気軽に持ち運べるため、いつでもどこでもゲームがしたい人に人気があるゲーミングノートPC。
数年前とは違い、性能が良いモデルが増えてきたので、部屋にデスクトップPCを置くスペースが無い!といった人は特に気になっているのではないでしょうか。
ただ、ゲーミングノートPCはやめとけ、コスパが悪いなどの声があるのも事実。
本記事では、本当にあなたがゲーミングノートPCを買うべきなのか分かるよう、メリット・デメリットを解説してから、おすすめのモデルを紹介していきます。
デスクトップのゲーミングPCおすすめ記事が気になる場合は、リンクから飛べるのであわせて確認してみてください。
ゲーミングノートPCのメリット・デメリットを理解しよう
ゲーミングノートPCはデスクトップPCに無いメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。
本当にゲーミングノートPCが自分に合っているのか、製品を探す前にまず考えてみましょう。
メリット
- 大学・旅行先・出張先へ持ち運べる
- 省スペース
- 周辺機器がほぼ不要なのでケーブル周りがスッキリしている
- ビジネス用途や普段使いとしても便利
ゲーミングノートPC最大のメリットである携帯性の良さ。電車での移動中、ゲームで暇な時間をつぶせるのは魅力的です。
帰省する際も、高性能なゲーミングノートPCを買っておけば「実家にPCがないからゲームができない!」なんてことにならないので便利。
また、部屋にデスクトップPCを置ける場所がない人にも向いています。ゲーミングモニターやゲーミングキーボードを買う必要がないため、ケーブル周りもスッキリ。
携帯性とコンパクトさに惹かれるのであれば、ゲーミングノートPCは買いです。
デメリット
- コスパが悪い
- 壊れやすい
- 拡張性が悪い
- ファンがうるさい
🖥ゲーミングPCはデスク派?ノート派?💻
— G-Tune【公式】 (@GTune_chan) January 27, 2022
ゲーミングPC、同じ予算だとして皆さんはどちらを選びますか?
あ、買った後の持ち帰り方などは考えずに直感で!💡⚡️#ゲーミングPC #GTune#GTuneで考え中🤔
上記のアンケート結果が全てを物語っていますが、基本的にゲーミングノートPCは
- 持ち運びたい
- デスクトップPCの置き場所がない
という人以外は買わないものです。
いろいろ理由はありますが、一番はコスパが悪い点。
以下の2台を例に挙げます。ほぼ同じ構成のデスクトップPCとノートPCですが、比べると約18万円価格差があります。
メモリやストレージを同じ容量にカスタマイズし、360HzのゲーミングモニターとLogicool Gのワイヤレスゲーミングキーボードを買ってもなお4万円以上の差。
しかも、ゲーミングノートPCに搭載されているGPUは同じ型番のデスクトップ用GPUと比べて性能が低いということも念頭に置いておく必要があります。
GPU | スコア |
---|---|
RTX 3080 | 17676 |
RTX 3080 Laptop | 11965 |
その他、パーツを密集させている影響で排熱効率がデスクトップPCと比べて悪かったり、メモリやストレージなどの拡張性が悪かったりといったデメリットも。
また、排熱効率が悪いため場合によってはファンをフル稼働させなければならず、結果うるさくなることもあります。
ゲーミングノートPCがやめとけと言われる理由は、上記のようなデメリットがあるからです。とはいえ、持ち運べるという唯一無二のメリットがあるので、そこを重視するのであれば”買い”です。
ゲーミングノートPCの選び方
144fps・240fps出せるスペックを把握しよう
Apex Legends

144fps張り付き
CPU | Core i7-11800H |
GPU | RTX 3060 |
メモリ | 16GB |
軽めなゲームではあるものの、平均ではなく張り付きを目指すのであればそこそこ性能が必要なApex。低画質の場合に限りますが、144fpsを安定して出せる構成は「Core i7-11800H」と「RTX 3060」です。
結構ギリギリの構成なので、マップの場所やウルト・テルミットを投げられた際、稀に下回る可能性があります。
が、ほとんどのシーンで維持できるため一瞬でも落ちるのはイヤだ、という人でない限りはおすすめできます。
240fpsほぼ張り付き
CPU | Core i7-11800H |
GPU | RTX 3080 |
