考にしてみてください。


大学・出張先・旅行先で大活躍!高性能なゲーミングノートPC
4
CPU | Core i7-11800H |
---|---|
GPU | RTX 3070 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 15.6インチ/240Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約1.96kg |
- 持ち運びやすい
- 低画質であれば200fps,高画質でも144fpsを安定して出せる
- 240Hz対応のディスプレイを搭載
- 大容量のSSDを搭載
- 15万円以下のゲーミングノートPCがほしい人
薄型コンパクトかつ軽量な持ち運びやすいゲーミングノートPC「UL7C-R37」。
比較的スペックが高く、Apex Legendsやフォートナイトを低画質でプレイした場合、平均180~200fpsを安定して出せます。
高画質でもヌルヌル動くので、いつでもどこでも快適に遊びたい人におすすめです。
ゲーミングノートPCは購入後にメモリやストレージの容量を増やすのが難しいのですが、本モデルはメモリを16GB、SSDを1TB標準搭載しているので困ることはほぼありません。
なし。Officeソフトがほしい場合はWord・Excel・Powerpointがある「Microsoft(R) Office Home and Business 2021」がおすすめです。
安いゲーミングノートPCの代表格!低画質なら120fps余裕のスペック
3
CPU | Core i5-11400H |
---|---|
GPU | RTX 3050 Ti |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
画面サイズと対応Hz | 15.6インチ/144Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約2kg |
- 低価格で買える
- 軽いゲームなら平均120fps、重いゲームでも60fpsで遊べる性能
- 落ち着きのあるデザイン
- 高画質でも144fps以上出せるモデルがほしい人
安くてそこそこゲームが快適にできる初心者向けゲーミングノートPCを探しているなら、「RL5C-R35T」がおすすめ。
低画質であれば120fps、高画質であれば60~100fpsと、144Hz対応のディスプレイに合う性能を持っています。15.6インチとやや小型なので、リュックなどにもスッポリ入りやすいサイズ。
デザインは一般的なノートPCと変わりなく、人が多い場所で使っても悪目立ちしないので堂々と広げられます。
なし。Officeソフトがほしい場合はWord・Excel・Powerpointがある「Microsoft(R) Office Home and Business 2021」がおすすめです。
ASUS ROG Zephyrus Duo 15 SE GX551QS


驚異の300Hz!セカンドディスプレイを搭載したハイスペモデル
4.5
CPU | Ryzen 9 5900HX |
---|---|
GPU | RTX 3080 |
メモリ | 32GB |
SSD | 2TB |
画面サイズと対応Hz | 15.6インチ/300Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約2.5kg |
- 高リフレッシュレートに対応
- fps優先、画質優先どちらも最適
- 動画編集やVRも快適なスペック
- 20万円以下のゲーミングノートPCがほしい人
ゲーム・動画編集どちらも非常に快適に行えるゲーミングノートPC「GX551QS」。
ディスプレイはフルHDで300Hzに対応。このスペックであれば、フォートナイトなど比較的フレームレートを稼ぎやすいゲームで300fpsを十分狙えます。
本製品はカスタマイズできませんが、メモリが32GB・SSDが2TBと十分な容量を備えているため問題ありません。SSDに関しては、容量が足りなくなったら外部ストレージを別途購入しましょう。
なお、本製品はキーのすぐ上にもう1つディスプレイを搭載するという特殊なデュアルディスプレイタイプ。セカンドディスプレイはタッチ操作に対応しているので、調べ物や動画編集の際には特に活躍します。
カスタマイズ不可のためなし。
【最適がわかる】ゲーム別で見る初心者におすすめなゲーミングPC
