2024年4月のゲーミングPCおすすめモデルをチェック

【シリーズ最速】爆速から更に進化したFireCuda 530レビュー|Gen4.0対応のSeagate製M.2 SSD

当ページには広告が含まれています。
評価:4

『FireCuda 530』は、シーケンシャル読み込み最高7300MB/秒、シーケンシャル書き込み最高6900MB/秒と高速なのがメリットです。耐久性も頭一つ抜けて優れており、長期間の使用が期待できます。パーツの買い替えが手間だと感じる自作erの方におすすめです。ただし、性能をフルに発揮させるためにはGen4.0環境を揃える必要があるため注意しましょう(※FireCuda特有ではなく、全てのGen4対応SSDにいえることです)。

メリット
  • 読み込み最高7300MB/秒と非常に高速
  • 最大5100TBWと耐久性に優れている
  • 最大4TBと大容量
  • 購入から3年間、1度だけ無料でデータ復旧サービスが使える
デメリット
  • Gen3環境で使い続けるには向かない(※FireCudaに限らず、全てのGen4対応M.2SSDに言えること)

今回レビューするのは、Seagateより発売の『FireCuda 530

ゲーマー・クリエイター向けに作られた高性能M.2 SSDです。シリーズのなかでも最高速度を誇る転送速度と、お馴染みの優れた耐久性が魅力。

本記事では、PCIe3.0環境ではどれぐらいの速度が出るのか実際に検証しているほか、自作初心者に嬉しいお得なサービスなどをご紹介します。

Seagate様より製品をご提供いただいております

【提供:株式会社日本HP】当メディア限定クーポンが使える!
こちらから公式ページへ飛び132,000円(税込)以上のゲーミングPCを購入すると、7%安く買うことができます。期間は2024/4/30(火) 23:59までなので、お早めに!

2024年4月最新のゲーミングPCおすすめランキング
順位 1位 2位 3位
モデル XL7C-R45XL7C-R45-5 RM5C-R46TRM5C-R46T ILeDEs-R779-L137C-UL2XBILeDEi-M77M-A147F-UL1XB
価格 194,980円(税込) 170,980円(税込) 296,700円(税込)
CPU Core i7-13700H Core i5-14400F Core i7-14700F
GPU RTX 4050 RTX 4060 Ti RTX 4070 Ti
目安fps/画質 ~120fps/フルHD ~180fps/フルHD ~240fps/フルHD~4K
公式ページ 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る
目次

FireCuda 530のスペック・特徴

FireCuda 530のスペック詳細
容量500GB/1TB/2TB/4TB
フォームファクタM.2 2280
インターフェースPCIe Gen4 ×4
最高シーケンシャル読み込み速度7300MB/秒
最高シーケンシャル書き込み速度6900MB/秒
最大TBW5100TBW
最大MTBF180万時間
保証期間5年
FireCuda 530のスペック(PCIe4.0環境下)

FireCuda 530』の特徴をまとめました。

下記リストから、気になるポイントまで読み飛ばせます。

他社製品や従来の製品と比べてどれぐらい速いの?性能をわかりやすく比較

FireCuda 530』の性能を分かりやすく把握するために、比較表を作ってみました。

まずは従来製品との比較。FireCuda 520もGen4対応の製品ですが、大差をつけて性能がアップしていることが分かります。

FireCudaシリーズの性能比較表

最高シーケンシャル読み込み速度
FireCuda 510
  • 3450MB/s

FireCuda 520
  • 5000MB/s

FireCuda 530
  • 7300MB/s

価格は執筆時点で3000円程度しか変わらず手に取りやすいですが、在庫は残りわずかなので入荷待ちになる可能性があります。気になる場合は早めにチェックしておきましょう。

たぶーら

高速なM.2 SSDはゲームやアプリのロード時間短縮に繋がるため、ゲーマー・クリエイターにとって重要なPCパーツなんです!

続いて他社製品との比較。速度は『PNY XLR8 CS3140』が一番速いものの、3万円以上とお高めです。一方『FireCuda 530』は、高性能なのにも関わらず1万円も価格を抑えることに成功。自作PCの予算をできる限り控えつつ、性能も十分にある製品がほしいというワガママな方にぴったりです。

FireCuda530と他社製品の性能比較表

最高シーケンシャル読み込み速度
crucial P5 Plus
  • 6600MB/s

Samsung 980 PRO
  • 7000MB/s

FireCuda 530
  • 7300MB/s

PNY XLR8 CS3140
  • 7500MB/s

なお、耐久性に関してはFireCuda 530が圧倒的に優秀です。

FireCuda530と他社製品の性能比較表

TBW
Corsair MP600 CORE
  • 900TBW

PNY XLR8 CS3040
  • 900TBW

FireCuda 530
  • 5100TBW

有名メーカーの製品は軒並み600TBWですが、『FireCuda 530』は5100TBWと非常に高い数値を誇ります。

MTBFも180万時間、年換算で205年というとてつもない数値。

たぶーら

もはや生きているうちに使い倒せないレベル!

TBWとは?

TBWとは、SSDに書き込めるデータの総量のこと。5100TBWの場合、5100TB分の書き込みを行うことが可能です。なお、TBWを超える書き込みを行った場合、故障や速度の低下などに繋がる恐れがあります。

MTBFとは?