メモリ | 16GB |
240fps張り付きでプレイしたい場合は、ゲーミングノートPC用のGPUとしては最上位モデルに位置する「RTX 3080」が必要になってきます。
基本的に260~280fpsをキープできる性能がありますが、場合によっては240fpsを下回ることもあります。
なので、240fps張り付きにこだわりたい場合は素直にデスクトップタイプのゲーミングPCを買った方がいいです。

フォートナイト

144fps張り付き
CPU | Core i5-11400H |
GPU | GTX 1650 |
メモリ | 16GB |
フォートナイトは10万円で購入できるゲーミングノートPCでも144fps張り付きでプレイできるぐらい軽いゲームです。
もちろん画質設定を上げれば144fps切りますが、パフォーマンスモードであれば安定してキープ可能。
予算をできる限り抑えたい場合は、上記の「Core i5-11400H」と「GTX 1650」の構成で組まれた格安モデルがおすすめです。
240fps張り付き
CPU | Core i7-11800H |
GPU | RTX 3080 |
メモリ | 16GB |
フォートナイトを240fps張り付きでプレイしたい場合は、「RTX 3080」を搭載したモデルがおすすめ。
正直より安い「RTX 3060」搭載のゲーミングノートPCを選んでも大丈夫なのですが、常時240fpsを目指したいのであれば上の構成を選びましょう。
逆によほど強いこだわりがないのであれば、むしろRTX 3060搭載モデルの方をおすすめします。体感そんなに変わらないので、安い方を買った方がいいと個人的に思っています。ほかのゲームも快適にできるぐらいのスペックはあるので。

マインクラフト

低画質でプレイするなら
CPU | Core i5-11400H |
GPU | RTX 3050 Ti |
メモリ | 16GB |
PvPなどをしないのであれば、FPSゲームよりもフレームレートの重要性が下がるマインクラフト。低画質設定かつバニラ(MODなし)であれば、「Core i5-11400H」と「GTX 1650」の格安構成でも200fps張り付きでプレイできます。
描画するチャンク数にもよりますが、高画質では60fps程度出すことが可能。マイクラであればそこまでカクつきを感じることもないので、人によってはこの構成が最適解です。
ただし、影MODなどを入れたいのであれば、かなりのスペックを要するため下の構成で組まれたゲーミングノートPCを選びましょう。
影MODでプレイするなら
CPU | Core i7-11800H |
GPU | RTX 3070 |
メモリ | 16GB |
影MODは、水の表現などグラフィックを劇的に向上させる代わりに相当なスペックが要求されます。
ゲーミングノートPCのなかではハイスペックモデルに該当する「Core i7-11800H」と「RTX 3070」の構成でも、40~50fpsをいったりきたりする程度。
とはいえ、マイクラはApexのような競技性のあるゲームではないので、快適に楽しみたいのであればこのフレームレートで十分です。
FF14

標準品質でプレイするなら
CPU | Core i5-11400H |
GPU | RTX 3050 Ti |
メモリ | 16GB |
プレイヤーの急増加により、新規受付を中止していたFF14。1月25日より受付が再開されています。
標準品質でプレイするのであれば、RTX 3050 Ti搭載モデルがおすすめ。平均130fpsと144fpsには届きませんが、その差に体感できるほどの違いはありません。
Apexやフォートナイトなどのゲームも低画質でプレイするなら十分すぎる性能があるため、安くても高性能なゲーミングPCがほしい人に向いています。
最高品質でプレイするなら
CPU | Core i9-12900HK |
GPU | RTX 3080 |
メモリ | 16GB |
一方最高品質でプレイする場合は、それ相応のGPUが必要。「Core i9-12900HK」と「RTX 3080」というハイスペックな構成でも、平均フレームレートは150fps程度に留まります。
正直FFシリーズのような重たいゲームをプレイするのであれば、デスクトップPCの方が4Kでも快適に楽しめるのでそちらを選ぶことをおすすめします。
原神

高画質で60fpsほぼ張り付き
CPU | Core i5-11400H |