Apex Legends
限定PCケースを採用した渋ハルコラボモデル
3.5
CPU | Core i7-11700 |
---|---|
グラボ | RTX 3060 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
電源 | 650W |
- 特別仕様の限定PCケース
- 低画質で平均200fps以上安定
- 高画質でも144fpsほぼ張り付き
- 大容量のSSDを搭載
- 240fps張り付きでプレイしたい人
Apex Legendsをはじめとしたゲーム配信を行っているVtuber「渋谷ハル」氏とドスパラのコラボモデル「SHA7C-R36」。
低画質であればApexを180fps以上、高画質でも144fpsを安定して出せるので、Apexを快適に遊びたい人におすすめです。
1TBのSSDを搭載しているのでShadowPlayで録画した1マッチ分の動画を複数個保存しておけます。
ただし、ほかのゲームをインストールしたい場合はHDDを追加しておきましょう。動画はHDD、ゲームはSSDに保存するのがおすすめです。
Apexが快適に遊べるハイスペックモデルがほしいならこのモデルで間違いないです。
- 2TBのHDDを追加
※高画質かつ長時間の動画を保存したい人向け


フォートナイト
かっこよくてコスパもいいフォートナイト向け高ゲーミングPC
3.5
CPU | Core i5-12400 |
---|---|
グラボ | RTX 3060 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 500GB |
HDD | – – – |
電源 | 850W |
- デザイン性に優れているPCケース
- 圧倒的高コスパ
- 低画質で240fps以上出せる
- パフォーマンスモードなら240fps張り付き
- ほかのゲームも快適にプレイできる
- 光らないゲーミングPCがほしい人
- レイトレで快適に遊びたい人
第12世代IntelCPUの「Core i5-12400」を搭載したミドルスペックゲーミングPC。
フォートナイトを低画質で平均240fps以上(パフォーマンスモードであれば300fps)出せる性能があります。
なお、Core i5-12400は「Core i7-11700」に匹敵する性能を持っているので、この構成でも張り付きとまではいきませんが低画質であればApexも200fps以上出せます。
レイトレをONにしても遊べますが、EPICだと60fpsを下回るため、より高画質な状態で遊びたい場合はRTX 3070 Tiを搭載したモデルを選びましょう。
- 2TBのHDDを追加
- SSDを500GBから1TBに変更
※高画質かつ長時間の動画を保存したい人向け。どちらか片方でも十分です


マインクラフト
マイクラ用の激安ゲーミングPC!低画質ならほかのゲームも遊べる
2.5
CPU | Core i5-12400 |
---|---|
グラボ | GTX 1650 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 512GB |
HDD | – – – |
電源 | 500W |
- 10万円で買える超低価格モデル
- メモリ・ストレージの容量は十分
- 低画質であればたいていのゲームは遊べる
- 影MODなども導入可能
- 100fps以上を安定して出したい人
マイクラはそこまでスペックを必要としないので、マイクラ(バニラ)を中心に遊びたいのであればこの格安ゲーミングPC「ILeDEs-M066-A124-RFSXB」で十分。
Apexも低画質なら100fps付近で遊べるので、高性能で価格が高いモデルは自分には不要だという人に向いています。
MODを入れすぎるとカクついてしまいますが、影MODを入れるぐらいであれば60fps程度で遊べます。
SSDも512GBあるので、ゲームをたくさん入れないのであればカスタマイズしなくても大丈夫です。
- 1TBのHDDを追加
※動画・画像ファイルなどを保存したい人向け
VALORANT
とにかく安いゲーミングPCを探しているならこれ
2.5
CPU | Core i5-11400F |
---|---|
グラボ | GTX 1650 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 512GB |