MTBFとは、故障して修理を行った時点から、次に故障するまでの平均時間のこと。この数値が大きければ大きいほど、故障しにくい製品といえます。

PCIe3.0でもちゃんと動く?実際に検証してみた

PCIe4.0環境が最適ではあるものの、『FireCuda 530』はPCIe3.0でも使用できます。

新しいPCを組むまでの繋ぎとして、「とりあえず先にM.2 SSDだけでも買うか…….」と思っている方向けに、PCIe3.0環境でどれだけの速度を出せるのか検証してみました。

僕のPCの構成は下記に記載しているので、気になる方はチェックしてみてください。

結果は下記画像のとおり。Gen4環境での数値を見ると遅いと感じてしまいますが、実際に使ってみると特に不満を覚えることもありません。

FireCuda 520をCrystal Disk Mark7.0でテスト
FireCuda 520
FireCuda 530をCrystal Disk Mark7.0でテスト
FireCuda 530の結果

新しくPCを組むまでの繋ぎとして非常に優秀なので、計画を立てている方は在庫切れ前に購入することをおすすめします。

ちなみに、新しい『Crystal Disk Mark8』でも計測してみたので、気になる方はクリックして開いてみてください。

無料で受けられるサービス『Rescue』とは?

FireCuda 530はSeagateのデータ復旧サービスRescueの対象商品

大事なデータを上書き・削除したり、データが停電で壊れてしまったりした際に、自分の手で復旧させるのは非常に困難です。

下手をすればデータどころか、M.2 SSD自体をダメにしてしまうこともあります。

たぶーら

そこで便利なのが、Seagateの『Rescue』というサービス!

購入から3年間、1度だけ無償でプロによるデータ復旧サービスを受けられるというモノ。

もちろん、『FireCuda 530』もRescue対象商品です。

  • 95%の復旧成功率
  • 送料無料
  • 復旧期間中に使用できる代替機の送付

という信頼のある実績と至れり尽くせりな内容。これだけ手厚いサポートを無償で受けられるのはSeagateだけなので、故障などが怖い方はRescue対象商品である『FireCuda 530』がぴったりです。

便利なツール『Seatools』の機能と使い方を解説

公式サイトでインストールが可能な『Seatools』は、SSDのステータスをひと目で把握できる便利なアプリです。

SeatoolsはSSDの状態を把握できる便利なツール
  • どれだけ容量を使っているか
  • 温度はいくつか
  • 総書き込み容量はいくつか
  • 残り寿命はいくつか

これだけの情報を、他社製品のSSDを含めまとめて閲覧することができます。

また、動作テストも行えるので、突然動かなくなった際などにチェックすることが可能。『初めて自作PCを組んで動作が不安』という方には特におすすめです。

Seatoolsは動作テストを実施することが可能
たぶーら

テーマは2種類から選択できます!この記事で載せている黒とオレンジのテーマが見やすくていい感じです!

FireCuda 530のデザイン

FireCuda 530』の同梱物です。PCケースなどに貼り付けるシールと説明書が付属しています。

FireCuda 530には、ケースを装飾するためのシールと取り扱い説明書が付属している

表面のシールを剥がすと、複数のチップが搭載されていることが分かります。500GB・1TBは片面実装で、2TB・4TBは両面実装です。

FireCuda 530の表面にはチップが搭載されている

今回ご提供いただいた製品は1TB(片面実装)なので、裏面にはチップがありません。

FireCuda530は、500GB、1TBは片面実装、2TB、4TBは両面実装

FireCuda 530を買うべきか悩んでいる人へ

こんな人におすすめ

  • 既にPCIe4.0環境でPCを組んでおり、ストレージを増設したい
  • 性能重視なPCを組みたい
  • 長く使える製品がほしい
  • ゲーマー・クリエイターに適したM.2 SSDがほしい

こんな人には向いていないかも

  • まだ使っているPCがPCIe3.0で、しばらく組み直すつもりはない(繋ぎとして購入するならむしろアリ)

FireCuda 530のよくある質問

2TBと4TBが無いんだけど?

2TBは8/27、4TBは9/10から順次発売となります。

PS5に正式対応しているってほんと?

現時点で言えることは、FireCuda 530ヒートシンクバージョンはPS5に使うSSDの要件を満たしています。

FireCuda 530の総合評価

今回は、Seagateの『FireCuda 530』をレビューしました。

FireCudaシリーズはもちろん、Gen4.0対応M.2 SSDのなかでもトップクラスの転送速度を誇る本製品。性能を重視する方にぴったりです。

RTX30シリーズの発表から時間が経ち、そろそろ新しいPCを組みたいという方も増えてきたのではないでしょうか。

在庫も少しずつではありますが落ち着きを見せ始めてきてはいるので、この機会にぜひ手にとってみてください。

たぶーら

爆速なM.2 SSDでゲームやクリエイティブな作業を快適に!

以上、たぶーら( @daramemolog1202)でした。

類似製品もレビューしています

Amazonギフト券 1000円貰えるキャンペーン
  • チャージは5,000円ちょうどでもOK
  • おトクにポイントゲット!
  • クレカを使わずに買い物できます
よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次