GPU | RTX 3050 Ti |
メモリ | 16GB |
PC版の原神は対応フレームレートが最大60fpsなので、高画質設定で60fps以上出せるゲーミングノートPCを買うとオーバースペックになります。
予算を抑えたければ、ちょうどいい性能のモデルを選びましょう。
「Core i5-11400H」と「RTX 3050 Ti」の構成であれば、60fpsほぼ張り付きでプレイ可能です。稀に55~59fpsに下がることもありますが、映像がカクつくといったことはないので問題なし。快適に遊べます。
BTOメーカーのセールをチェックしよう
各BTOメーカーは、季節需要やイベントに合わせてセールを開催します。
例えば、今だと新春セールや新生活応援キャンペーンが開催されています。
時期が決められているので、ある程度は予測が可能。公式ページのトップで確認できるので、少しでも安く買いたい場合はチェックしましょう。
【10万円台】安いゲーミングノートPCのおすすめ
外でも快適に遊べる!コスパのいいゲーミングノートPC
3.5
CPU | Core i5-11400H |
---|---|
GPU | RTX 3050 Ti |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
画面サイズと対応Hz | 15.6インチ/144Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約2kg |
- 平均144fpsを狙える
- 十分なスペックながら安い
- 普段使いしやすいデザイン
- 高画質設定でゲームをプレイしたい人
格安モデルのなかでも比較的スペックが高い「RL5C-R35T」
Apexであれば低画質設定で安定して120fps以上をキープできる性能があります。フォートナイトはパフォーマンスモードで200fps以上を維持可能。競技設定で快適に遊びたい人に向いているゲーミングノートPCです。
ただし、ディスプレイの対応リフレッシュレートが144Hzなので、144fps以上出せる軽めのゲームをプレイする場合は165Hzや240Hz対応のゲーミングモニターを用意しておきましょう。
本記事最安!10万円で買える激安ゲーミングノートPC
2.5
CPU | Core i5-11400H |
---|---|
GPU | GTX 1650 |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
画面サイズと対応Hz | 15.6インチ/120Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約2kg |
- 非常に安い
- 軽いゲームであれば十分快適にプレイ可能
- 144fps張り付きで出せるモデルがほしい人
本記事中もっとも安いゲーミングノートPC「RL5C-G50」
スペックはやや低いですが、フォートナイトを競技設定にすれば144fpsをほぼ張り付きでプレイできる性能はあります。
マインクラフトも低~中画質、影MOD非導入であればヌルヌル動かせるので、画質にこだわりがなく、とにかく安いモデルを探している人におすすめ。
ディスプレイの対応リフレッシュレートは最大120Hzなので、120fpsを超えるような場合は少しだけ画質を高めに設定して調節しましょう。
安定志向ならこれ!Intel第11世代CPU搭載モデル
3.5
CPU | Core i7-11800H |
---|---|
GPU | RTX 3060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
画面サイズと対応Hz | 17.3インチ/144Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約2.6kg |
- シンプルでスタイリッシュなデザイン
- 安定して144fpsを狙える
- 240fpsを狙いたい人
17.3インチと大画面のディスプレイを搭載したゲーミングノートPC「Pulse-GL76-11UEK-293JP」
ボディカラーはブラック、キーのLEDは赤とゲーミングモデルらしい配色です。
CPUは「Core i7-11800H」、GPUは「RTX 3060」と定番の構成を採用。フォートナイトやApexで安定してfpsを稼げます。
GPUのスペックが高いため、価格もほかのゲーミングノートPCと比べるとやや高めになりますが、予算に余裕があって快適さを求めるのであれば非常におすすめできるモデルです。