HDD | – – – |
電源 | 500W |
- 非常に安い
- 低画質であれば平均180fps程度出せる
- 高画質設定でゲームをプレイしたい人
安くてもゲームは快適にプレイできるゲーミングPCがほしいなら「PL-B」をおすすめします。
中学生や高校生でも手が出しやすい値段ながら、Apex・フォートナイトなどを低画質でプレイするには十分な性能があります。
1TBのHDDを追加 ※動画などを保存したい人向け
BF2042
圧倒的近未来感かつ高性能のゲーミングPC
4.5
CPU | Ryzen 9 5900 |
---|---|
グラボ | RTX 3080 Ti |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 256GB + 2TB |
HDD | – – – |
電源 | 500W |
- おしゃれなPCケース
- 100fps以上をキープできる
- 軽めのゲームなら200fps以上出せる
- 派手なPCケースが好きじゃない人
BF2042は比較的新しいゲームで、Apexやフォートナイトとは異なり非常に高いスペックを要求されます。
そのため、Ryzen 9 5900とRTX 3080 Tiという強力な構成が必要。正直RTX 3090でもいいぐらいです。
低画質であれば100~120fps、高画質だと100fpsをいったりきたりするぐらいのスペック。144fpsを出すには、Core i9-12900KとRTX 3090を搭載した現行最強スペックが必要になるので、もし気になる場合は下でも紹介していますがG-tuneの「XP-Z」をおすすめします。
本モデルの魅力はなんといってもPCケースの近未来感。ゲーム部屋にぴったりで写真映えもしっかり狙えます。
- RTX 3090にアップグレード
※よりfpsを安定させたい人向け
Steam版モンハンライズ
コスパを重視した魅せるゲーミングPC
4
CPU | Ryzen 7 5800X |
---|---|
グラボ | RX 6700 XT |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 1TB |
HDD | – – – |
電源 | 500W |
- 限定の特大マウスパッドが貰える
- 高画質でも100fps以上でヌルヌル動く
- Intel+Nvidiaの鉄板構成を好む人
先日発売されたばかりのモンハンライズ。BF2042同様、必要・推奨スペックは割と高めです。
あまり選択肢に入ってこないAMD×AMD構成ですが、高画質設定でもしっかり100fpsは出せるスペックがあります。CPUが「Core i5-12600K」、GPUが「RTX 3060 Ti」相当の性能です。
側面のパネルは強化ガラスが使われているので、内部にあるパーツが外から確認できる状態。PCを光らせたい人に向いています。
- 1TBのHDDを追加
※動画・画像ファイルなどを保存したい人向け
CyberPunk 2077
カスタマイズ不要の完成された最強スペックモデル
5
CPU | Core i9-12900K |
---|---|
グラボ | RTX 3080 Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2) |
SSD | 1TB |
HDD | 4TB |
電源 | 1200W |
- SSDが1TB、HDDが4TBと十分なストレージ
- 2022年1月時点でもっとも性能が高い
- 動画編集もサクサクこなせる
- 30万円以下のゲーミングPCを探している人
非常に重たいゲームとして知られるCyberPunk 2077。高画質設定 + レイトレONで非常にリアルな映像が楽しめるので、それに耐えうるゲーミングPCを選ぶ必要があります。
おすすめとして紹介している「XP-Z プレミアムモデル」は、Core i9-12900KとRTX 3080 Tiという非常にハイスペックな構成で組まれています。
最高画質設定でレイトレONの場合、平均70~80fpsで楽しむことが可能。4Kだと流石に厳しいですが、WQHDであれば平均60fpsあたり出せます。
ただ、ほかのゲームをすることを考えるとフルHDの240Hzか360Hzのモニターを買ったほうが本モデルの性能を幅広く活かせるとは思います。
ストレージは1TBのSSDと4TBのHDDを搭載。普段あまりやらないゲームや動画などはHDDに、それ以外のものはSSDに入れると効率よく使い分けれます。