240fpsも狙える!ハイスペックゲーミングノートPC
4
CPU | Core i7-11800H |
---|---|
GPU | RTX 3060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
画面サイズと対応Hz | 15.6インチ/240Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約2.1kg |
- 240fpsも狙える高性能さ
- 配信・動画編集も可能
- 予算が15万円以下の人
Apexなら144fps以上、フォートナイトなら240fpsほぼ張り付きでプレイできる高性能ゲーミングノートPC「UL7C-R36」
8コア16スレッドのIntelCPU「Core i7-11800H」と、RTX 3050 Tiよりもワンランク上の性能を持つ「RTX 3060」を搭載ゲームだけでなく配信も快適に行えます。
このレベルになると、最大限性能を引き出すには別途ゲーミングモニターが必要になりますが、本モデルのディスプレイは最大240Hzに対応しているため購入しなくても大丈夫。
ハイスペックモデルがほしい人、省スペースで快適にゲームをプレイしたい人におすすめです。
【144Hz/240Hz】最強スペックの高性能ゲーミングノートPCのおすすめ
ハイスペでも超軽量!携帯性抜群のゲーミングノートPC
4
CPU | Core i7-11800H |
---|---|
GPU | RTX 3070 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 15.6インチ/240Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約1.96kg |
- 軽量で持ち運びやすい
- 高画質設定にも耐えられるスペック
- 大容量のSSDを搭載
- 高リフレッシュレートに対応
- 家でしかゲームをしない人
「Core i7-11800H」と「RTX 3070」のハイスペック構成ながら、重量2kgを切るという軽さが魅力のゲーミングノートPC。帰省した際や出張時などでも快適にゲームを遊びたい人におすすめです。
低画質でfpsを稼ぐのもありですが、高画質設定で純粋にきれいな映像を楽しむといった用途にも向いています。
1TBのSSDを標準搭載しているので、shadowpalyで録画した1マッチ分の動画を多数保存できます。キルシーンを残しておきたい人にもおすすめ。
動画編集もVRも快適!大容量メモリを標準搭載したモデル
4
CPU | Core i7-11800H |
---|---|
GPU | RTX 3070 |
メモリ | 32GB |
SSD | 512GB |
画面サイズと対応Hz | 17.3インチ/※360Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約3.02kg |
- 300fps以上の映像も表示できるディスプレイ
- 大画面で迫力のある映像を楽しめる
- 大容量のメモリを搭載
- 軽いゲーミングノートPCがほしい人
近未来的なデザインで人気なALIENWAREのゲーミングノートPC「ALIENWARE X17 プレミアムモデル」
フォートナイトであれば240fps張り付きでプレイできる性能があります。メモリは32GBあるので、複数のアプリを起動させながら動画編集したりVRを快適に楽しんだりできます。
徐々に浸透しつつある360Hzに対応したディスプレイを搭載。ゲーミングモニター単体で7万円以上するので、別途購入するよりコスパがいいです。
フルHDよりも高精細!動画編集も配信もサクサクできるハイスペモデル
4.5
CPU | Ryzen 9 5900HS |
---|---|
GPU | RTX 3080 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 15.6インチ/165Hz(WQHD) |
本体サイズ |
|
重量 | 約1.99kg |
- 軽量・コンパクトで持ち運べる
- 平均180fps~を狙える
- メモリ・ストレージが大容量
- 20万円以下のゲーミングノートPCがほしい人
Ryzen 9 5900HS×RTX 3080とハイスペックな構成ながら、重量2kgを切る軽いゲーミングノートPC。