メモリも32GBと十分あるので、VR・動画編集を考えている方にもおすすめです。
なし(メモリ、ストレージともに十分なため)
【一式まとめて!】初心者におすすめなゲーミングPCセット
【144Hz】予算を抑えたゲーミングPCセット
ゲーミングPC | ガレリア 第11世代Core搭載 RM5C-G60S |
ゲーミングモニター | Acer KG241QSbmiipx |
ゲーミングマウス | HyperX Pulsefire Haste |
ゲーミングキーボード | HyperX Alloy Origins Core |
ゲーミングヘッドセット | HyperX Cloud Revolver 7.1 |
【240Hz】全てプロ仕様のゲーミングPCセット
ゲーミングPC | ガレリア 第12世代Core搭載モデル UA9C-R39 |
ゲーミングモニター | BenQ ZOWIE XL2546K |
ゲーミングマウス | Logicool G PRO X SUPERLIGHT |
ゲーミングキーボード | Logicool G G913 TKL |
ゲーミングヘッドセット | LogicoolG PRO X Wireless |
ゲーミングマイク(ヘッドホンの人用) | HyperX QuadCast S |
必要なものや周辺機器も忘れずに
144Hzや240Hz対応のゲーミングモニター
衝撃の事実かもしれませんが、実はハイスペックなゲーミングPCを買ったからといって、それだけでは高フレームレートの映像を楽しめるわけではありません。
例えば、144fps出せるゲーミングPCを購入しても、60Hzしか出せないモニターに接続するのであればそれは60fpsの映像しか表示できないということ。
モニターの性能がゲーミングPCの性能に追いついていないと考えてください。
ここで用意すべきは、144Hzに対応したゲーミングモニターです。自分がプレイしたいフレームレートの数値に合ったゲーミングモニターを必ず選びましょう。
コスパ重視、性能重視のおすすめなゲーミングモニターは、上の見出しで解説しているので読み返してみてください。
ゲーミングマウス
ゲーミングマウスにもさまざまな種類があります。有線、ワイヤレス、軽いタイプ、重いタイプ。
これは人によって適切なモデルが異なるので一概には言えませんが、僕は断然「ワイヤレスゲーミングマウス」を推します。
特に軽めのゲーミングマウスが好きならLogicool GのPRO X SUPERLIGHTがぶっ刺さると思います。 実際に使用している映像や遅延のテストなどはプロ仕様のゲーミングPCセットのリンクから飛べるのでぜひ。
ゲーミングキーボード
ゲーミングキーボードを選ぶ際に注意すべきは、軸が自分に合っているか。
僕が使っている茶軸は、ほどよい打鍵感と静音性を備えた軸。押し心地はいいけどカチャカチャうるさいことで有名な青軸もあります。
特にこだわりがなければ、これもLogicool G製品ですが「G913 TKL」のタクタイル(茶軸)がおすすめ。ゲーミングマウス同様、こちらも上の見出しのリンクから確認できます。
配信やVCで使えるゲーミングマイクかゲーミングヘッドセットを用意しよう
配信したい人やDiscordなどでVCをつないでゲームを遊びたい人は、マイクが必須。
ヘッドホンにマイクが付いているタイプのゲーミングヘッドセットは、マイクの代金や設置スペースを省けますが、その分音質は落ちます。
高音質な声を届けたいのであれば、ちゃんとしたゲーミングマイクを購入しましょう。
インターフェースとか何かわかんないという場合は、USBタイプのマイクがおすすめです。
初心者でも分かるゲーミングPCと普通のPCの違いとは?
ゲーミングPCと普通のPCの違いは、用途・性能・価格の3つです。
普通のPCは、ネットサーフィンやWordでの文書作成といったあまりスペックを必要としない作業をする人向けに作られています。
そのため、映像関連の処理を行うGPUが搭載されていないモデルが多く、ゲームをプレイするのには適していません。
ただし、その分安く作れるので、なかには5万円~10万円で買える製品もあります。
一方ゲーミングPCは、名前のとおりゲームをプレイすることを目的として作られています。
高画質で滑らかな映像を出力するためには、GPU(グラボ)が必須。メモリやストレージなどの容量も必要とされます。
なので、普通のPCと比較すると性能は段違いに高くなりますが、その分価格も10万円~が標準。搭載されているパーツにもよりますが、15万円以下だとかなり安いなという印象です。
初心者向けのゲーミングPCの選び方
注目すべきパーツは3つだけ
CPUは他パーツの足を引っ張らない性能が必要
CPUはパソコンの「脳みそ」と呼ばれるほど重要なパーツです。
ほかのパーツの性能がよくても、CPUの性能が悪ければ快適にゲームをプレイすることはできません。
特にCPUとグラボ(GPU)のバランスが非常に重要。どちらか片方の性能が低い場合、本来出せるfpsが出せなくなってしまいます(この状態をボトルネックが生じているといいます)。
なので、失敗したくない人は「ひと目で理解できるスペック早見表」で紹介した構成を参考にしつつ、ゲーミングPCを選んでみてください。
グラボ(GPU)は価格に大きく関わる
ゲーミングPCにおいて、グラボはCPUと同じぐらい重要なパーツです。
どれだけfpsを稼げるか、高画質な映像を表示できるかはグラボの性能にかかっています。
グラボの性能に比例するようにゲーミングPCの価格も上がりますが、基本的に今出せる予算のギリギリを攻めるのがおすすめ。
後になって「もっと性能のよいゲーミングPCを買っておけばよかった」と後悔する恐れがあるからです。
プレイするゲームによって変わりますが、たいていのゲームは「RTX 3070 Ti」を搭載したゲーミングPCであれば快適に遊べます。
低画質でもいいから安いのがほしい、という場合は「GTX 1660 SUPER」搭載のモデルを選びましょう。
メモリは16GBが基本
メモリはCPUが処理するデータを一時的に保存しておくパーツです。
容量が大きければ大きいほど、CPUが余裕を持って処理できるため動作がカクつかず快適にゲームをプレイできます。
大量にブラウザを開く人や、複数のアプリを使って動画編集する人にとっても、メモリの容量は重要なので、購入前に必ず確認しておきましょう。
基本的に16GBあれば問題ないですが、より快適に作業をしたい・VRを楽しみたいという人は32GB以上のモデルを選ぶかカスタマイズで増やすのがおすすめです。
SSDやHDDは用途に合わせて
ゲームファイルや画像、動画ファイルなどの保存場所として使われるのがSSDやHDDといったストレージです。
一般的なゲーミングPCは500GBのみの構成が多いですが、高いモデルになると1TBだったり1~2TBのHDDが追加されていたりします。
CPU・グラボ・メモリと比べて重要度は下がりますが、容量不足になるといちいちゲームをアンインストールしなければならないので、それなりに必要ではあります。
人によって適切な容量が変わるのでコレといって断言はできませんが、
- ゲームを2~3個インストールする:500GB
- ゲームを5~8個インストールする:1TB
- ゲームを10個以上インストールする:2TB
を目安としましょう。
安さを取ってHDDをカスタマイズで追加するのもありですが、ゲームの起動やロード時間を少しでも速めたい場合はSSDの容量を増やすことをおすすめします。
初心者におすすめなゲーミングPCメーカー
初心者におすすめなゲーミングPCメーカーを紹介しています。
どこから買えばよいか分からない、より詳細な比較が知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。


ドスパラ(ガレリア)
業界最大手のBTOメーカー「ドスパラ」。ゲーミングPCブランド「ガレリア」が有名です。
格安の初心者モデルから上級者向けのハイスペックモデルまで、基本的な性能は全てカバーしている品揃えの良さがあります。
グラボの品薄状況が続いている昨今、BTOメーカーのなかには「グラボが入荷しないため上位モデルが組めない」といったことが起きているなか、ドスパラは安定してゲーミングPCを供給できています。
ドスパラでのお買い物に使える「ドスパラポイント」は、Steamウォレットに移すことができるので非常に便利。ゲーミングPCを購入して付与されたポイントをSteamへ移動させ、新しいゲームを買うのがお得な使い方です。


ストーム
個人的に一番おすすめなBTOメーカーである「ストーム」
規模感は大手であるドスパラに劣りますが、
- 市販のかっこいいPCケースを使っている(NZXTなど)
- どのメーカーのパーツが使われているかが分かる
- 実質4500円引き
- サイトが見やすい
など、引けを取らないメリットがあります。