サイズもコンパクトに抑えられており、出張時や帰省時でも簡単に持ち運べます。
ディスプレイが最大165Hzまで対応なので、240fps以上の映像で楽しみたい場合は別途ゲーミングモニターを用意しましょう。フォートナイトなどの軽めのゲームであればこれぐらいのフレームレートは出せる性能です。
ゲーム配信はもちろん、動画編集などのクリエイティブな作業もスムーズにこなせる性能があるので、仕事用として使えるゲーミングノートPCがほしい人にも向いています。
お馴染みのおしゃれなデザイン!Razerの高スペモデル
4.5
CPU | Core i7-11800H |
---|---|
GPU | RTX 3080 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 15.6インチ/360Hz |
本体サイズ |
|
重量 | 約3.02kg |
- コンパクトサイズ
- 360Hzに対応したディスプレイ
- 240fps張り付きで出せる性能
- ゲームによっては300fps以上も可能
- 予算が30万円以下の人
ゲーミングデバイスで有名なRazerのゲーミングノートPC「Razer Blade 15」
構成はCPUが「Core i7-11800H」、GPUが「RTX 3080」。Apexを平均240fps以上でプレイできる性能があります。パフォーマンスモードのフォートナイトであれば300fps以上も狙うことが可能です。
リフレッシュレートは驚異の360Hzに対応。非常に滑らかな映像を表示できるほか、描画更新速度も高速でより有利にゲームを進められます。
キー単位でRGB ライティングを設定できるので、WASDキーだけ別の色に変えることもできます。
画面サイズは15.6インチとコンパクトなので、持ち運びも問題なく可能。性能と携帯性どちらも抜群にいいモデルです。
ノートでガチるならこれ!最強スペックのゲーミングノートPC
5
CPU | Core i9-12900HK |
---|---|
GPU | RTX 3080 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
画面サイズと対応Hz | 17.3インチ/240Hz(WQHD) |
本体サイズ |
|
重量 | 約2.9kg |
- レイトレONでも快適にプレイ可能
- ストレージ・メモリともに容量十分
- 高解像度ながら高リフレッシュレートに対応
- 予算が40万円以下の人
Intel最新世代のCPU「Core i9-12900HK」とRTX 3000シリーズ上位モデルのGPU「RTX 3080」を搭載した高スペックゲーミングノートPC。
ディスプレイはフルHDよりも精細なWQHDに対応しています。しかも240Hzと高リフレッシュレートなので、高fpsでプレイしたい人にもおすすめ。
強力な冷却システムを搭載しており、負荷がかかるシーンでも動作熱を抑えることが可能。高価ではありますが、トップレベルの性能で遊びたいなら本モデルがもっともおすすめです。
ゲーミングノートPCのパーツについて詳しく知ろう
CPUはCore i5以上
CPUはゲーミングノートPCの性能に大きく関わるパーツです。
10万円以下の安いゲーミングノートPCや、富士通の普通のノートPCなどはCore i3が搭載されていることがあります。
ネットサーフィンなどをするには問題ない性能ですが、ゲームをするのであればCore i5以上の性能が必要。
詳しい構成は「144fps・240fps出せるスペックを把握しよう」で確認してみてください。
GPUはRTX3000シリーズ
映像関連の処理を担当するGPU。さまざまな種類がありますが、性能を重視するのであればRTX 3000シリーズを搭載したゲーミングノートPCを選ぶのがおすすめです。
特にRTX 3060以降のGPUを搭載したモデルは非常にスペックが高いのが特徴。144fpsや240fps張り付きでプレイしたい人向けです。
一方で安さを重視するのであれば、「RTX 3050 Ti」やGTXシリーズにはなりますが「GTX 1650」がおすすめ。上記のGPUよりかは性能が劣りますが、それでも低画質設定であれば快適に遊べます。
SSD・HDDは用途に合わせて
SSDやHDDは、必要な容量が用途によって大きく変わります。
ゲームをたくさんインストールしたい、高画質な動画を大量に保存したい、といった用途であれば、1TB以上を搭載したモデルがおすすめ。カスタマイズで増やすのもアリです。
一方2~3個しかゲームをインストールしないのであれば、500GBでも十分足ります。
ゲーミングノートPCは、デスクトップタイプと比べてストレージを拡張するのに手間がかかるので、必ず自分に合った容量を事前に把握しておきましょう。
モニター(ディスプレイ)のリフレッシュレートは144Hz以上
リフレッシュレートとは、ディスプレイの画面が1秒間にどれだけ更新されるかを表す数値。単位はHz(ヘルツ)で表されます。
数値が高ければ高いほど、滑らかな映像を表示させることが可能なので、AIMのしやすさなどが勝敗に関わるFPSゲームなどでは特に重要です。
チェックしておくべきは、自分が出したいフレームレート(fps)と同等以上のリフレッシュレートに対応しているかという点。
例えば
240fps出したい → GPUが高性能で240fps出せる性能がある → ディスプレイは最大144Hzまで対応
だと、実際に表示される映像は144fpsにまで抑えられるため注意が必要です。
基本的に144Hzあれば十分ですが、ハイスペックモデルを買う場合は240Hz以上に対応しているか確認しましょう。
持ち運ぶなら画面サイズや重さも重要
ゲーミングノートPCを持ち運びたいなら、本体サイズに大きく影響する「画面サイズ」に注目しておきましょう。
一般的なサイズは15.6インチで、これぐらいであればリュックに入れやすく気軽に持ち運べます。もっと小さい14インチのモデルもあります。持ち運びやすさは向上しますが、没入感や迫力が少々犠牲になるのでお好みで選びましょう。
また、軽量なモデルがほしい人は2kg以下を目安にするのがおすすめ。基本的に、スペックに比例して重くなる傾向があります。
ゲーミングノートPCのよくある質問
ゲーミングノートPCはやめとけって言われる理由って何?
コスパが悪かったりファンがうるさかったりするためです。
より詳しい説明はゲーミングノートPCのデメリットを確認してみてください。
メルカリで買うのはおすすめしないってほんと?
- 保証の対象外になる
- 使用期間が不明
- 不良品の可能性がある
といった不安要素があるので、メルカリで買うのはやめましょう。
中古で買うのってだめなの?
安さを求めるあまり、5万円以下で購入できる中古のゲーミングノートPCを探す方がいますが、これもやめておきましょう。
メルカリで買ってはいけない理由と被りますが、保証の対象外になりますし、壊れやすいです。
ドスパラなどの正規のルートで購入しても保証期間が数ヶ月程度しかないので、最低でも10万円は用意する。できなければPS4を買う、という認識でいた方が長く遊べます。
レンタルやサブスクってどうなの?
PCを修理している間にどうしてもゲームがやりたいといった理由で1~2週間レンタルするのであれば全然アリだと思います。
が、逆に長期間借りるのはコスパが悪いのでおすすめしません。新品を買った方が遥かにいいです。
レンタル屋にもよりますが、途中で解約できなかったり、自分でカスタマイズしたら買い取りになったりするので、自由度を求めるなら買い切りをおすすめします。
ゲーミングノートPCの寿命ってどれぐらい?
およそ3~5年程度といわれています。
使用状況にもよるのであくまでも例であることを念頭に入れておいてください。10年使っている人もいれば、1年で壊してしまう人もいます。
グラボなしのゲーミングノートPCでも遊べる?
GPU非搭載のゲーミングPCでは、ゲームを快適に遊ぶことはできません。
10万円以下で販売されているため気になる方も多いと思いますが、あまりにも性能が低いため映像がカクついたりまともにプレイできなかったりするので、必ずGPU搭載モデルを買いましょう。
ゲーミングノートPCのおすすめ総評
2022年2月、もっともおすすめできるゲーミングノートPCはガレリアの「UL7C-R37」です。Apexは144fps、フォートナイトは240fps張り付きで遊べるスペックがあります。
重量は約1.96kgと非常に軽く、携帯性に優れているため帰省時・出張時でも快適にゲームをしたい人に向いています。
リフレッシュレートは最大240Hzまで対応。滑らかな映像を出力可能。ストレージも1TBのSSDを搭載しており、ゲームを多数インストールできます。
いつでもどこでもゲームを遊びたい人におすすめです。
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