実質4500円引きについては、ストームの製品ページの下(カスタマイズ画面)にいってもらえば分かります。
パソコン工房(レベルインフィニティ)
ゲーミングPCのラインナップが非常に豊富な「パソコン工房」。レベルインフィニティというブランドが有名です。
特にコラボモデルの数は業界トップクラスといえるほど。執筆時点で24種類以上のコラボ製品が販売されています。
プロゲーマー・ストリーマー・Vtuber・声優と幅広くカバーしているので、”推し”がいる人は一度トップページを見てみることをおすすめします。


マウスコンピューター(G-tune)
ドスパラに次ぐ大手BTOメーカーの「マウスコンピューター」。ゲーミングPCブランドであるG-tuneが有名です。
国内生産を主としており、サポートも原則72時間以内の修理完了を目指すという信頼性の高さが魅力です。
24時間・365日電話でのサポートを受け付けているので、故障してしまったかもしれないという不安をいつでも拭えるまさに初心者向けのゲーミングPCメーカーといえます。
フロンティア
格安セールを頻繁に開催していることで有名な「フロンティア」
ゲーミングPCは全てWeb限定価格で購入できるため、上位モデルであれば2万円ほど安くなっています。
最新パーツを搭載したモデルや、最新ゲームの推奨モデルを発表からすぐに販売しており、流行りに対しての動きが早いという魅力もあります。
PCケースは堅牢なデザインが多いですが、透明ガラスのサイドパネルを搭載したモデルも存在。安いゲーミングPCがほしい方におすすめのメーカーです。


DELL(ALIENWARE)
大手海外企業のDELL。宇宙人がトレードマークのブランド「ALIENWARE」が有名です。
奇抜なデザインが採用されたPCケースは、近未来感があり非常におしゃれ。性能も初心者向けのミドルスペックから上級者向けのハイスペックまで幅広く展開しており、自分に合ったゲーミングPCを選べます。
あくまでも目安の範囲になりますが、どれぐらいfpsが出せるか確認できるのもこのDELLの良さ。ゲーミングPCを選びやすいメーカーです。
【自作PC向け】初心者がゲーミングPCを組み立てるときに気をつけるべきこと
自作PCユーザ向けの話になりますが、初心者がゲーミングPCを組む際に気をつけるべきことは、
- パーツは慎重に扱う
- 説明書をちゃんと読む
です。これさえできれば誰でもPCは組めます。
逆にこれが出来なければ、落として壊したり間違ったところに無理やり挿して壊したりしてしまう恐れがあるため注意しましょう。
初心者におすすめなゲーミングPCのよくある質問
初期設定って何をすればいいの?
- Windowsの設定(流れにそってクリックするだけ)
- 各アプリのインストール(Steamなど)
実はおおまかな設定はこれぐらいしかありません。
届いたらやることで一番大変なのはPCをダンボールから出す作業。必ず慎重に行いましょう。不安なら2人で取り出すのもアリです。
デスクトップとノートどちらを選ぶべき?
持ち運びたいのであればゲーミングノートPC、それ以外はゲーミングデスクトップPCを選びましょう。
正直ゲーミングノートPCは持ち運べるぐらいしかメリットがないので、よっぽどの理由がない限りは(スペースを取られたくないなど)デスクトップ一択です。
安いゲーミングPCがほしいんだけど相場はいくらぐらい?
コスパ重視であれば10~15万円、性能重視であれば20万円~が相場です。


中古でゲーミングPCを買うのってだめなの?
こちらも個人的にはおすすめしません。保証期間が短いですし、故障するリスクも高いので。
掘り出しモノを見つけられる知識がある方以外は、新品のゲーミングPCを選びましょう。
初心者におすすめなゲーミングPC総評
初心者にもっともおすすめできるゲーミングPCは、ドスパラの「ガレリア XA7C-R37T」です。
Core i7-11700とRTX 3070 Tiを搭載したハイスペックモデルで、Apex LegendsやフォートナイトなどのFPSゲームを平均240fpsでプレイできます。高画質で144fps出すことも可能です。
4Kモニターで遊びたい人には向いていませんが、フルHDで遊ぶのであれば十分な性能を備えています。設定次第ですが、どんなゲームも快適に動かせるモデルを探している人は購入をおすすめします。
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